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トゥルロのディテール

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トゥルロの屋根のディテール。
平たく割れた石を積み重ねているのが、よくわかると思います。
とんがり屋根同士が組み合わさって谷になり、雨どいがついていますね。



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その屋根を、内部から見上げると、こんな感じです。
確か、土産物屋に入って、写真を撮らせてもらったと記憶しています。
階段みたいに段々になった外側と違って、内側はキレイに仕上げられていますね。



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街路に面した玄関と階段。
階段の踏み面が真ん中ほど磨り減っていて、つくられてからの年月を感じます。
白い粒粒は、写真のゴミじゃなくて、雪ですよ。



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アルベロベッロ編、終了です〜
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98年、学生時代に訪れたヨーロッパでは、民家建築は一箇所しかみませんでした。
それは、イタリア南部、アルベロベッロにあるトゥルロと呼ばれる民家。
円錐形の屋根が、石を積み重ねてできています。
アーチじゃなくて、順番に石をせり出してつくられるので、とんがった形になるんでしょう。


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小さな町ですけど、一帯が全部このトゥルロの街並になっていて、
お土産物屋も多いですけど、今でもちゃんと使われています。


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屋根だけじゃなくて、煙突もニョキニョキしていて、
その先に風見鶏のような回転するフードがついていました。
煙を風下に流す工夫ですね。


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行ったのが3月上旬で、着いた当初はイタリア南部なのに雪が降ってました。
でも、昼過ぎから急に晴れ間が出てきたのがラッキーでした。
オフシーズンだったのか、観光客は少なく、ワンコばかりを目にしました。
街並を歩く、とても風格のあるワンコさん。
表参道とか、六本木ヒルズにいるより、こうした街並のほうが似合いますよね。


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哲学者のような風格のあるワンコ。
突然の晴れ間を、感慨深げに見つめている、ように見えました。
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現代建築で感銘を受けるものは少ないんですが、
Jean Nouvel設計のArab World Institute(1987)には、本当に感動しました。
パリのセーヌ川べりにある建物です。


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アラブ世界を紹介するミュージアムや図書館のあるこの建物は、
イスラム文様のような外壁のパターンが特徴。


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模様は、大小の丸で構成されています。


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この丸の一つひとつに、カメラの絞り機構のような装置がついていて、
外が明るくなると自動的に絞られます。(壊れて動かない箇所も多いようですが)
機能主義的な現代建築の要素を抑えながらも、イスラム建築の要素も取り入れられている。
なにより、機械の美学みたいなものを随所に感じられる、素晴らしい建物だと思います。

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