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懐しいアニメ・特撮のレコード・ソノシートに愛をこめて
前回お知らせした「昭和アニソン大放談」、無事終了しました!
会場の床が大丈夫かと心配されるほど(^^ゞ、予想を上回る方に来場いただき、
スタッフ一同感謝申し上げます。

当日お話ししたのですが、前著となる「ソノシート大全」の編集打ち上げ会(昨年9月)席上で、「次はアニソンやりたいですね〜」の一言からスタートした企画。

その後、編集上の紆余曲折がありこのような構成に落ち着いたのですが、
"黎明期の作品紹介が少ない"というご意見もあると思います。

その理由は、本書が「ソノシート大全」の姉妹編という位置づけにあります。
つまり、前著で紹介した時代のキモが本書の黎明期にあたるため、
重複を避ける意味でも、あえてこのような構成になりました。

同様の理由でソノシートは避け、レコード盤をフィーチャーしています。

前著と本書を両方お持ちの方は、あらためてカバーと腰巻を見比べてください。
姉妹編というカラーリングの仕掛けがわかります。

内容的には、昭和時代のアニソンを振り返ることができる一冊になったと思います。
(当初は特撮も含めたいとの意見もあったのですが、それは別の機会にゆずるということで… 皆さん、応援よろしくです!)

で、3時間のイベント後打ち上げに(こちらも大勢の方にご参加いただきました)。
飲み放題コースということもあって、みんな飲む飲む!(*´Д`) 
その手のジャンルに精通している方ばかりなので、語る語る!( ゚Д゚)

勢いそのままに二次会のカラオケに突入!
この時点で13名の"つわもの"が残っており、やむを得ず"強制1コーラス切り"とさせていただきましたm(__)m

この作戦が功を奏し?順調に歌を重ねていったのですが、
今度はリクエスト入れた歌の順番が来ないうちに、次のリクエストのためのコントローラーが回ってくるという事態に…

実際の歌もみなさんお上手で…
声の張りがハンパない"番長"さん(←女性です)とか
モノクロ時代(黎明期)を専門に歌う25歳とか

いやあ、スゴイ時間を共有させていただきました!(^^)!

次回は様々な状況をクリアにして、"オール"にチャレンジしたいと思います!
(あっ、本気にしないでくださいね(;^ω^) 9割はジョーダンです…)

イベントご来場の皆様、本誌をご購入いただいた皆様、本当にありがとうございました。感想などもお聞かせいただければ幸いに思います。

そして、共著として八面六臂の活躍をいただいた腹巻猫さん、
するどい文章で主に後半部分を彩っていただいた不破さん、
感謝・感謝・感謝!!!です。



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こんにちは!

前回、更新が滞っていた理由があることを書きましたが、それが今回のタイトル「日本懐かしアニソン大全」です。8月29日に辰巳出版から発売になります。

今回は僕個人ではなく「レコード探偵団」名義で参加、腹巻猫さん(劇伴倶楽部主宰)との共著となりました。他に、音楽ライターの不破了三さんも参加されています。

昨年発売された「ソノシート大全」の姉妹編ともいえる内容で、すべてのアニメファンやアニソンファンのほか、単純に昭和時代を懐かしみたい方におススメですので、機会があったらぜひご一読ください(^.^)

もちろん、平成生まれの方でも楽しめますよ!

また、同書の刊行を記念したトークイベントも開催することとなりました。

<『日本懐かしアニソン大全』発売記念 昭和アニソン大放談!>

■開催日時
2018年9月1日(土)
OPEN 12:30 START 13:00 CLOSE 16:00(予定)
■場所
楽器カフェ(神保町)
■出演
腹巻猫(劇伴倶楽部)
水落隆行(レコード探偵団)
不破了三
■チャージ
予約・当日とも1,500円(1,000円+ドリンク代500円)
詳細は以下のURLのページでご覧になれます。
https://gakki-cafe.com/event/20180901/

予約来場された方には心ばかりのプレゼントを考えておりますので、ぜひご参加ください。終了後の打ち上げ会(飲み会)もお楽しみに!

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皆さん、こんにちは!
今年の夏はとにかく暑いですが、体調などくずされていませんか。

2か月以上、ブログの更新が滞ってしまいましたが、その理由はまたあらためて(*'▽')

さて、今回は「少年探偵団」を取り上げます。

とはいえ、♪ぼ ぼ ぼくらは… でもなければ、
♪とどろく とどろく… でもありません。
そう、"BD7"の「少年探偵団」です。

小学4年生ごろから学校の図書館で江戸川乱歩の少年探偵シリーズを読みまくっていた僕にとって、6年生の時に始まったこのドラマは、毎週欠かさず見る番組でした。

とはいえ、団長の小林少年からして"?"な感じでしたし、ガッツはどうしていつもアメフトの恰好をしているのかとか、移動手段がなぜローラースルーなのか、などツッコミどころはつきません(>_<)

