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古時計にワニ革着せて
素人の中古時計と自作ストラップの趣味日記です

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こんばんは。仕事で上下、左右、内外、古今東西からのプレッシャーでボロボロだけど、プッシャーが戻ってこないボロボロのクロノよりはマシかと思うドラのび太です。
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そんな今日は、ちょっと仕事のことを忘れて、カカアのお供で出かけました。お供の私のお供の時計はプッシャーがちゃんと動くようになってるスピードタイマーです。
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朝からハムとソーセージをビュッフェ形式で食べられる、というのを聞きつけてカカアといってきたのは、目黒駅のアトレにあるバルマルシェ・コダマという店です。

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制限時間60分だというので、クロノグラフを回してやりました。30分積算計2回ですね。ちょうど九時半で、ビュッフェメニューが終わる10時半までなので、クロノグラフの意味もほとんどありませんでしたが、時計は快調でした!バシっと帰零したしね。
ご飯もおいしく、甘いスコーンもコーヒーもあったりして、楽しめました。650円はお得。でも私達のようにわざわざ電車賃を払って行くのはナンセンスでしょうか。
目黒駅に歩いて来られる金持ちが、デイトナのクロノの調子を見るために行くぐらいがよろしいでしょうね。

カカァはいつも男の私より食うぐらいのヤツですが、今日も、よく食っていました。
そして、今、夜中ですが、トイレで気持ち悪がってます。
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腹ごなしに目黒川へ。なんとか雨に降られず、代官山まで歩きました。
目黒川は桜の季節じゃないので、空いていました。ドブ川くさかったけれど、ウォーキングを楽しみました。

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いつもの代官山ツタヤに、今日は珍しいものがありました。噂の「国産時計博物館」です。2万3000円だって。いい値段つけてるね〜。ヤフオクと同じぐらいの値段。
でも、確かに、ファンが欲しがるのも分かります。ムーブの薀蓄がほとんど無いけれど、全部カラーだし、トンボ本よりも、ダイバーやスポーツ系のコレクションが多くて楽しいです。クロノグラフもたくさん載ってました。
国産ファンなら確かに持っていたいと思わせる内容です!!


先週は、チュードルのサブマリーナの衣替え(NATOナイロン)をしました。
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なんども出てくるけど、やっぱり細腕にはミッド・サブはうれしいサイズです。このサイズで現行のダイバーも出してほしいです。

そうそう、あまり酒はやらないのですが、先週はプレッシャー&ストレスからの逃避で近所の会合に。オイスターつながりで、この日は控えめなアンティークなロレックスでした。
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明日、仕事かぁといいながら、12時過ぎまで飲んだりしてかえって疲れた。


先週は、いつものセイコーPADIのミッドサイズ・ソーラー・ダイバー
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映画館の入り口にワニの人形があったので、撮影しちゃったけど、こういう、ただ単にキャッチーで長いタイトルのものは、かえって、「知りたくねーわ」と思っちゃうんだよね。「君のすい臓だか肝臓だかが食べたい」というやつとかさ。
え?古時計にワニ革着せて、もブログタイトルとしていかがなものかって?
え?そんなモン、比較対象にしてないって?
でも、とりあえず、内容がわかるタイトルでしょ。

いや、つまらんことを言ってないで、引き続き、先週の時計です。
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ちょっと家に居ると、すぐガキを二人連れて遊びにいけといわれるので、天気が悪いけど、セイコーのダイバーをお供に出かけた写真。
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全然、イケてない写真だけど、緑がきれいです。
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時計がぬれてしまいました。


本価格的に梅雨となると、このあたりの、セイコー・シチズンの新品で買った時計とか防水のしっかりした時計が多くなります。
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文字盤の暗いダイバーばかりになっても寂しいので、PADIは元気になります。それに、小雨くらいなら、たまにはヨットマスターをつけて、ベゼルをかばいながら過ごすってのも良いかもしれません。


この梅雨の前に、軽くて快適な長靴を手に入れました。
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それにしても以前はあちこちにあった店舗がいきなり絶滅してしまい、試着できなくなったのが残念。クロックスはサンダルも愛用してるので、長靴も買ってみました。
クチコミでは、くるぶしのところに引っかかって、脱ぐときが凄く大変、と書いてありました。そのとおりだったけど、それ以外はとても快適でした。

