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Feb. 16 (Fri), 2007 今日は金曜日で、大学生たちが3人とも全員が集まる日! そして、Dr. Willenbringが応募してたグラントが当たって研究費がもらえることになったらしく、そのお祝いと思うけど、夕方近くになって突然 「みんなでドイツ料理の店に行こう。」 と言い出した。 いつもながら、ほんとに突然過ぎる。 「何時くらいですか?」 と聞くと、 「知らないけど、6時くらいかな。」 と言ってたので、6時出発のつもりで実験を進めてたら、5時半頃になって 「もう行くけど準備はいい? 6時までに行かないといけない。」 と言い出して、結局やってた実験は途中までで一旦止めて、帰ってきてから続きをすることに。 でも、Krisとモ"ロバート"は終わらず、どうせ車には一度に全員は乗れないので、その2人は後からバスで来るということになって、とりあえずおれとDr. Willenbring、インドさん、そしてJennyの4人で先に行くことになった。 Dr. Willenbringの車(1970年くらいのポルシェ。しかもオレンジ)は本当に狭くて、ほぼ2人乗り。 前の座席は比較的広いけど、後ろなんて一人でも狭いくらい。 でも、このメンバーだったら当然唯一の女性のJennyが前だろうから、 「あー、インドさんと2人で後部座席かぁ。。。」 と思ってたら、なんとインドさん、この状況に置いても自分が前に座ろうとし出した! インドさんが前に座りたがるのは前からだったけど、ここまで来るとさすがだなって思った! 結局、Dr. Willenbringが 「え? 女性を狭い後ろに乗せるの? 君はいったいどんなジェントルマンなんだ?」 と言うと、インドさんもようやく後ろに乗った。 そしてドイツレストランに着いて、シートベルトがなかなかはずれずなくて(古い型の車だけあって、ものすごく分かりにくい)Jennyが車から下りるのが遅かったけどそこへすかさずインドさんが 「どうぞ。」 と言わんばかりに外からドアを開けた! インドさん、さっきのことをよほど気にしてたんやろうな。。。 そしてレストランに入る時も、ドアを開けて 「先にどうぞ。」 とばかりに待ってるし。 こういうのが普段から自然にできるようになったらかっこいいんやろうけどな。 それにしても、インドさん、おもしろしぎ! "ロバート"とKrisも思ったより早く来て、さっそく食べることに。 ドイツ料理と言うとソーセージとビールくらいしか思い浮かばないけど、『今日のおすすめ』みたいな欄に、「野生のイノシシのローストと〜」というのがあったので、迷わずそれにすることに! 気になる味の方は、少し固めの豚肉というところで普通においしくて、イノシシとは分からない。 ただ、後で聞いてみると、ドイツで一番メジャーな肉はやっぱり豚で、イノシシはほとんど食べないらしい。 ほとんど食べ終わったところでウェイターさんがお皿を下げにきたけど、大方のイメージ通りこっちのウェイターは気軽に話に入ってくる。 その人がドイツ出身なのかドイツに旅行でよく行くのかは分からなかったけど、なんかドイツの話でDr. Willenbringと盛り上がってた。 そして日本にも何回か来たことがあるらしく、おれが日本から来たと分かると、色々と話しかけてきて、 「日本のどこから来た?」 と聞かれたので 「福岡。」 と言うと、なんと福岡を知ってた! こっちの人からよく同じ質問をされて福岡とか九州とか言っても、誰も知らない。 福岡で通じる人に初めて会った! その人はよく「オンゼン」に行くと言ってて、最初どこのことかと思ったら、どうやら「温泉」のことだった。 その後もしばらくして 「もう一つ質問があるんだけど。」 とやって来て、どうやら数の数え方を忘れてしまったらしく 「いち、に、さん・・・じゅう、その次は?」 と聞かれた。 あと、「12」と「20」がよく分からなくなるらしく、それも聞かれた。 よほど日本に興味があるんやろうな。 そんなこんなの夕食でした。 やっぱりこれまでの3人だけの食事とは大違いだった!(もちろんいい意味で) "ロバート"とKrisとJennyは、逆方向なんでそこからバスで帰って、おれとDr. Willenbringとインドさんは研究室に戻ることに。 : : もちろん当たり前のようにおれがいつもの後部座席。 インドさん、さっきのジェントルマン精神はいったいどこへ??
