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久しぶりに昔の専門分野の書物を読む。懐かしいが、あまり時代が変わっていない、との印象でした。 |
南の島
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前者は伊坂幸太郎、後者は村上春樹の作品です。両方とも面白かった。前者に収録の短編小説は以前読んだ記憶があるが、思い出せない。後者は翻訳ものであるが、村上ワールドであった。 |
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この作品集には小説 太宰治・坂口安吾党が収録されているが、この作家の太宰への並々ならぬ愛情を感じました。また、この二人が出会っていないのも興味深かった。妄想的なこの作家の作品中に実名で「壇一雄」が登場するのに吃驚。こういう書き方は珍しい。「夕日と拳銃」の妄想が懐かしい。 |
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長編「死者のあやまち」と同じ始まりをし内容だという事ですが、確かにその通りであるが、有名な「秘密ノート」にプロットが描かれており、私小説的でないことは一目瞭然である。建物の描写のみ珍しく写実的だが。感心する。 |
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「モキンポット師の後始末」は、「はじめて書いた小説」ということだが、登場人物のキャラが綺麗に書き分けられており、感心。改めて、小説の基本は私小説と感じました。「四一番の少年」ほか所謂井上ひさしの自叙伝と言われているものを通読して、井上ひさしの人物のキャラが登場人物にそれぞれ反映され、キャラの書き分けは弱いが、将来の「吉里吉里国」の登場人物を思わせた。加えて「一二の微苦笑譚」のほか単行本未収録作品が掲載されているが、「万引きもの」と「野球もの」は他の小説とダブっているストーリーが惜しい。私小説では、推理小説を書くのは難しい、と痛感。改めて、推理小説を読むか。 |







