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家の形を空から見た時に五角形をしているのは縁起が悪いと言う話を聞いたことがあります。
私の友人の家は3叉路にあるため土地の形に合わせて一部ななめに切れる形で、まさに五角形をしていました。
そのせいか、この家には不思議な事がいろいろ起こります。
以前、その家に住む友人と電話で話していると急に電話の向こうで雑音がして友人が黙ってしまいました。
どうしたのか聞くと、突然家中の水道が一気に水を出し始めたといいます。彼女は一人留守番中であったのに。
またある時は、夜の玄関に白い影が立っていたそうです。彼女の家は廊下に電話が置いてあり、その先に曇りがラスのガラリ戸の玄関があります。夜更けに無言電話がつづいた時期があって、無言電話の時は必ず玄関のガラリ戸越しに白い人陰が揺れているのだそうです。
始めは悪戯だと思っていたけど、夜の曇りガラスの向こうにいる人陰は暗くに映る事に気がついてから、家族みんな夜更けの電話には出なくなったそうです。
そんな彼女の家で私が体験した話です。
年末か年始か忘れましたが、雪の薄く積っているシーズンでした。
その頃、彼女の家の縁側の雨戸を毎朝どんどんと叩く悪戯をされていました。
二人で犯人を確かめようと私は彼女の家に泊まりに行ました。
冬の遅い明け方、まだ真っ暗な内に起きると二人で雨戸の内側に座って犯人が来るのを待ちました。
夜明けの直前くらいの空が青みを帯びた感じのする頃、突然激しく雨戸が鳴りだしました。
がんがんがんがん。思いっきり叩かれ木戸は撓るほど振動しています。
正体を暴くつもりでいたのに、いざとなると怖さに圧倒され二人はその場で固まり、とても雨戸を開けて犯人と御対面なんて出来ません。
犯人は雨戸を叩くのを止めると、無言のままざっざっと靴音をさせて妙に整然と、軍隊の行進を思わせる感じで遠ざかっていきます。
靴音からみると人数も意外な程沢山なのが分かります。
私達は足音がすっかり遠ざかってから、おそるおそる雨戸を開けました。
庭の薄く積った雪の上に、複数の足跡があります。足跡を追って行くと家を廻り込んで
、ちょうど三叉路のところにあたる庭の端の尖った地形部分までつづいていました。
庭は高い塀で囲まれていて、ここを乗り越えたとは思いにくいけど、既に明るくなった周りに人は誰も居ません。
塀の下の開いてる部分から覗くと、そこの雪はまだ綺麗な新雪で足跡なんかありません。
残された足跡は子供のもののようで10センチを少しこえるくらいのモノでした。
でも、少し奇妙なのは足跡が妙に細長いことです。
ひょろ長い無数の足跡をみながら、どこかでまだ幽かに足音がつづいてるように感じていました。
この日以来は雨戸を叩かれることはなくなりましたが。
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こ…怖いです〜((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル でも読んじゃいます(笑)またお邪魔させてください♪
2005/5/15(日) 午前 2:35