色はオリーブにしたんだけど、これが正解で、なんだかジーパンとかいろんなズボンにけっこう合います。それに、ミリタリー風の時計とよく合いそうだよね。
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ルミノックスは防水性がとっても不安なので、あくまで枕もとの夜中時計なのですが、ちょうどオリーブのダイソーストラップを装着中だったので、写真を撮ってみました。


今日はこんなところで。
時計好きの皆さんも、うっとおしい梅雨もセイコーとシチズンのダイバーで楽しく過ごしてください。読んでくれてありがとうございました。
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Tudor Chronotime ref.79260P Cal.7750 MiLTAT TAIKONAUT イメージ 1
今日は、チュードルクロノタイムに装着している、タイコノート(中国製)のブレスのレビューです。

作りはしっかりしていて、見た目もなかなかかっこいいので、値段の割には良いと思いました。
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2万円ぐらいだったと思うけど忘れてしまいました。eBayで手に入れたのですが、今、同じものが見つかりません。アマゾンではCurrently unavailableだそうです。売り切れなのかな、単純に。
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私が、クロノタイム購入時の、チュードル純正のブレス(後で紹介)をわざわざ売り飛ばして、中国製の社外ブレスにしたのには大きな理由があります。
純正だと、一番きつくしても、6時側がゆるいのです。細手首の苦労をわかっていただけるかたもいるかもしれません。いくつか、eBayで社外品を見ましたが、このMILTAT(タイコノート)のみが、6時側のコマをたくさん抜けることが分かりました(写真から)。

以下、私が感じたこのブレスの長所・短所です

長所:コストパフォーマンスが良い、しっかりしている、ぱっと見のデザインは良くできている、長さ調節の幅が広い(6時側を短く出来た)

短所:ステンレスの色がちょっと黄色っぽい、無垢なので重い、ラグ側からバックル側へのテーパーがあまり無い、フラッシュフィット部分のデザインがダサい、フラッシュフィット部にバリがあって装着不可能だった


と、数で言えば、短所のほうが多い感じだけど、何しろ短く出来ることが重要でした。
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こんな感じで到着しました↑

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ぱっと見て、ブレスのテーパーがほとんど分からないです。実際にはFF側とバックル側で2ミリ違います。
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無垢でガッシリしています。バックルもしっかりした構造です。ダブルプッシュボタン。
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トータルの長さは約17cmでした。

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バックル部分のデザインはオリジナルとだいぶ違いますが、まぁ、プッシュタイプは便利です。ダブルロックだし。
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値段の割には、仕上げも結構良く見えました。
3連オイスターブレスと同じで、サテン仕上げ、ブレスの再度はポリッシュ仕上げ、
コマの調整はマイナスドライバーで出来るやつです。
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フラッシュフィットはブレスと一体型です。無垢です。

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バックルはこうなってます。
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プッシュボタンつき、ダブルロックタイプ。バックル部分の長さも微調整が可能です。
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仕上げは私のいい加減な感覚では結構満足です


ただ、フラッシュフィットにバリがあって装着不能でしたよ。せっかく加工不要だと思って、適合ブレスを買ったのにね。
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私が最重要視した、コマを何個抜けるか、という問題。細い腕の人には死活問題です。このように、6時側で抜けるコマが多いのが分かります↓一番短くすると6時側が4コマ約4.5cmに出来ます。
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次は、幅です
もう少し、テーパーがあるほうが好きですが、バックル部分が18ミリイメージ 17

時計側(フラッシュフィット側)が20ミリなので、テーパーは2ミリしかありません。
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この赤矢印の部分、バリがあって、ラグにおさまりませんでした。ウーン、このぐらい許容してやるかぁ〜。ってことで、自分でケズりましたよ。
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本来、時計に附属していたチュードル純正と比較してみました。
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純正のほうがテーパーが効いてスマートな印象です。バックルもシンプル。

