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今日は”漫画の神様”手塚治虫先生の原作「どろろ」に関するエピソードです。
原作FANの皆様には「そんなの知ってるよ!」ということばかりでしょうが、
ちょっとお付き合い下さいね。
「どろろ」は1967年、今から39年前の8月27日売りの「少年サンデー」初出の漫画です。
漫画家デビューが1946年だったので、デビュー21年後に描かれたことになります。
それから翌年68年の7月21日売り号で一度連載終了。
69年のテレビアニメOAに合わせて再連載開始。アニメと同じく9月まで連載されました。
ちなみにアニメは69年4月6日が初回放送。同年9月28日までOAされました。
これはすでにDVD-BOXになっています。
OAの途中で「どろろ」から「どろろと百鬼丸」というタイトルに改められました。
発表当時は妖怪ブーム。
“負けん気が強い”と自称したご自身曰く、
水木しげる氏に始まる一連の妖怪モノにあやかった、キワモノです、との言葉も。
そんな「どろろ」は劇画タッチを取り入れて展開した怪奇時代劇です。
「ドロボウ」がうまく言えなかったお子さんが「ドロロゥ」と発音したのを見て
タイトルが付けられました。
なので発音は どろ「ろ」 と後ろにアクセントがつきます。
手塚先生はよく「この漫画はどうみても百鬼丸が主人公では?」と言われたそうですが
「それでも僕は“どろろ”というキャラクターが大好きなんです」とおっしゃった
コメントが残っています。
「妖怪」「怪奇」などと、グロいイメージのジャンルのようですが、
「いつの時代にもある“不正”と戦う“若者たち”を描きたかった」との言葉も残っているように、
若者が希望を持って生きていく姿を描いた漫画です。
ちなみに余談ですが、アニメーションにも非常に精力的に取り組まれた手塚先生。
「漫画は正妻、アニメは愛人」との言葉も残っています。
アニメにはお金も時間も掛けるけど、やっぱり戻る場所は漫画だったということですね。
映画については、ご家族にはご覧頂く機会があったのですが
ご本人がご存命であれば、ぜひ映画を観ていただきたかったです。
機会があればぜひ漫画「どろろ」をお手にとってみてくださいね。
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