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軍隊と軍事基地のない命輝く人々と自然の循環の島々だった琉球諸島を取り戻すために、非武装琉球ネシア連邦への独立を目指す仲間たちのネ

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過労と加齢の一週間

先週の月曜日の午後は、連帯社会研究交流センター主催、連合共催の「連帯社会シンポ」に組合員業務として参加。中村圭介東大教授・古賀連合会長・田中優子法制大学学長・篠田早稲田大学教授・山本幸司日本労働文化財団専務理事・高木郁郎日本女子大名誉教授・栗本昭元生協総研理事・山岸秀雄法政大学院教授等のそうそうたるメンバーの発言を聴いた。要は、人材育成の難しさと地域における実践。その人材育成を法政大学と連合の連携で来年度から行うという画期的な意義を田中総長と古賀会長が強調していた。残るのは、連帯社会への変革をどう実践していくかという昔からの難題。
その夜は「オバマ大統領に異議申し立て 辺野古新基地建設N0!市民集会」に参加。東アジア共同体研究所理事の高野孟氏と伊波洋一さんの講演。その中で、ウイキリークスが暴露した米軍の対中国戦争に辺野古新基地が組み入れられていることが明らかにされた。エアシーバトル戦略という朝鮮半島と台湾海峡における軍事衝突からの全面戦争を想定した具体的な作戦計画があり、その中に宮古、八重山、与那国への自衛隊配備も組み込まれているということだ。そして、安倍が進めようとしている集団的自衛権の行使でいつでもゴーサインが出されるという段取りが明らかになった。しかし、沖縄におけるそうした危機感と日本全体の意識差の大きさが埋められないままにアホノミクスに踊らされている現状を厳しき批判していた。
 
翌火曜日は、執行委員会の後、その朝の濱口桂一郎氏のブログで紹介されていた
「非正規公務員問題を考える」という早稲田大学メディア文化研究所のシンポに参加した。というのは、パネラーにその濱口氏と昔の渋谷区職労の青年部で活動していた沢部氏がいたからだ。基調講演は早稲田大学の上林陽治教授で、読売新聞の原昌平編集員が進行役でもう一人の発言者は、大阪自治労に所属する非正規の児童指導員。予想通り、濱口氏と沢部氏の発言を楽しく聞けた。ということで、会場からの発言で隣にいてズーット官製ワーキングプアに取り組んでいる白石さんが発言を控えていたので、私のほうで「誰が非正規問題を解決する、できるのかという点で労働組合の重要性を強調したのと個人ではなく労働組合として契約主体となる労供事業の有効性も訴えた。
 
そして、水曜日の夜は立憲フォーラムの「集団的自衛権」を考える院内集会に参加。そこの目玉は、元防衛庁防衛研究所長の柳沢協ニ氏と北澤元防衛大臣。この二人が改憲、日米安保推進の立場にいながら安倍首相が進める集団的自衛権に反対する主張を展開した。柳沢氏は、軍事部門の専門家として北朝鮮ミサイルに関する非現実性は、伊波洋一さんの指摘とほぼ同じ内容で、要するに現在公表されている対米軍事協力の例示が全くのペテンであることを強調していた。また、北澤元防衛大臣は、安倍首相の国会軽視が戦前の内閣に軍人がはいり国会を無視して戦争に突入して言った歴史を述べて、国家が戦争しない為の最後の砦が国会であることを強調し、安部政権を強く批判した。
 
そして24日は、原水禁・平和フォーラムの一年を総括し、今後の闘いを決める重要な総会に参加。午後1時から休憩をはさんで午後5時過ぎまで。今回は、沖縄からの参加がなかったが、議案書その他の発言に沖縄普天間基地、辺野古、先島への自衛隊配備強行などが安倍政権の集団的自衛権と重なる危険性が十二分に指摘されていた。折りしもオバマ大統領と安倍首相の首脳会談が開かれていた時でもあり、重要な会議となった。その首脳会談に関するニュースで見た二人の状況で、安倍首相が当のオバマ大統領が晋三といっていないにも拘らず彼を「バラク」とファーストネームを何度も繰り返していたのには呆れ果てた。
 