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研究室
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Feb. 12 (Mon), 2007 今日はいよいよ研究報告会。 昨日苦労の末完成させたログハウスの出番! 朝、研究室についてすぐに無事なことを確認。 研究発表をするわけでもないのに、なんだか緊張してきた! ここまで来て、途中で落として壊れたなんてことがないように、慎重に運んで少し早めにミーティングルームにセッティング。 アルミホイルをかぶせてたけど、だんだん人が集まってきて、 「これな何?」 と聞くんで、「ジャーン」とばかりに登場させると、 メSo good!!モ って言ってくれたり、携帯で写真を撮ったりしてくれた! こう見ると、そんなに存在感があるわけでもなく、意外に目立たない。 一番よく聞かれたのが 「どうやってくっつけてるの?」 という質問。 チョコレートでくっつけてると言うと、 「ああ、糊じゃないのね。」 と数人に言われた。 さすがに文房具の糊じゃなく、きっと食用の糊だろうとは思うけど(あるかどうか知らんけど)。 そして、当然ながらその輝きは一瞬で、期待してたほどは盛り上がらず(まあ、パーティーじゃないからそんなもんやろうけど)、ミーティングが始まると誰も手をつけてくれないという状況に・・・。 余ったアスパラガスを紙コップに入れて置いてたら、そっちは食べてたけど、主役の家には手を触れようとしない。 たしかにおれでも、他の人がせっかく作ったあの家を食べようとは思わないし、そう思って自ら屋根を壊したりして、(気持ち的に)食べやすくしたつもりやったけど、それでも。。。 ミーティング中は動きにくかったのか、ミーティングが終わった後にけっこう食べてくれたけど、それでも半分以上は残ってしまった。 しょうがなく、研究室の休憩室に置いて誰でも食べれるようにしてたけど、なかなか減る気配もなく、結局おれが通る度に少しずつ食べ、多分一人で半分くらい食べた気が・・・。 あー、切ない。。。 昨日あんなにがんばったのはなんやったんやろ?? ミーティングが終わって自分の研究室に戻ると、前にgrantを応募した財団の担当者のNancyさんからメールが来てた。 1ヶ月前くらいに採用の連絡をもらってて、その書類を提出しないといけない。 その採用開始期間は自分で決めれて、申請する時に「2月から」と書いたので、書類は1月中に提出しないといけない。 ところが、UCSFの事務が2月上旬までは他の仕事があっておれの書類の手続きはできないと言われてしまいそれをその財団に相談すると、 「採用は書類が届いてから開始するので、準備ができ次第すぐに送ってもらえれば問題ない。」 と返事が返って来たので一安心! 事務からは 「2月7日(水)から手続きに取りかかれる。」 と言われてたので、それから提出すると財団に伝えておいた。 でも、先週2月7日を過ぎても事務からは何の連絡もなかったけど、きっと手続きをしてくれてるんだろうと思って待ってて、週明けの今日にでもどうなってるか確認しに行こうと思ってた。 そう思ってたところに、今日そのNancyさんから届いたメールを見ると、 「先週書類を送ると言ってましたが、まだ届いてません。 あなたはまだ私たちの財団に興味があるのですか?」 といった内容・・・。 なんかものすごいやばい雰囲気。。。 あわてて事務室に行って書類作成がどうなってるか聞くと、なんと 「今忙しいので、水曜日までできない。」 とのこと。 ほんとは先週作ってくれるはずだったのに、「え?」と思って状況を説明しても、ただ 「待て。」 としか言わない。 それ以上どうしようもないので、戻って財団の方に状況(というか、言い訳に聞こえるかも)を説明して、もちろん研究費をもらいたいということと、あとはひたすら謝罪のメールを送った。 自分のこととは言え、なんで異国の地でこんな板挟みにあってるんやろ?? Nancyさんからはすぐに返事が来て、どうやら向こうも怒ってるわけじゃなくてよかった。 おれの立場だと、原則的に1件しか研究費もらえなくて、だからもし他からもっといい条件で研究費がもらえるようだと当然そっちから受けることにして、ほかのは断るわけだけど(そんな贅沢な身分になってみたいけど)、どうやらそれを心配してたみたい。 