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太鼓だけでなく、カラフルな木魚も吊られていました。 この先に、国宝の無量寿殿があります。 斜めにずれながら繋がっていく立体的な配置は、見事だと思いました。 地形の段差を利用して、表と裏で建物の性格を変えるのも、心憎い演出だと思います。 |
韓国
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韓国の古刹、浮石寺(プソクサ)を2回に分けてアップ。 屏山書院と同様、傾斜した地勢をうまく利用した建物配置が見所ですよ。 日本の寺院建築の組物(軒裏を支える木材の組み合わせ)とは、大分様子が違います。 石畳の荒々しい石の使い方が、日本にはない大らかな感じを醸し出しています。 妻入り(建物の短手面を正面にすること)なのは、珍しい形式。 日本に限らず、韓国の建物でも、平入り(建物の長手面を正面にすること)が普通。 日本で妻入りで有名な建物は、長野の善光寺とかですね。 逆に、ヨーロッパの教会などは、妻入りが普通。 ですから建物に入ると、奥に長い空間になるわけです。 このように床下をくぐらせるのも、屏山書院と共通していますね。 こういう繋ぎ方は、日本の伝統建築では例がないのではと思います。 梵鐘楼の床下から、その先の安養門が見えます。
安養門が、参道の軸線に対して角度を降って構えているので、 立体的なだけでなく、平面的にもダイナミックな建物同士の関係性を生み出していますね。 |
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ソウルから南東に向かった安東市の郊外にある「屏山書院」です。 書院とは、儒教を教えるための私塾のようなものだとか。 大学時代、研究室の韓国人留学生の方が旅程を組んでくれたので、 研究室のみんなで韓国のメジャーな古建築を見学できたのでした。 高低差のある敷地をロの字型に建物が囲んでいて、その一番低いところに晩對楼が位置しています。 屏山書院の内部に入るには、晩對楼の床の下をくぐっていくんです。 吹きさらしで横長な感じが、福島の長床から連想されたんだと思います。 それから、使われている材料が太くて、力強い感じも。 |
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