純正は、コマもFFも無垢ではありません。断然軽かったです。
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MilTATは、純正に比べて、6時側の抜けるコマの数が一つ多いのです。
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純正を処分しちゃったなんて、もったいないね〜、って
、言わないで言わないで。
欲しい人が居るので、それなりのお値段で引き取ってもらえますし、私には使えないので仕方ないです。


コマを調整します。オイスターブレス調整用の、ドライバーの先端の幅が分厚くなっているドライバーを使います。これでやらないと、傷つくことが多いです。
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ドライバーの厚さが分かるでしょうか。
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こんな感じでわりとピッタリとフィットします。

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それでも油断して回すと、滑って大惨事になりますので、注意が必要です。まぁこれは中国製の社外ブレスだからいいけれど、ほんとのロレックスのブレスをいじる人は気をつけたいですね。しっかりと上から押しながらゆっくりと回さないといけません。

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はずしたら、必要な分、コマを抜いて
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ロックタイト222でネジと穴の両方にチョイチョイっとつけてから占めこみます。これで外れる心配をしなくてすみそうです。
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ということで、本体に装着します。
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バリをけずったからフラッシュフィットも、しっかりフィットします
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完成です。
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私の細腕用に調整したブレスです。
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本体が重いから、ブレスもこのぐらいガッチリしたもののほうが良い、という意見もあるかもしれません
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が、重いですね〜。160gもあると、やっぱり疲れます。
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でも、NATOベルトとか軽すぎるとやっぱりアンバランスなので、夏場はコレで行くしかありませんね。冬はレザーにしたいと思わせる重たさです。



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色味が黄色っぽいのでよーくみるとラグとの微妙な違いが分かります。
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5連ブレスよりも三連オイスターが似合うと思います。
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イヤー、重くって、結局、あんまりつけてないなぁ。
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でも、この白い文字盤はやっぱり夏に似合います。今年もつけよう!

今日はこんなところで。
読んでくれてありがとうございました。

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6月のファイブです。チュードルのベルトの記事を更新したかったけど、間に合わず、とりあえず。
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仕事に追い立てられて、うんざりしています。朝ベッドの上から夜ベッドに入るまで仕事のことを考えるありさまです。いや、夢にも出てきますよね。それだけマジメに仕事してるってことですかね、最近は。以前は、時計のことを一日の半分ぐらい考えていたような。。。

うんざりといえば、政治にもうんざりしてしまいます。王様達の仰せのとおりに、庶民は暮らすしか道はないようです。共産党の委員長が豚っ鼻を広げて鼻息荒くわめいても変化の兆しの無い6月のファイブの日、私達庶民が着用するべき庶民の時計、スポーツマチックファイブです。

それにしても、カケ学園だっけ、あのファックスはあまりにもむちゃくちゃすぎて笑ってしまった。もう、なんでもあり。

おっと、政治の話はやめましょう。時計好きに、保守も右も左もありません。時計に保守点検は必要だけど、リューズもサイクロプスレンズも、プッシャーも、基本的には右についているんだけれど。

いや、モリカケについては右とか左とか、そういう問題じゃないよなぁ。
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ともかく、ここのところ、着用していたカッケー時計を紹介します。


GWとズラして、カカアの田舎に行ってきました。しばし、仕事を忘れて、と思ったのだけど、結局、何度も電話でやりとりして、重要な案件が出たりして、まったくついてないです。時計は、セイコーのプロスペックス・ボーイズサイズPADI。
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でも、ノビスケにユニクロのドラえもんTシャツを買って、自分もいい年してドラえもんTシャツを買ったりして、楽しい時間をすごしました。田舎はカエルの合唱がにぎやかでした。


私だけ一足先に帰ってきたので、ひっさしぶりに1人の時間をじっくりすごして、ツタヤで時計以外の本を読んでお勉強したり、数日間、充実した日をおくれました。
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久々に平日に休暇をとって都心のスタバなんていったら、サラリーマンでにぎわってました。
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田舎で頼まれたグッチの電池交換をしてみたりして。でも時計をいじったのは本当に久しぶり、これだけで寂しいです。
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ガラス風防にキズが目立つけど、リューズがうまく抜けないので深追いをせず、電池交換と、クォーツオイルを少しだけ追加しておくだけに留めました。
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ここんところの時計は、ふりかえるとセイコーが多かったです。
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キネティックのダイバーです。つい、キネティックは、巻き上げのためにノルマ的に振りまくってしまいがちです。