「知らせてくれてありがとう。」とか、「私たちの財団からの研究費を受けてくれるることが分かって安心した。」とかがメールに書かれてたし(単なる社交辞令かもしれんけど)。 というわけで、この手続きが終われば、今までDr. Willenbringから給料をもらってたけど、これからはその財団から給料をもらうことに! だからといって、特に何が変わるというわけでもないけど。 給料自体も、一見アップしたかのように見えたけど、今まで提示されてた額は保険料を引いた「手取り」の金額だったのに対して、今回のはそこから保険料を自分で払わないといけないので、それを差し引くと結局同じくらい。 まあ、減ることがなくてよかったけど。 とりあえず、これでDr. Willenbringからの 「次、〜〜(色々な失敗)をしたら、君はクビだ。」 という、どこまで本気か分からない脅しからは逃れることができて一安心! まさか、今度からNancyさんに脅されるということはないよな・・・。
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Feb. 9 (Fri), 2007 |
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Jan. 22 (Mon), 2007 昨日、クリスピー・クリーム・ドーナッツに行った帰りに、ふと思い立ってちょっと遠回りしてWalgreensというドラッグストア(と言うか、ほぼスーパー)に寄ってみた。 目的は、ずっと前に買ったコインブックのVol.1! Walgreens自体はどこにでもあるドラッグストアなのに、なぜかそのコインブックはここでしか売ってない。 これまでにも何回か行ってみたけど、Vol.2は大量に置いてあるもののなぜかVol.1は売ってない。 そして今日。 相変わらずの大量のVol.2の中にまぎれて、なんとついにVol.1を発見!! あきらめずに探してよかった!! 前にも言った通り、1999年以降に発行された25セントコインには、アメリカの各州それぞれのデザインがある。 一時期、大量に両替してまで集めてた25セントコイン。 集めてもそれを収納するファイルがなかったので、いったいどの州のがあってどれが足りないのかよく分からなくなってしまってたので、あれ以来半年ほどストップしてしまってた。。。 でも、今回ようやくファイルがそろったので、またがんばって両替して全種類そろえねば!! で、現在どれくらい集まってるかと言うと、アメリカの全50州のうち、2006年までに発行されてる州は40州。 で、それぞれに発行場所によって2種類ずつあるから、今のところ全80種類。 そして今集まってるコインは46種類! うーん、一応半分は越えてるけど、けっこう集まってるのか、まだまだなのか。 ま、これからまた地道に集めていこうっと。 先週に他の研究室の人(全然知らない人)から「細胞を分けてほしい」という連絡が来てて、今日の午後にその人が来た。 来たのは、その研究室の学生かテクニシャンらしき若者が2人。 細胞を渡す前に、まずはその細胞の培養方法とかの説明をしようと思っておれの実験台に向かうと、突然そのうち1人が笑い出した。 何かと思ったら、共通で使ってるTBSという試薬が入ってるボトルを見て笑ってる。 拡大すると いかにもモロバートモが普段これを飲んでそうなこの注意書き。 そう言えば、研究室にちょっとした笑いを起こそうと思って、1週間ほど前に書いたのを忘れてた! その時は大して笑いも起こらんかったけど、忘れた頃の笑えてもらってよかった! よしっ、これからも少しずつ研究室をおもしろくしていこうっと! そう言えば、培養室でこんなものを発見! これは単なる人形じゃなくて、円心機の部品を取り外す時に使うドライバーを置くもの。 ただ、この部品を外すことはめったにないので(というか、今のところ一度もない)、このドライバー君も隅っこの方に眠らされたままやけど・・・. というわけで、もう2007年が始まって1ヶ月近くが過ぎようとしてるけど、今年の目標は
『研究室をおもしろくする!』 にしようっと! |
