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我が家から車を転がすこと三時間。
兵庫県の北西部、香住町にJR山陰線の余部(あまるべ)鉄橋があります。
余談なんですが、地名って結構変わった読みをする地名が多いのですが、間人と書いて何と読むのか御存知ですか?
これはやはり同じ兵庫県なんですが、丹後半島の地名で『たいざ』と読み、蟹で有名な所です。
さてこの橋は高さ41.45m、長さ309.42mで、鉄材をやぐらのように組む トレッスル式と言われる鉄橋です。
工事は2年の歳月と33万1千円余の巨費(なんたって明治時代ですので、今のお金にするとどれくらいなんでしょうね)と、延べ25万人の人夫を投じて、明治45年(1912年)に完成しました。
なんと言っても、すぐそばに海が眺められる絶景ですので、鉄道ファンでなくても、そそられるものがありますね。
ところが!
そうなんです。この橋の役目が今終わろうとしているのです。
なんたって、海の傍で、鉄骨とくれば当然腐食に対するメンテナンスが大変なので、年が明けるとコンクリートのエクストラドーズド橋に架け替え工事が始まってしまいます。
完成するのは2010年、総工費30億円だそうな。
と言うことで思い出の写真を残そうと出かけてみたのですが、あいにくのお天気で、あまり出来栄えがさえませんが......。
急な坂道を登っているときに特急はまかぜが通過、チャンスを逃してしまったよ〜〜。
でも、ホンの少し登るだけで、その高さを実感することができます。
御記憶の方がいらっしゃるかもしれませんが......、20年前の1986年12月28日に、この橋を通過中の回送列車が強風にあおられて客車7両が約41m下に転落し、水産加工工場(記憶が定かではないがかまぼこ工場だったと思う)と民家を直撃した。車掌1名と水産加工工場女性従業員5名が死亡し、6名のけが人が出る大惨事となってしまいました。
今ではその現場には慰霊碑が建てられております。
さて、この地名、現在の漢字では余部が一般的なんですが、鉄橋のすぐ脇にあります駅名看板には『餘部』と旧漢字で書かれております。
調べてみますと、同じ兵庫県のJR神姫線に余部(よべ)と呼ばれる駅があるんですよね。それと区別するためなんでしょうかね?
駅はご覧の通り無人駅で、ひっそりとしておりますが、この橋を目当ての観光客だけがワサワサしておりました......。
さてさて、本当に今年も押し詰まって参りました。
また、ここに来て急に冷え込んでおります。昨夜の摩耶山はマイナス7度でした......
皆様、お忙しい年末の日々をお過ごしのことと存じますが、くれぐれも風邪などをお召しにならないよう、お気をつけください。
そして、このブログにお越しくださいました多くの皆様に、御礼を申し上げますとともに、新年も何とぞよろしくお願い申し上げます。
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