セイコーのBBBで、真夏のような先週末を乗り切りました。梅雨よりは暑い方がマシだよねぇ。
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公園にD51がありました。全国、いろんなところに、こういうデゴイチはあるんですね。

さだまさしの「退職の日」という曲を思い出しました。
♪公園のD51は、退職したあと、ほんのわずかばかりのレールをもらって、もう動かなくなった・・・というイントロの後、父親の退職の日の情景が描かれる歌なのです。
けっこうイイ歌です。さだファンしか知らないマニアックな歌(のひとつ)です。


蒸気機関車も、いわゆる廃れた「機械式」なので、アンティークの古い時計と重なるイメージがあります。違うのは、もうこのデゴイチは動くことはないけれど、アンティーク時計は、まだ元気に復活しうるんです。


黒い車両を見たら、黒い文字盤がやっぱりいいよね、ということで、これは、ロレックスのRef.6426です。カレンダーも無い、シンプルなオイスター手巻きです。
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長野でもらった名古屋のお土産・「志なの路」です。

ロレックスは、この地味なオイスター手巻きと、ド派手なヨットマスター・ボーイズ
、この2本でもう十分!!

と悟ったというか言い聞かせるというか、よくわかりませんが、その後、全然ロレックスが欲しくないのです。そもそも、最近、時計を買ってない。
いい傾向かもしれません。




次は、チュードルのクロノタイムの続きの記事の予定です。。。

読んでくれてありがとうございました。
今日はこんなところで・・・
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Tudor Chronotime ref.79260P ETA Cal.7750
その2 組立編
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前回の続きです。バラバラにしました。クロノグラフというともっとパーツの数が多いイメージですが、そうでもないです。それはこのムーブメントが合理的にできているからかもしれません。
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ミドルケースの分解はやめました。ベゼルを外して傷つけたりゆがんだりしたら怖い、ガラスはきれい、プッシャーの分解も怖い(よくわからないし)、というような理由からです。ハブラシと洗剤を使って可能な限り良く洗い、完全に水で流してから、乾燥させました。

今回、エピラム液を手に入れたので、ガンギとアンクルだけでなく、指示書にあるパーツにも使いました。長期間グリスの保持が求められるようなパーツに、あらかじめ処理しておけ、という指示です。具体的にはマキシン周りとかです。
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エピラム処理と、穴石への自動オイラーで注油してから、組立開始です。
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まずは、輪列
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受けをかぶせたら、
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角穴、丸穴車を組みます
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クロノのカムをセットします。ここには重いグリスをつけています。
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カムと噛合うレバーのあたりが、どうもわかりづらくて、
実は、無理に組み上げた結果、最終的にはひとつパーツをブッコわしてしまいました。一つひとつ、よく理解して組み込まなきゃいけないなぁ、と反省しました。
ユーチューブを見て雰囲気でこの辺をやっつけたのが良くなかった!
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カムの噛合う部分に横からグリスを塗ってあります。あんまりうまくいかないんですが。何度かプッシャーを押せば馴染むのでしょう。

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この受けまで乗せたら、一度、裏面へ行きました。

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7750専用のムーブ台に乗せます。針を指したり、動作確認のために必要です。
まずは、キチ、ツヅミに巻き真を通して、画面右上のあたり、バッタの後ろ半身みたいなバネを入れて先端にグリスをつけています。
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カンヌキ、オシドリなおを組みます。ボケてますね。
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オサエには歯車をスライドして噛ませてから組み込みます。

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ここまでやってから、また、表へ戻りました。
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細いバネを組み込むのを忘れないように、それから、歯車の速さに合わせたグリスをホゾに注油していきます。と言ってもほとんどD5と9010を使うのでいつもと同じです。
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写真の向きがおかしいですがクロノ針まで乗せたところです。
中央のクロノ針(ハートカムが見えます)の左わきにあるのがスイングピニオンの頭です。