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Jan. 18 (Thu), 2007 実験で必要な試薬があったけど、この研究室にはそれがなかったので、今日他の研究室にもらいに行くことになった。 同じ研究所内の8階にいるPeterという人で、今回初めて会う。 あらかじめメールで教えられた部屋に行ってノックすると、出てきたのは日本人っぽい人。 「Peterはいますか?」 と聞くと、奥からちょっと太めの中年の外人さんが出てきて、その人がPeterだった。 で、その試薬について説明したり、小分けしたりしてくれたけど、おれはその日本人っぽい人のことが気になってチラチラ見てると、その人は指でペンをくるくる回し始めた。 それを見て日本人だと確信! ただ、その人は年齢的にちょっと上かなというくらいで同年代やけど、なんかあまりフレンドリーな感じはしなかったんで話しかけずにいた。 するとPeterが 「どこから来たのか?」 と聞いてきて、 「日本です。」 と言うと、 「彼らも日本人だ。」 と。 「彼ら?」と思ったら、そのフレンドリーっぽくない人と、さらに奥にもう一人日本の人がいた。 そして、ある意味すごいのが、この部屋にはこの3人しかいないらしい! アウェイなはずのアメリカで、こんなに日本人の勢力が強い研究室があるなんて! よく部屋を見てみると、壁に東京の地下鉄の路線図(もちろん漢字)が張ってあるし(何のためかしらんけど)、日本地図も張ってあるし、世界地図も日本が中心のやつやし。 そう思ってると、フレンドリーじゃない方ではない方の日本の人から衝撃的な一言が! 「Peterも日本語分かりますよ。」 と。 え?と思って、一応英語で日本語話せるんですか?と聞くと、 「スコシダケ。」 と日本語で返事が! 聞くと、奥さんが日本人らしく、日本にも何回も来たことあるらしい。 さらに、試薬をもらい終わって御礼を言って帰ろうとすると 「ガンバッテ。」 って言われるし。 まさかジャパンセンター以外にも、こんなところにリトルジャパンがあるとは!! でも、実際問題この研究室にいたらきっと英語使う機会がすごく少ないだろうし、それだとはるばるここに来た意味もないし、ここの研究室じゃなくてよかったなとちょっと思った。 話は変わって、自分の研究室で変なカードを見つけた。 「もし私が泥棒だったら」 どうやら、普段は鍵がかかってるはずの細胞培養室のドアが一晩中開いてて、それをみつけた見回りの人が、注意のためにそのドアに張ったらしい。 アメリカでは油断するとよくものが盗まれるというイメージがあるけど、実際その通りらしく、夜中にパソコンを盗まれたという話を何回か聞いたことがある。 なのでセキュリティーはそれなりに厳しくて、研究室のドアは1日中オートロックで、昼までも部屋を出入りする度にシークレットナンバーを入れないといけないし、夜間や週末はカードキーがないと研究所内自体に入れないし。 細胞培養室も原則的に常に鍵がかけられてて、1回1回合鍵で開けないといけないけど、めんどくさいので昼間は鍵は開けっ放しにしてる。 で、夜に最後の人が鍵をかけて出て行くというのが暗黙の了解になってる。 だいたい7時を過ぎると、「もう最後かな」と思って鍵をかけるようにしてるけど、まだ夕方くらいだったら「まだ使う人がいるだろう」と思って鍵はかけないし、きっと昨日最後に使った人もそう思ったんだろうな(いくつかの研究室で共同で使ってるんで、誰が最後だったのかは不明)。 まあ、細胞培養室には盗んでもしょうがないものしかないけど。 細胞盗んでもしょうがないし。 ちなみに細胞は買うと高い。 医科歯科大にいた時に買った細胞は、50万円近くもした! そのあと培養して増やすことはできるんで、一度買ったらもう買わなくていいんやけど、さすがに買って直後の培養の時はものすごく緊張した覚えがある。 結局、その細胞培養室には誰も入った様子もなく何事もなかった。 でも、いくら注意のためとは言え、ドアにそんなもん張ってたら、 「このドアは開いてます。」 と泥棒に知らせてるようなもんやけど・・・。 と、Dr. Willenbringが言ってました。
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