明智先生も影がうすく(そういう構成だったのですね)、どこに楽しみを見出したかといえば、団次郎の二十面相と、やたらカッコイイ主題歌の存在なのでした。

♪みんなでみんなでみんなで進めば 怖くはないさ〜
という主題歌は、本ブログをご覧いただいている皆さんにはおなじみでしょう。

楽曲自体のカッコよさはもちろんですが、6年生の僕をうならせた(ませたガキ!)のは、歌のBメロ、「魔人 怪人 どんとこい」の部分です。
テレビのOPでは2コーラス流れ、2コーラス目の同じ部分は「仮面 妖怪 どんとこい」。

"魔人"は「超人バロム・1」、"怪人"は「仮面ライダー」でおなじみだったので、これはいろいろな敵のイメージなんだな、とも思ったのですが、"仮面"や"妖怪"ってどこからとったの?(「秘密戦隊ゴレンジャー」は僕は見てなかったのです)

と、ここで僕は気付いたのです!
あ、そうか! これは原作のタイトルからとっているんだな、と。

原作をご存知ない方には申し訳ありませんが、それぞれの語句が原作のタイトルの一部(敵のニックネーム)だったのです。

"魔人"は「魔人ゴング」、"怪人"は「透明怪人」、"仮面"は「仮面の恐怖王」、"妖怪"は「妖怪博士」といった感じです(他に該当するタイトルもあり)。

作詞を担当した上原正三さんは、そのあたりを踏まえて構成したのでしょうね。

その後、レコードを収集する過程で本作のEPを入手した際、TVでは省略された2番を聴き、同様の部分が「超人 鉄人 どんとこい」と確認できたときは、やはり自説が正しかったのだと確信して、思わずガッツポーズ!
("超人"は「超人ニコラ」、"鉄人"は「鉄人Q」です)

もしも主題歌が4番まであったなら、「電人 魔術師 どんとこい」になっていたかもしれません。("魔術師"は相当苦しいですが)

このEPがリリースされた当時、朝日ソノラマでは"パピイシリーズ"が全盛期だったのですが、なぜかラインナップには入らず、本当に残念です。
(オリジナルドラマを聴いてみたかった!)

というわけで、今回はコロムビアのEPを掲載します。

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小林少年の伏し目がちな表情が残念ですが、二十面相の存在感はさすが!です。




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発掘ツアーの収穫

いつもご覧いただき、ありがとうございます。

去る5月20日〜22日の3日間、今年初めての発掘ツアーに行ってきました!(^^)!

「発掘ツアー」って、ナニ!? と思った方もおられると思いますので、簡単に説明を。

レコード好きの方なら、定期的にレコ屋を覗き、"お宝ゲット!"目指してひたすら掘る、という行為を経験されていると思います。

要は、それの"出張版"。
僕の場合は、大阪を中心とした関西が好きなので(単に交通手段として行きやすいということもあります)、もっぱら行先は大阪・神戸、そして京都や名古屋にも寄り道するというコースをメインとしています。

これを年に2〜3回ほど、3日間くらいの日程で行っており、個人的に命名したのが"発掘ツアー"というわけです。

で、今回のツアーも、初日に大阪、2日目に神戸、最終日の帰途の途中に名古屋へ立ち寄り、レコ屋やら、書店やらをチェックしてきました。

収穫は、というと、点数で約40点ほど。ジャンルはアニメやドラマの主題歌レコードを中心に、雑誌や付録本などなど・・・
ビックリするようなレア盤は無かったけど、自らのコレクションを充実させることができました。(そうしてどんどん量が増えて行く・・・後悔)

せっかくなので、収穫品から1点を紹介します。

ツアー2日目、神戸から大阪に取って返した僕は、市の中心部を回りました。
そこで馴染の某レコ屋に入った僕が、店奥のEPコーナーに到達すると・・・
エサ箱の最前列にある、見たことのないジャケットが目に飛び込んできたのです!

右上の企画番号の部分は価格票で見えないものの、なにやら昔話を思わせるアニメ画のジャケット。左上にコロムビアのマークと、500円の定価があり、(SCSシリーズのようだけど?)と思いました。

でも、同シリーズのアニメ盤は95%以上見たことがあり、目の前の一枚は、そのいずれとも異なっていたのです。

レコードを手にとってよく見ると、収録曲名が赤字で書かれています。
「それからそれからどうしたの」・・・ ハクション大魔王か!
わかる人にしかわからないツッコミを入れ、とりあえずキープした僕は、
他の数枚と一緒に、レジで状態確認をさせてもらいました。

その盤が、これです!