そして金曜日の朝、久しぶりに軽い眩暈と吐き気で起きた。以前から過労と呑みすぎ、睡眠不足が重なった時に一年に一回ほどそうした症状に陥った。数年前は、それが年末年始に二度ほどあり、酷い正月休みとなったこともあったが、昨年は一回もなしで来ていたのにという感じで落ち込んだ。とはいっても仕事を何とかこなして
翌日のメーデーとその前に上山氏の荷物運び出しの約束があり、当日は早々に床に付いた。いよいよ土曜日の朝。何度か5時前に目が醒めて状態を確認し禎太が、結局5時過ぎの目覚ましに気が付かず6時半に起床。直ぐに車で出発。約束時間の7時6分過ぎに到着して何とか眩暈を抑えながら荷物を運び出し、組合事務所にも予定通り9時前に到着。全体集会では、古賀会長の主催者挨拶の直後に政敵のトップ安倍首相が来賓挨拶と続く2001年の小泉以来の異例の形。相変わらずの軽薄ナルシスト的発言に会場のあちこちから当然の野次がとんだ。イメージ 2
メーデー会場でも多少のふらつきを我慢して全体集会と終了後の特対部に関する高齢組合員との懇談を缶チューハイを呑みながらこなし、帰る途中で板橋学校労組や連合東京の友人たちとも若干飲みながら付き合うことができた。まさに感謝、感謝、スマイル、スマイルの威力だった。
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それからが我ながら凄いと自画自賛するのは、夜の新運転塾という組合活動に前に法政大学で開かれた「沖縄の問いにどう応えるか?ー北東アジアの平和と普天間・ 辺野古問題」に参加したことだ。内容が、大江健三郎(作家)
我部 政明(琉球大学教授)、ガバン・マコーマック(オーストラリア国立大学名誉教授)の講演に続いて、西谷立教大学教授がまとめ役で、発言者が沖縄から佐藤学沖国大教授、島袋純琉球大教授、そして遠藤誠治成蹊大学、川瀬光義京都府立大学、古関彰一独協大学の教授と西川純早稲田大学、和田春樹東大名誉教授という面々。事前告知では5時終了となっていたのが、5時半を過ぎても終わらなかったので途中で退席して組合に戻ったが、内容で強烈な印象に残るものはなかったが、大江健三郎氏が二年前の同じ会場でやった「復帰40年と今後」といったシンポでの新川明氏の発言で独立に触れたのが生真面目な彼らしい発言の締めくくり方だと思った。それよりもそこで昔の仲間に会えたことが良かった。その内容を映像で取り込むとが出来たので、今日、田中優子総長の挨拶から大江さんの発言までじっくりと見ることができた。
その夜は、新運転塾で12人の組合員と過労と眩暈を忘れて呑みながら話し合い、終わったというか無理やり終了させたのが10時過ぎ。それから後片付けをした後で、明日の朝から新規加入研修会と午後から人材育成センター職員の面接をすることになっていたので、帰宅を諦めて災害用に友人から貰っていた結構いい布団が役に立って組合で寝ることができた。
今日の書き込みの最後に、その夜車で帰る途中、親しい将棋仲間の先輩宅により上山氏のことも含めて相談しながら負けると思っていた将棋を5局指し、圧倒的に勝利、4勝1敗で午後10時前に気持ちよく帰宅した。
結局今日も、上山氏のことや組合の機関紙、溜まった資料整理を終えて書き込みを始めたが、まだ60%ぐらいの体調が続いている。これから帰宅するのは、イブニングライナーでゆっくりと座って帰ることとする。
 
 
 
 
 
