|
上巻だけやっと読み終わりました。以前同じ著者の「刺繍」を記事にしましたが、笑いながら読めてしまうあちらとは大違い、内容が重いです。白黒のコントラストの強いイラストというか、マンガで淡々と語られる多くの人々の死・・ イラン革命とそれに続くイラクとの長い長い戦争の日々。。 とくに衝撃的なのは政治犯として、著者を可愛がっていたロシア帰りの伯父や、知り合いのまだ18才の若い女性までもが官憲に連れ去られて処刑されてしまったこと。。あの時代、私は二十代でしたがイランでなにが起きているかという情報はほんとにありませんでしたね。中国の文革やカンボジアの虐殺も、悲惨な現実が世界に伝えられたのはことが終わった後だったのですから・・情報が隔絶している国というのは怖ろしいものです。 イラン・イラク戦争中に子供たちが地雷よけとして沢山命を落としていたというのは、ネットで目にしてショックを受けましたがこの本にも描かれています。これだけは絶対に許せません!!ホメイニの軍隊、なんということをしたのだ!!! 私よりも若い世代の著者ですが、経験してきた人生ははるかに苛酷なものです。イランでバカ騒ぎのパーティーに冷ややかだった私に対し、夫が「おまえにはイラン人の幸せがわからない」と言ったことがあります。そりゃあ、わかりませんよ。。 拷問や処刑がすぐ隣にあれば、家族親族そろうだけで大喜びなんだってことなんか・・ 家族に政治犯が出ないように監視する必要が今でもあるってことだって、わかりませんでした。それゆえに日本人嫁が日本人でい続けることが許されないわけでしょう。 革命や戦争は二十年以上前のことになりましたが、イラン国は革命後の体制のまま継続中だということをイランに関わる人は絶対に覚えておく必要があると思います。
|
イランあれこれ
[ リスト ]







イライラ戦争では、こうしたイランに対する対抗意識から西側のフセイン・イラクへの支援が行われた。それがイラクの軍事大国化にもつながり、クウェート侵攻、湾岸戦争、イラク戦争へつながった。正義とはなんぞや?という思いに中東での大国ご都合主義を思うとかられるね。
2007/5/10(木) 午後 8:29 [ BORA ]
イランでも多くの人々の命が奪われていたのですね、、、知りませんでした。日本に帰ったら読みたいと思います!
2007/5/10(木) 午後 10:03
イラン イラクの戦争の話は主人も昔よく話してくれていました とても残酷ですよね・・ 聞いてるだけで悲しくなります
2007/5/11(金) 午前 2:23 [ MIY ]
ペルセポリス読まれたんですね。私もとてもショックを受けました。これがほんの30年前の出来事で、これを側で見聞きして来た人たちが、いまもこの町に沢山いるということに。歴史の遥か彼方昔の話ではないことに。それでいて、人前であけっらかんと革命前の方が良かったと口にするイラン人が多いことにも驚かされます。
2007/5/11(金) 午前 6:33
うちの貧乏神もよく 葬式の逢った家のとなりでは 夜中まで結婚式でい大騒ぎ←イランは そういうとこが 【変】と自分の国をいってる
2007/5/11(金) 午前 11:03 [ - ]
soleaさん、続編を今読んでいるのですが大国が両国を弱体化させて支配するためにイランとイラクの双方に武器を供給したというところがあります。まさにその通り、やりきれませんね。
2007/5/12(土) 午後 10:06
ままでえりすさん、南米にも数々の悲しい歴史があるようですね。この本は12ヶ国で翻訳出版されているそうなのでスペイン語版もありそうです。
2007/5/12(土) 午後 10:07
せぴさん、旦那さんから戦争の話を聞いてるんですね。戦後日本に来たイラン人の多くは、戦争を生き延びて日本でもきつい労働に耐えて家族と祖国の復興を支えた人たちだと思います。平和な日本は彼らにはどう見えていたんでしょうね。
2007/5/12(土) 午後 10:10
percianさん、革命前のシャーの時代だって政治犯の投獄や処刑は沢山あったようなんですよ。イランから出たことない人たちはそうじゃない国があるってこともよくわかってないんじゃないかと思うこのごろです。マルジはヨーロッパの経験があるのでかえって苦しんだんじゃないかと想像します。
2007/5/12(土) 午後 10:14
どんちゃん、バカ騒ぎでもしないとやってられない、というところがあるようです。葬式は葬式で泣きわめくみたいだし・・ そんなとこで発散するしかないみたいよ。
2007/5/12(土) 午後 10:17
へー「刺繍」は笑いながら読めるんか〜これは少女の体験だけにショックだったね。ご主人様のお言葉は大変重おございますよ。でも革命や戦争前もパーティやってへんかった?
2007/5/13(日) 午後 9:39 [ hig*ma7*p ]
笑えるよ。日本版は高いけど洋書なら1200円ぐらいみたいだよ。買おうかな、日本語のほうが直で笑えるけどね。パーティーは・・革命前はもっと派手にやってたろうね、好きなんだね。
2007/5/14(月) 午前 6:16
「ペルセポリス」が映画化されたようですね。カンヌ映画際でも上映されるようです。イランのメディアでは反対しているようですが。
2007/5/26(土) 午前 3:57
persianmammyさん、イラン政府が抗議したようですね。日本のニュースでは現在のサトラビさんもインタビューされていました。マンガではやせてたけど今はイラン女性らしく。。本の宣伝になってなんだか嬉しいです。
2007/5/26(土) 午後 4:50
動画を見つけました。豊満化したマルジの現在の姿も・・http://www.afpbb.com/article/1595285?blog=jugem
2007/5/26(土) 午後 11:36
動画みました、イランのことは全く知りませんでした、
2007/5/27(日) 午後 5:27 [ - ]