クラッチとスイングピニオンを噛ませた状態を保ち、
分積算計とその躍制バネ、クロノ針、ハンマー、などに注意して、切替車まで一斉に、受けをかぶせなければなりません。
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と、言葉で行ってもなんだか伝わらないですが、ここらあたりが厄介です。
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このようにクロノ受けがかぶされば一安心です↑

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テンプを入れて、まずは、通常の時計として動くか、動作を確認します。
そのあと、プッシャーを押して、クロノの動きを確認しました。
クロノを動かしてみたら、やたらに振り角が落ちていて(180とか)、オイオイ、分解前は普通だった気がするぞ、オレが壊したのか、
と思ったら、スイングピニオンとクロノグラフ車のかみ合いの調整が問題でした。ここを調整すること、と書いてあるので、ちょっといじったら、バッチリになりました。バネが効きすぎると噛合いが深くなりすぎて、力がかかってしまうのです。
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今回、切替車はドナーから入れ替えました。同じ7750を積んでいても、チュードルのように人気のあるものの10分の1ぐらいの値段で、無名の時計が手に入ります。多分。なんだか、ETAでさえ、単体パーツで買うのがだんだん、難しくなるんだって。この趣味、はやく辞めた方がいいね。
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裏へ行きます。例の、マサツで重要なドライビング歯車に、セイコーのS6にモリブデン入りのグリスを混ぜたものを塗りました。スキマだけに塗るなんて無理なので、ちょっとはみ出るぐらいしっかり入れて、余分なのをロディコで拭う、という感じ。
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これをいい塩梅で押し込みます。地板より0.05mmだけ下に位置するように押し込め、と書いてあるけど、そんなの良くわからんがな。
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気をつけなきゃいけないのが、上の写真で飛び出ている、インダイアル用の針が刺さる長いホゾです。気を付けているつもりなんだけど、これに12時間計も加わると、3本立つので、油断すると何かをやってる時にパキっと行ってしまうのです。クロノに慣れていないとこうなるんだなぁ。。落ち込んでいて、写真もブレブレですな↓
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結局、切替車を除いても、2つのパーツを、交換することになりました。この写真の12時間計の歯車と、上の方で書いた、カムとかみ合うレバーの2つです。
これでオリジナリティというやつが失われてしまったんでしょうか?ごめんなさい。不人気ETA乗せクロノと同じなんだからいいってことにしましょうよ。だからETAはイイよねぇ。ビンテージロレックスファンの言う「オリジナリティ」というのは、基本的には外装のことなのかな。それにチュードルは範疇じゃないのかも。
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日の裏側ののこりの歯車を組みます。ポイントは画面下のほうの12時間計の周りです、樹脂製のブレーキとか、画面の一番下のバネとか。このバネを組むのがちょっと難しい。こんな感じで、2つのパーツにひっかけながら入れるので、嫌な感じ↓失敗するとすっ飛んで行くし。
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うまくいったので、受けをかぶせます。
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あとは、カレンダーを入れて、
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カレンダーの躍制バネも細いので飛んでいかないように気をつけて
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小さいオサエを2つかぶせたらおしまい。この時点で、リューズを引いて、カレンダー早送りができるか、手巻きができるか、クロノは正常に動くか、と、色々と確認します。

OKになったら、まず、インダイヤルの針を刺します。30分計と12時間計をぴったりに合わせて刺します。
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オッケーだったら、3針も刺します。このあたりで、ちょっと神経がすり減ります。寿命もすり減ってるかもしれません。綺麗な文字盤だとホント、緊張するなぁ。
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全部、無事に刺すことができました。クロノも快調!
どうせ、使わないんだけど、それを言っちゃオシマイか。

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リューズまわりのパッキンにシリコングリス、プッシャーは外してないんだけどなんとなく、出来そうなところに注します。あんまりベタベタやると文字盤に流れちゃたりなんかして、最悪なことになりそうなので怖い。

ガラスにホコリが無いか何度もかくにんしたら、ムーブを入れます。
そいで、マキシンにグリスを塗って
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差し込んだら、やっとゴールが見えてみました。
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あとはパッキンにグリーシング、ローターのボールベアリングにも注油
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最後に、ローターを乗せます。
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ふーヤレヤレ。と油断してはいけません。
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裏蓋を閉めるまでが遠足です。
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油断して手を滑らせて、ガリー!!!っと行くと、立ち直るのに12時間計で3周ぐらいは必要かもしれません。
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完成しました。ハンサムな顔です。白と黒のコントラストが好きです。