安倍政権の発足以来、沖縄県民の民意を無視して、 普天間基地を北部辺野古
沿岸に移設(実は新基地の建設)しようとする動きが顕著です。
 昨年末には、 辺野古県内移設に反対していた自民党議員を無理やり賛成に
転向させ、県知事の「埋め立て承認」を引き出しました。
 こうした動きに対して、今年1月、海外の識者103人が、「 辺野古の海兵隊基地
建設反対」の声明を出しました。
 この声明は、現在、世界各地で1万人を超える支持を得ています。
 いま、問われているのは、本土(日本)の私たちです。
 日本の安全を確保するという名目で、いまも74% もの基地を押し付けている沖縄
に、さらに新基地建設が強行されようとしているのを、 黙認していいのでしょうか。
〜内容〜
 シンポジウムでは、大江健三郎さんが、 沖縄についてご発言される大変貴重な
機会となります。
 また、海外から声明を出したグループより、ガバン・ マコーマックさんをお迎えして
ご発言いただきます。マコーマックさんは、今年1月に、ジョン・ ダワー氏と共著を出
されたばかりで、ますますご発言が注目されます。 沖縄からは我部政明さんがご
発言されます。

竜宮城からの一週間

晴天、真夏の竜宮・宮古島から帰って来て一週間。気温の低さ、雨模様、仕事の忙しさ、集会続きなど等で、アットいう間に過ぎた。とは言え自宅の庭は春爛漫の花盛り。
イメージ 1イメージ 2イメージ 3沖縄では19日、辺野古の座り込み新基地建設阻止闘争から10周年の行動があり、最近の貴重な情報源となっているフィスブックでも写真と報告を見ることができたが、その日の私は、組合の仕事と脳梗塞で倒れて入院して丁度一周年となる組合員のお見舞い、翌20日の東京琉球館主宰のバスツアーの準備を終えてから「済州島四・三事件66周年追悼の集い」に参加した。
そこで講演された玄基榮(ヒョンギヨン)氏の内容がすばらしかった。
 
ウイキペディアの略歴では「玄基栄(ヒョン・キヨン、1941年1月16日 - )は韓国小説家本貫は延州。済州島四・三事件等、済州島に暮らす人々の苦悩を写実的に描く。その作品は時の政権によって弾圧を受けることもあった。かつては問題作家と呼ばれた玄は今日において済州島民を代弁する「4・3作家」と称されている。」
 
四・三事件と庶民生活を書いた「順伊(スニ)おばさん」の取材時の困難さと弾圧拷問の体験、虐殺事件全体の残虐さの話しから済州島に対する中央王権と外国による侵略の実態、それに対する済州島民の抵抗の歴史、その延長に四・三事件があること。そして、「アウシュビッツより恐ろしいことは、ただ一つ、人類がそれを忘れることだ」というアウシュビッツ収容所入り口の警告文を紹介し、不幸な過去を忘却する者は、個人であれ社会であれ、その過去を再び繰り返す運命となるという意味だと述べた。これはドイツのワイツゼッカー大統領の名言を越える厳しい歴史認識だと思った。実際、歴代の自民党政権や安倍政権が強引に進めてきた歴史認識、教科書改ざんの意図はそこにあるということだ。更に「正義の戦争はありません」と断言して「どんな戦争も勝てません。勝った瞬間に敗北が始まるのが戦争です。彼等はいつも平和の名において、自由の名において戦争を始めるのだといいました」「日本の侵略、イラク戦争、プエブロ号事件」などを例に挙げ「平和を生み出すのは平和であって、戦争は平和を作るのではありません。平和を作るのは理性と忍耐、寛容であって、憎悪や憤怒ではありません。」と論を進めた上で「済州島を世界平和の島」にと提案した。それも虐殺の記憶と地域だけでなくすばらしい自然、慣習、文化、芸術などの全てを平和教育に生かすべきだとの提案で、まさに沖縄との共通の未来像だと心から賛同、感動した。その後、数人の質問に対する冷静かつ的確な解答に涙が出るほど感動してしまった。
第二部は、朴保(パクポー)バンドの力強い唄と演奏、メッセージの数々。参加費が2千円とは安すぎた。主催の高さんの人徳で多くのボランティアと参加者のお陰だと思ったが、玄さんの通訳を上手にこなしてくれた女性の紹介と労いの拍手を求めなかったことが一つ残った。その分「順伊(スニ)おばさん」を一冊購入したのと終わってから在日の友人女性と美味しいお酒と料理を満喫、贅沢な一日を終えた。
 
