Classic Concert diary

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林美智子リサイタル

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林美智子さんのリサイタルに行って来ました。
ホールは紀尾井ホールです。



このコンサート、「紀尾井ニュー・アーティスト・シリーズ 響け未来へ」と銘打たれ、今回で7回目だそうです。
冠に「新日鉄プレゼンツ」とうたわれ、全800席無料招待です。
新日鉄のメセナの一環です。


僕がこのコンサートを知ったのは音楽情報誌「ぶらあぼ」5月号に掲載されていたの小さな小さな広告でした。
はがきを出すと抽選でご招待、との記事でした。


どんなに小さな広告でも
一生懸命遊んでいる赤ん坊が、CMになると手を止めてTVに見入るが如く
ご主人のYシャツのホンの小さな染みも見逃さない奥様方の如く
Fanは見逃しません。 (^^;




プログラムは



高田三郎    市の花屋 くちなし

武満徹      小さな空 島へ ○と△の歌 翼 死んだ男の残したものは

野平一郎    想うことはいつも 夜(林美智子作詞)

ビゼー      カルメンから ハバネラ セギディーリャ

サン=サーンス サムソンとデリラから あなたの声に心は開く

モーツァルト   フィガロの結婚から 自分で自分がわからない 恋とはどんなものかしら

オッフェンバック ホフマン物語から 見ろ、震える弦の下で



アンコールは


アローン      クロリスに





前半は日本の歌曲。
後半はオペラのアリア。
しかも、後半のビゼーとサン=サーンスは女性のアリア、モーツァルトとオッフェンバックは男性のアリア、趣向を凝らした、とても楽しめる構成でした。

衣装は、前半後半でドレスを着替え、後半の後半は男性役なのでパンツ姿に気が言えての登場でしたが、どれも濃いグリーンで統一されており、色によるコントラストはつけていませんでした。
ただ、前半は後に纏めていた髪を、後半はハラリと解いて登場です。
たったそれだけの変化に、うっとり見とれてしまいます。
我ながら、男って本当にバカですね。(笑)


ここ10ヶ月で彼女の歌を聴くのは4回目です。

気のせいかもしれませんが、とっても上手くなっているように感じます。
歌だけでなく、表情、仕草が洗練されて、歌にマッチして、とても魅力的に歌を引き立てます。
歌はもともと上手だったことは言うまでもありませんが、歌だけでなく、醸し出す雰囲気が、清楚な中にも艶やかさを持ち、存在が大きくなったように感じます。

ハバネラ魅力的でした。
ケルビーノ、可憐で可愛らしかったです。

でも、圧巻は武満徹でした。

ベトナム戦争反対のための反戦歌としてのイメージしかなく、高田渡や岡林信康に通じる60年代のアナーキズム的な歌だと想っていた「死んだ男の残したものは」がとても心に響きました。
時代を象徴するだけでなく、時代を超える武満、やっぱり凄い作曲家です。

改めて、武満を聴きなおしてみようと思いました。
特に、これまであまり聴いてこなかった合唱曲や歌曲の類をも一度見直してみようと思います。

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