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テレビ漫画「あたらしい日本の民話シリーズ」、との記載がありましたが、その番組名は初耳でした。企画番号はやはりSCSで、167番でした。

そこで、ツアーに持ち歩いているレコードリストを見てみると、ちゃんと先のタイトルが記載されていました。ただ、実態が何もわかってなかったので(もちろん未所有でした)、ピンと来なかったのです。

価格も1080円と手ごろで、喜んで購入したのは言うまでもありません。

ところで、この「あたらしいー」ですが、家に戻ってからネットや資料本を調べたのですが、やはり実態がわかりません。

"テレビ漫画"というからにはアニメだと思いますし、現にジャケットにもアニメ画が描かれています。

子供向け番組の1コーナーだったのか、はたまた放映が予定されながらなんらかの事情で日の目を見なかったのか??
謎は深まるばかりです。

歌っているのは堀江美都子さんで、彼女のCDなどで復刻もされているようですが、番組の情報が皆無なのです。(単に調べ方が悪いのでしょうか?)
作詞・作曲は両面とも高野文邦さん、菊池俊輔さんです。

A面の曲は、詞といい、曲といい、「ピンポンパン体操」に通じるものがあります。(♬トラのプロレスラーのしましまパンツ・・・というあれです)
コーラスで児童合唱団が加わっているあたりも、"通じる度"を高めています。

ちなみに本盤のリリースは昭和47年9月、「ピンポンパン体操」は46年12月です。

「あたらしい―」について、何かご存知の方がおられましたら、どうか情報をご教示願います!!!





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先日の「資料性博覧会」では、多くの方に来場いただき、当サークルの刊行物をお求めいただきました。楽しい話や貴重な話もたくさんでき、感謝・感謝!です。

さて、今回は「鉄腕アトム」「新宝島」に続く虫プロのTVアニメ第3弾、「W3」(ワンダースリー)を取り上げます。

本作の放映がはじまった昭和40年は、すでに何度も述べている通り、SFヒーローものの全盛期でした。しかし、そこは手塚作品のこと、他と比べて一味も二味も異なる魅力があふれていました。

物語は、銀河連邦から地球存続の調査に派遣された3人の宇宙人「ワンダースリー」が、地球人の真一少年とともに事件に立ち向かっていくもの。

3人それぞれのキャラ設定が際立っており、しかもウサギ・カモ・ウマの姿を借りていたり、大型タイヤのような乗り物(ビッグ・ローリー)の存在などが目を引きました。

主題歌「ワンダースリー」は、アメリカ・ブロードウェーのショウを彷彿とさせる、エンターテインメント性が高い楽曲で、「ひょっこりひょうたん島」なども手掛けた宇野誠一郎さんの作曲。
♪とっても好き… で始まる、脱・ヒーローソング的な作詞は北川幸比古さんが手掛け、コーラスを担当したボーカル・ショップが、楽曲の魅力をさらに伸ばしています。

放映当時の音盤は朝日ソノラマが独占し、主題歌とドラマ入りのソノシートを刊行しました。

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本盤の制作を担当した橋本一郎さんによると、主題歌の件で手塚&宇野両氏の打ち合わせに同席されており、その際、手塚さんから「日本的な短調にせず、世界に通用する曲にしてほしい」との条件が出されたとのこと。

手塚さんのセンスはもちろんですが、それに応えた宇野さんもさすが!の仕上がりですね。

実はこの主題歌、放映初期の数回は、歌詞が異なっていたことは意外と知られていません(曲は同じです…が、アレンジが若干異なります)。

♬ちょっと見りゃ なんだかありふれてる 動物なんだけど
 10万光年 はるばる旅して来た すてきなワンダースリー
 オー! ワンダースリー

前半部分はこんな歌詞ですが、広く知られる歌詞(便宜上、「普及版」とします)と比べると、3行目の「オー! ワンダースリー」しか共通部分はありません。
しかも、歌唱は児童合唱団なのです!

まあ、主題歌の途中変更はよくあるケースですが、曲は同じで詞を変えるというのは、あまり例がありません。

ここで、大きな疑問が2つ。
1つは「なぜ変えたのか」、もう1つは「初期版の主題歌は音盤化されなかったのか」です。

例によって、多分に推測を交えた考察ですが…

まず後者の疑問ですが、ソノラマ発出の資料から、本作ソノシートの発行日は40年6月となっており、番組放映時にはすでに店頭に並んでいたことがわかります。
当該盤の初期発売分でも、すでに普及版になっており、このことから「初期主題歌の音盤化はなされていない」と言えます。
(他にも=小学館のシートなど=存在は確認されていません)

そして1つ目の疑問、「なぜ変えたのか」。
考えられるのは2パターン。①初期版はパイロット版主題歌だった ②一度は初期版を採用したが、諸事情により普及版を収録し直した、です。

私としては、手塚さんのダメ出しがあったのではないかと思うのですが、真相はいかに?

ソノシート刊行の時期から考えても、少なくとも放映開始時には普及版が完成していたけれど、パッケージが済んでいる初期の数回は初期主題歌のまま放映され、逆にソノシートには当初から普及版が収録された、ということになります。

機会があったら、その点を橋本さんに確認したいと思います。

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