精度も優秀で、ほとんどいじっていません。歩度も片振りもほぼゼロで、振り角も良く出てます。
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やっぱり結構てこずったな〜というのが感想です。セイコーのい6139の時も最初はすんごい時間がかかりました。
最初はチュードルじゃなくて、安い時計でやるべきだったかしら、と反省しながらも、おっくうなので、チュードルぐらい好きな時計じゃないと始められなかったかな、とも思います。

次回、社外品のブレスの装着、に続きます。ワニ革じゃなくって、安い無垢のブレスです。


今日はこんなところで。
読んでくれてありがとうございました。

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Tudor Chronotime ref.79260P cal.7750
その1 分解編
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チュードル・プリンスデイト
クロノタイム
Ref.79260P
Cal. 7750(ETA)
自動巻き
25石
タイコノートの無垢ブレスを着せて
(ちょっと重いんだよなぁ)

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実に久々の分解記事です
チュードルのクロノタイムは、ロレックスに引っ張られて(業界サンの思惑どおりに)近年、やたらに値上がりしてるみたいです。
特に、モンテカルロは150とか200マンとか、前からすごい値段だけど、
上の写真のロービートとかで特集される、カマボコ(Big Block)といわれる初期のクロノタイムなんかも100万近くなってきてるんですって。


アホラシ、と思いながら、ETA7750を分解するなら、チュードル・クロノタイム!と前から決めていましたので、カマボコじゃない、79260Pを1年ぐらい前に手に入れました。
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2000年台初期の雑誌かな。このモデルは20万ちょっとですかね。

Pというのはラグがポリッシュと言う意味だそうです。でも、この個体は前の持ち主が敢えて、ラグをヘアラインにしたようです。コッチのほうがかっかこいいもんね。
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雑誌でもカマボコ(ref791~)と流線型(ref792〜)の比較の写真がよく出てきます↑

この個体はカマボコじゃないので横から見たらひかくてきシャープなんだけど、それでもムーブメント自体がデッカイので、なかなかに分厚いです。
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比較してみると、私が持ってるおそらくもっとも分厚い部類のセイコー・クロノよりは薄いですね。でも存在感はけっこうありますね。
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セイコーのスピードタイマー6138(2ツ目)も負けずにかっこいいです。
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デカさも同じぐらい。

さて、前置きはこのぐらいにして分解レポートです。ETAの7750は多くのメーカーで採用される優れたムーブメントです。分解や解説記事も多いので、イマサラなのですが。
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入手時の状態です。ヤフオクじゃなくて委託ショップです。ギャランティ無し、Pなのにヘアライン仕上げ、ブレスもちょっと違う時期の三連ブレス、ということで比較的安価に購入しました。ロレックスマニアではないので、付属品というのにはこだわらないのです。附属していた純正の三連ブレスは生活苦のために売り渡しました。
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見た目の状態はすごく良かったです。ベゼルや裏蓋に多少のキズがあるぐらいです。文字盤も針もとってもきれい。

ただ、中身はそろそろOHと言う感じでした。手巻きをするとローターが供回りして、おそらくもう切替車がダメだったのです。歩度は0秒とすばらしかったです。
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裏蓋を開けて、針を12時に合わせたら、ネジコミリューズを開放します。
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先にローターを外しました。
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そしたらば、オシドリピンを押してマキシンを引き抜きます。

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ムーブメントを台に乗せます。きれいな真っ白の文字盤です。
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横から見るとムーブの分厚さが良くわかります。センターの3本の針のクリアランスを良く覚えておきます。
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中央を抜いたら、3個のインダイヤルの針を抜きます。
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干支足を留めているフックはココです
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ぐるっと引き出して、
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そーっと丁寧に文字盤を外します。
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文字盤や針を汚さないように閉まっておきます
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あと、カレンダーディスクも汚さないように先に外します
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押さえを何枚か外してから
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ジャンパーの細いバネをなくさないように
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この状態で、とりあえず、表に行きます。
すでにローターを外してあります。
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まず、クロノの受けを外します。
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切替車です。こいつは他のドナーから移植しました。
切替車の注油には悩まされていましたが、最近、なんだかちょっと落ち着いてきました。その辺はまた、いつか記事に。
この個体については、交換で済ませたのですけどね。

