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少し前、Lyonのオペラ座でオペラを見てきました。 オペラといっても古典オペラではなく現代オペラで、出てくる人もドレスアップした格好ではないですし、ストーリーや演出も手がこんだ、演劇に近いオペラでした。 歌もイタリア語ではなく、英語でしたし。 やっていた演目は、After lifeというもので、元々日本で是枝裕和監督が『ワンダフルライフ』という題名で作った映画が、アメリカでリメイクされ、さらにそれをオペラに仕立てた、という作品です。 内容は、 死んでから死後の世界に旅立つまでの一週間、死者がとどまる場所が舞台で、彼らはその場所で、「自分の人生で一番幸せだった瞬間」を選ぶ。そして、その場所の案内人たちが、その一番幸せな記憶を映画にして再現してくれる。そして、死者たちはその一番幸せな記憶だけを胸に、死後の世界へと旅立っていく。 月曜日、今日もそこには七人の死者達がやってくる予定で、それを4人のスタッフが待っているというところから物語は始まります。 もし、自分が、同じように死んで、どれか一番幸せだった思い出を選ばなければならないとしたら、何を選ぶだろうか。 そして、最後に残った「記憶」というものの大切さと、あいまいさ。 そんなものが上手く描かれた映画だったように思います。 あなたにとって一番大切な思い出はなんですか?いちばん幸せだった瞬間はどこですか? |
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