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W杯の準々決勝。 テーマは 南米VS世界。 南米のベスト4独占もありうるという状況の中で、各国の維持と誇りをかけた戦いが行われている。 しかし、誰が予想しえただろうか。 ここでブラジルが消えるということを。 ブラジルは強かった。チーム力で見てオランダよりも強かった。 にも関わらず、敗れた。 もちろん、理由はいろいろとある。 しかし、その中の一因として、ブラジルはあまりに強かったがゆえに、逆境に慣れていなかったのではないか、ということがあるだろう。 確かに、オウンゴールによって追いつかれ、逆転されるという状況で浮き足立たないチームはないだろう。 しかし、ふてぶてしいまでの図太さを誇るのが南米のチームではなかったか。 ドゥンガのブラジルは、彼の思想を反映し、マジメでモダンで、実に南米らしくないサッカーだ。 だからこそ、卓越した個人技を上手く戦術に組み合わせることができていた。しかし、だからこそ、チームにある種の南米らしい遊びが欠け、余裕が欠けていたといことなのだろうか。 これに反して、もう一試合の南米勢である、ウルグアイはいかにも南米らしさを発揮して、ガーナを振り切った。 泥臭く、しぶとく、転んでもただでは起きない。勝つためにどんなことでもやる。 勝利への執念を持たないチームなどない。 しかし、執念を伝える回路をチームに組み込まないことには、執念は勝利には繋がらない。 あまりにも、綺麗にスポーツした、スポーツマンらしいブラジルは、あるいは、この回路を失っていたのかもしれない。 |
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