カオスの本棚

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 紅葉見物の渋滞を避け、湯西川の葛老山に登ってきた。
イメージ 1 登り口は、湯西川の道の駅後ろ。「熊に出会った場合の注意」等の看板に、ちょっとビビったが、何時ものようにラジオを鳴らして急登に取り付く。

 最初の10分がつらい。ひと汗かけば、後はずんずんと高度を上げる。

 鉄塔に来ると展望が開け、五十里湖や集落が見える。

イメージ 2 登山道には、木彫りの七福神が配され、それなりに励みになる。4つ目の「弁財天」まで来れば、もう半分以上来たなと、ちょっと嬉しくもある。

 葛老山は、1685年の秋、この辺を襲ったマグニチュード6.8の地震で崩壊したことがある。崩壊の土砂で男鹿川が堰き止められ、天然の「五十里湖」が出来た。

 村も会津西街道も沈んでしまったので、高木六左衛門という会津藩の武士を責任者に湖水を抜く工事が進められたが、一枚岩盤に突き当たり工事費も尽きてしまう。六左衛門は責任を取って割腹自殺をしてしまったそうです。海尻橋を渡って右側にお墓が祀られてます。そこからちょっと行って、左側に「ほそい」という鴨汁そばの美味い店がありますが、それは余談です。
 ゆっくり登って2時間とありましたが、急いだつもりはありませんが、1時間20分で頂上です。頂上には、「日光紀行」さんの表示がありましたが、古い表示は割れて半分が落ちていました。
イメージ 3 こんな状態でした。新しい表示か、補修が必要かな。

 1123.7mとあります。地震で崩壊しなければ、もっと高かったんでしょうかね。

 さて、天然「五十里湖」ですが、水抜きは失敗してしまいましたが、1728年の台風で決壊してしまいます。下流地方に未曽有の大災害を引き起こしたことは言うまでもありません。宇都宮にまで被害が及んだといいます。

 前に、さくら市の「瀧澤家」を見学した時、すぐ近くの屋敷の門に、水位がここまで来ましたという表示がありましたが、私の背をはるかに超えていました。
イメージ 4 登るときに、変な木が見えたので、帰りに見に行きました。

 とってつけたようなコブ。これは木の一部でした。こんなことになったメカニズムは分かりませんが。

 笑っちゃうことに、登山道から外れたこの場所に、歩いた跡があること。物好きは私だけではないようです。

 この山、後から知ったんですが、とにかく熊の目撃が多いらしい。行かれる方は、十分に気を付けて行ってらっしゃい。

 

 

 

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