|
えらい大勢の人がいますが、ちょうど市が立つ日だったようです。 西江周辺の村々からも、山を越えて買物に来ているんでしょうか。 運転席の前に「雷山→黄里」と、行き先が書いてありますね。 これが路線バスです。 こうしたバスに乗ると、数十キロは移動できるので、中距離バスといったところでしょうか。 長い髪の毛をクルクルと巻きあげた髪型が特徴的です。 でも、座っているのはコンクリートの電信柱。 彼女達の串も、鮮やかなプラスチック製。 やっぱり、便利で安い工業製品は、どんな場所にも浸透していくのですね。 |
中国:苗(ミャオ)族の建築
[ リスト | 詳細 ]
|
なにも、こんな斜面に家をつくらなくても、とも思いますが、 少ない平地は田んぼに使って、住まいは斜面に、という考え方なんでしょうか。 一番手前の住宅で、高床式の民家の様子がよくわかるかと思います。 一階部分は土間になっていて、豚なんかの家畜を飼ったりするスペース。 寝起きしたり、食事をする生活スペースは、床の張られた二階になります。 二階の真ん中が吹きさらしのテラスになっていますね。 そのせいか、部屋の窓はけっこう小さいです。 一階は板壁でふさがれますけど、二階と比べてずいぶん荒っぽい仕上げ。 やっぱり、一階は納屋的な使われ方なんだと思います。 |
|
苗族の集落は2箇所しか訪れていないのですが、 そのうちの一つ、西江を紹介したいと思います。 貴州省の凱里という大きな町から、バスで雷山という町を目指し、 そこでバスを乗り換え、西江に辿り着きます。 2つの小山を覆いつくすかのように、高床式の木造民家が建てこんでいます。 学校など、公共施設は鉄筋コンクリートでできていますが……。 (写真の色が良くないのは、おんぼろスキャナでフィルムをスキャンしたものなので、ご容赦をば) |
|
丸い筒状の焼き物を四分の一ずつに分割してできたもの。 ○ →(((( この四分の一円断面の瓦を、まずは垂木と垂木の間に下に凸に並べ、 その瓦の隙間を、上に凸に向けた瓦を重ねて、屋根がつくられています。 垂 木 瓦 瓦 ( | ) ( | ) ( ↑模式図ですが、左に90度回転させて見てください…… 軒先や棟先も、この瓦を組み合わせて飾りがつくられていました。 瓦自体がシンプルだけに、組み合わせの妙でいろいろな装飾がつくられていました。 |
|
こちらの民家は、屋根を葺く垂木(たるき)まで工事が進んでいます。 短い柱=束(つか)を幾つも組み合わせて、 屋根の小屋組みがつくられているのが、よくわかると思います。 細長い板材を等間隔に並べて、瓦を受ける垂木となります。 この垂木の上に、直接瓦を葺いていくので、 屋根裏を見上げると、室内からも瓦が見えるわけです。 ちなみに日本の瓦屋根は、垂木の上を下地板で覆い、その上に瓦を並べるので、 室内から瓦が見えることはありません。 垂木を受ける水平材(棟木、母屋)が黒いですが、 古材を転用しているのかもしれません。 奥に見える建設途中の民家は、屋根瓦が半分葺かれていますね。 |






