まんがレコードA面/B面

懐しいアニメ・特撮のレコード・ソノシートに愛をこめて

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いつもご覧いただきありがとうございます。

新年早々、残念なニュースがありました。
CMソングやアニメ・特撮主題歌の歌手としても活躍された天地総子さんが、亡くなられたのです。
年末の藤田淑子さんに続き、慣れ親しんだ方々の訃報に接するたび、心が痛みます。

でも、考えてみると、私のように1960年代に幼少期を過ごした世代に活躍されていた方は、仮に当時20代半ばとしても、現在は70代半ば。
いくら平均寿命が延びているとしても、"いいお齢"であることに変わりありません。

ということで、今回は"フーコ"の愛称で親しまれた天地総子さんを偲んでお送りします。
(本当は前回のタイミングでこの題材にしたかったのですが、新年早々の追悼企画はちょっと…という判断です)

さて、我々の耳になじんだ多くの歌を手掛けた天地さんですが、アニソン・特ソンの分野ではそれほど曲数は多くありません。
主題歌としては「かみなり坊やピッカリ・ビー」「怪獣王子」「進め次郎丸」「チビラくん」、そして「オバケのQ太郎(第3作)」くらいでしょうか。(副主題歌や挿入歌として、あと数曲)
「オバQ」では、Qちゃんの声も演じてましたね。
個人的には、アニメや特撮ではないですが、バラエティ番組「お笑いオンステージ」の主題歌が印象深いです。

で、どれを取り上げようかと悩んだのですが、彼女の初アニソンとなった「ピッカリ・ビー」に決めました。

一般にはあまり認知度が低い作品なので、簡単に内容をお知らせしますと…
空から地上にやってきた、かみなりの子供ピッカリ・ビーが、仲良くなった人間の子供たちとともに活躍する、というもの。

主題歌「ピッカリ・ビーのうた」は、作詞がピッカリ・ビー・グループ(制作スタッフ)、作曲が萩原哲晶。
音域が高いアップテンポの楽曲で、天地さんにうってつけでした。

天地さんの声をご存知の方はおわかりいただけると思いますが、声質が高く張りがあり、インパクト抜群。たとえ短い時間でも、一度聴いたら忘れない存在感がありました。(加えて、実力もあったことは言うまでもありません)

そのようなこともあり、短い時間でインパクトが必要なCMソングを多く手掛け、楠トシエさんに次ぐ"CMソングの女王"となったわけですね。

閑話休題。
そんな天地さんの声が主題歌の分野で最大限に生きるのは、コミカルさが求められるギャグ作品であり、「ピッカリ・ビー」はまさしくうってつけであると私は思います。
他の方がこの曲を歌うことは、まったく想像できません。

肝心の楽曲は、冒頭のエレキベースとファンファーレ状のブラスから一気にテンションがあがり、天地さんのメイン・ボーカルにボン・くーるのコーラスが花を添えます。1コーラスの終盤には、主人公たちの敵役"005ヱ門"がセリフで登場。ピンタラポンタラ…と笑いを誘います。

ちなみに、この005ヱ門役は近石真介さん。「サザエさん」の初代マスオ役他、多くのアニメやバラエティ番組のナレーターとしても活躍されていますね。

音盤は、朝日ソノラマからソノシート、コロムビアからEPがリリースされました。
主題歌は別録音ながら両盤に収録されましたが、2曲目としてはソノラマ盤には「雲のドライブ」(歌:美保くるり)、コロムビア盤には「ピッカリ・ビーはいいな」(歌:真理ヨシコ)と異なるものとなっています。

リリース時期はソノラマ盤が昭和42年4月、コロムビア盤が同6月。以前の回でも取り上げましたが、ソノラマによる期間限定の独占契約が本作でもあったのでしょう。

両盤の2曲目が異なるのは、放映時期によるエンディングの差し替えがあったのかもしれません。
(近年、本作のDVD−BOXが発売されましたが、EDまでの完全網羅ではないようで、確認は難しいです)

本ブログでは、基本的に本編オリジナル(に近い)楽曲の収録盤を取り上げますので、ソノラマ盤を紹介します。

イメージ 1


前述した2曲の他、オリジナル声優によるドラマ「勉強ロボット」を収録。
ブックレットは全編、原作漫画を手掛けたムロタニ・ツネ象さんによる書下ろし。
カラーページの色使いなど、とても力が入った仕上がりになっています。

ソノラマ盤・コロムビア盤とも、現在の中古市場では出現頻度は低く、1年間続いた作品の割には意外な感じですね。

閉じる コメント(5)

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有名な声優さんの訃報をきくのはとても悲しいですよね。亡くなられた方へ「ありがとうございました」の楽しませていただいた感謝とともにそっと手をあわせております。
さすがに生れる前で再放送が少ないモノクロ作品はわからなかったのですが〜某ユーなんとかというところでピッカリ・ビーの楽しい歌・を視聴する事できました。
いやぁ〜生れる前の作品見れたり、簡単に見つけられるある意味いい時代になりましたね〜・・とオヤジくさく(笑)。 削除

2019/1/29(火) 午後 9:36 [ がりゅーど ] 返信する

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> がりゅーどさん
たしかに、動画サイトなどで昔の作品を試聴できたり、いい時代になりました。「ピッカリ・ビー」に関してはまさかのDVDボックス化! はたして採算はとれるのだろうかと他人事ながら心配になります。本文中にも書きましたが、子供の頃に活躍されていた方々が次々と亡くなられる昨今、自分も年をとったなあ…と実感しています。

2019/2/2(土) 午後 5:41 [ dos***** ] 返信する

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主さま、お元気ですか?大丈夫ですか?お体に無理せずに。ゆっくり更新まってます。 削除

2019/3/25(月) 午前 10:20 [ がりゅーど ] 返信する

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> がりゅーどさん
心配をおかけし、申し訳ありませんm(__)m
この2か月あまり、5月4日の資料性同人誌博覧会の準備で手いっぱいだったこと、この一週間は風邪に苦しめられ、何も手が付けられない状態でした。とまあ、もっともらしい言い訳ですが、ブログ更新の気力がついていかない状況だったことは間違いありません。
今後も超スローペースで更新していきますので、よろしくお願いいたします。

2019/4/1(月) 午前 10:13 [ dos***** ] 返信する

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主さま、良かったいい意味でお忙しそうでなにより?です。
風邪どうぞお大事にしてください。またよろしくお願いいたします。 削除

2019/4/1(月) 午前 10:53 [ がりゅーど ] 返信する

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