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受けを外すと、このように結構複雑な、クロノの全貌が見えます。

せっかくなので、主用パーツの名前を載せておきます。
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クロノボタンを押すと、スイングピニオンがわずかに傾いて、四番車(秒針)から、クロノ秒針に伝達されます。コレがクロノの肝のひとつです。
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オールドクロノグラフでは、アームが動いてカッコよくクラッチがつながるのですが、7750では地味にコイツが傾くだけ。

では、クロノパーツをどんどん外します。
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あとでわからなくなりそうなので、写真をマメに撮っておきます。
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ボタンのバネは画面の右下あたりに見えます。コレを外すと、こんなです↓
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それから、クロノの司令塔であるカムがよく見えてきます。なにがどうかみ合ってるのかちょっとわかり辛いのですが、分解・組み立てしてみたら、じつに合理的に、(当たり前なんだけど)無駄なモノがなく全てがしっかりと配置され、機能しているんだなぁと関心させられました。
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合理的といえば、そうなんですが、素っ気なくもあります。例えば、四つ穴の開いている車が角穴車で、左方に引っかかっているただのほそいバネがコハゼです。
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カムを取り去って、だいたい、クロノパーツが終わりました。
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角穴車とを外したら、テンプを取りました。
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これで、クロノパーツを受けていた地板(?)を外したらば
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あとは普通の時計と同じです。
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ETA輪列という配置で、香箱から、2、3、4、と続いてガンギ車、アンクルです。
ツヅミ車から大き目の板が延びているのですが、これがハックレバーです。
リューズを引くと、先端のフックでテンワを停止させます。

イメージ 38
表はこれでだいたい終わりです。

裏へ行って、どんどん外します。パーツが多いです。
イメージ 39
画面の中央下が、12時間計の歯車です。
樹脂パーツがひとつ見えますが、これは12時間計を停止するパーツで、その右下に見える板上の大きいパーツが、12時間計を帰零させるリセットハンマー。
イメージ 40
ほぼ、外し終わりました。重要なのは、画面の中央斜め左下にみえる車で、ドライビングピニオンで、マサツ車になっています。セイコーとかのいつもの中三針ではツツカナがマサツ車で2番車にかぶさっています。
ここでは、このドライビングが、ムーブメントの表側の二番車とマサツでかぶさっています。ゆるすぎてもきつすぎてもいけない大事なパーツです。
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このように剣抜きでそうっと外しました。

あとは、マキシンまわりです。
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早送り機能のための歯車はスライド式に入ってます。

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カンヌキのレバーとかが、考え抜かれた構造になっています。古典的なものとはだいぶ雰囲気が違います。紛失しにくく、セットもしやすい構造になってます。
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あとは、そのバネと、ツヅミ車・キチ車、マキシンを外したら完了です。

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さすが、クロノなのでパーツが多いですね。

ベンジンで洗いました。油のこびりついているものはハケで予洗い、それで、超音波洗浄です。次回の記事に続きます。


最後にもう一度、クロノのメインパーツの紹介と、
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クロノ機構の解説図です。イメージ 47
12時間計は香箱から直接力が行きますが、クロノ針(秒)と分積算は、表の輪列にスイングピニオンから伝達されるというのが良くわかる図ですね。
(ETAの技術解説書より一部改)


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デイトナは、今のデザインよりも、クロノタイムのデザインの元になった手巻きの古いヤツのほうがカッコイイですよね(ref.6263)↓
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派手さは無いけど、渋いです。サイズも38ミリぐらいだったので、本当はチュードルよりコッチのほうが好きですが、お値段が500万とかだから、全く話にならないのです。
実際に使用するならメンテを考えればETA7750を積んでるチュードルのほうが安心でしょうね。
モノトーンで、機能重視のデザインだけど、とってもかっこいいクロノグラフです。
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今日はこんなところで。次回、組立編に続きます。
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