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法隆寺

長い間更新をさぼっていましたが、
少しずつ投稿を再開していこうかと思います。

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言わずと知れた、法隆寺です。
本日2008年5月10日、中国のHu Jintao氏が訪問しましたね……。

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国賓の訪問スケジュールとして決められていたとはいえ、
同じ仏教徒であるチベット民族を抑圧している国家の代表を迎える場として、
法隆寺や唐招提寺はさけて欲しかった……。
まやかしの「日中友好」を演出するための舞台として、
日本の誇る古建築が利用されてしまった、としか言いようがありません。

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日本の仏教建築は、中国の仏教建築様式の影響を強く受けているといわれています。
この法隆寺は、隋の時代の様式の影響があるとか。
唐招提寺は唐の時代の影響を受けているそうです。

では、本家の中国に隋や唐の時代の建築が残っているかというと、ほとんどないようです。
王朝が変わるたびに大きな戦乱の起こってきた中国では、
戦火で多くの木造建築が消失してしまったのでしょうね。

1960年代の文化大革命でも、中国では自国の文化遺産を自ら破壊しまくりました。
このブログで取り上げている「トン族」の鼓楼の多くが1990年代以降につくられているのは、
恐らく文化大革命で破壊したものを再建したのではないか、と推察されます。
(確証はないのですが……)
また、現在チベットやウイグルで行われている「漢化」も、ソフト面での文化破壊でしょう。

中国という国には、その時の政権の都合でさまざまな文化を平気で破壊するDNAが内蔵されている、
といっても過言ではないと思います。

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幸い日本では、中国のような大規模な戦乱のない、比較的穏やかな国家であったためか、
法隆寺のような古い木造建築が多数現存しています。

でも、この「穏やかな国家」を今後も続けていくためには、
さまざまな形でもたらされる外乱を積極的に排除する不断の努力が必要だ、
と思う昨今です。

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虚像之美

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混沌として、醜悪な建物が乱立する日本の都市。
そこに美を感じるのは、朽ち果てかけたバラック的なものくらい。

構造偽装問題が明らかにしたように、
表面はタイルやペラペラの石張りで取り繕っていても、中身はスカスカだったりするマンション。

不動産ファンド、REIT……、建物そのものが証券化して金儲けの一手段に成り下がりつつある昨今、
ブランド化した有名建築家の設計ということだけで判断されて、
建物本来の美的な価値を語る事は、ますますナンセンスなことになっていくのでは……。

この状況、一体ドーすればいいのでしょうか。

そんな楽観主義者になりきれない東京在住の私ですが、
醜悪な建物が姿を消す夜の東京は、時々ハッとする美しい情景を見せてくれます。
特に、都市の光が何かに写り込んだ様は、無性に美しさを感じてしまいます。
この写真は、四谷駅前の上智大学の柵。
実体の東京ではなく、虚像の東京しか愛せないなんて、ちょっと悲しい……。

香港を初めて訪れたときに驚いたのは、
ペデストリアン・デッキ(空中歩道)のネットワークが充実していた事。
近代都市計画の目指してきた、歩車道分離が、かなり高いレベルで実現していて、感心しました。


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そんな香港気分をちょびっと味わえるのが、立川です。
立川駅北口から、伊勢丹、丸井、高島屋へと、地上レベルに降りる事なく、
ビルの間を縫うように続く空中歩道でアプローチすることができます。


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こうした土木的な工作物って、
デザインの善し悪し関係なく、なんとなく絵になるものです。

……おちなし、いみなし、やまなしの、「やおい」風になってしまいました……、ガックシ。

山梨、金櫻神社の紅葉

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先週の土曜日、山梨の昇仙峡へドライブに行って来ました。
久々の運転&カーブの連続で、右足がつりそうに……。
そんなタイミングで通りがかった金櫻(かなざくら)神社に緊急停止。

参道の紅葉がちょうど見ごろで、素晴らしい〜♪
足がつりそうになった軟弱な自分に感謝です。





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急な石段の先にある、二番目の鳥居の近くには、
樹齢八百年以上という杉の木が厳かに屹立していました。
伊勢神宮に行った時も、神々しい杉の木に一番感動したことを思い出します。
木に神が宿る感覚は、日本人にはとても自然に感じられるものですねぇ。




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境内周りの紅葉も見事でした。
でも、紅葉を写真に撮るのって難しいですね。
どーしても、建物と絡めて撮らないと納まりが悪い感じがする、悲しい性分……。

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新宿サザンテラスからJR東日本本社脇を抜け、
新宿マインズタワーへ抜ける陸橋の先にあるエスカレータ。

ガラス、蛍光灯に加えてエスカレータとなれば、現代的な建築要素の三拍子ですが
薄暗い中にたたずむこのエスカレータは、幾重にも映り重なる蛍光灯とメタリックな踏面が
都市的なエロティズムを漂わせている気がしました。

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