そして、昨日。小学校のクラスの仲間の一人が中心メンバーの歌謡曲バンドの演奏会に。午後1時半に柏の高柳で待ち合わせということで、午前中は久しぶりに自宅でゆっくり。とはいっても掃除、ゴミ出しなどの手伝いも。更に、長男孫の入園と誕生祝で皆が来るということになり、結局待ち合わせの時間から遅れること約40分。
中学二年になる長女とは、勝田台駅の改札口ですれ違う形に。ホームの階段から降りてくる乗客の中に彼女を見つけるつもりが、「おじいちゃんどうしたの?」と孫のほうから声をかけられるまで気がつかない有様。ジャージを着てリュックを背負った姿が思いのほか小さく感じられて気がつかなかった次第。
その後、高柳駅から聞いていた道筋を辿りながらついたのが、田んぼや畑の奥にある倉庫の一角で、昔カラオケだった場所を音楽グループの練習場として安く貸し出している場所が会場だった。
イメージ 4イメージ 5そこでたっぷりとオールデイズの演奏を堪能しながら、旧友たちと呑んで楽しんだ。メンバーは、そのクラス仲間がミクシーで呼び掛けて始まったのだそうで、入れ替わりもあったそうだが、われわれ観客が7人に対して当日は11人のフルメンバーが参加してくれた。
そこを出たのが、午後6時前でまだ早かったので、船橋でも5人で居酒屋で2時間。
アットいう間の一週間。今日から始まる一週間も色々と感動、感謝、感激の日々が過ぎるよう期待している。
 
11日から今日の朝まで清明(シーミー)の季節の琉球ー生まれ島・宮古にいた。
ご先祖の霊を迎えて今生かされている命に感謝し、共にお祝いすることを実感して戻ってきた。初日は、辻のレンタカー屋に行くとそこは友人の石嶺さんの自宅の直ぐ傍で、久しぶりに一緒にコーヒーを飲みながら30年以上の縁がある十条のどんぞこのママに電話を入れたところ、二人とも下地の高千穂の出身で何と親戚関係だというのだ。更に後で分かったことだが、あららがまフェスタで一緒の松谷さんも同じ部落の出身だとのこと。人の縁の強さの中に自分自身も繋がっていることに誇りすら感じた。それから小禄の12神様に手を合わせてから奥武島ー奥平のお墓ーコザの叔母宅へ。
イメージ 1マンションや民家の真ん中に残った拝所で、中央に黒く写っているのが凡字のような古い言葉が刻み込まれた12個の石が不整然と置かれていて、その石群が全ての神とつながっていて、ここから富士山も動いていったという神聖な場所。その小禄地域には宇宙の繁栄を表現している「宇栄原」もある。
最近読んだ、琉球大学の木村政昭教授の琉球が邪馬台国だったという本からして、琉球諸島が東アジア(世界という神人もいる)の中心地域、とりわけ平和の象徴である太陽神を祭る場所だったと最近は確信している。だから日米の軍産複合体が沖縄諸島を軍事植民地として手放さないのだと思う。逆言えば、琉球諸島を本来の平和の中心地として独立させることがアジアから世界を平和にする道だと大きく確信して運動すべきなのだ。その一つとして、私は若い神人が作った「七支刀」を祀るお宮を造る動きに少なからず参加している。
そして、12日の朝から13日の夕方まで宮古島にどっぷりと漬かってきた。
イメージ 2宮古島の空港に鎮座する貝殻などで作られたシーサー。
イメージ 3私の生まれた家の隣にある拝所。既に親戚関係ではない人の手に渡っているせいもあり、昔は祖父母や叔父叔母たちが手入れをしていた香炉なども雑草に埋もれている。今回はできなかったが、その内、何とか手入れをしに帰るつもりだ。
 
 
イメージ 4イメージ 5イメージ 6金城定吉さんが、60歳になってから一人で裏山の石を掘り出し始めた石の庭。東平安名岬の海と灯台。イメージ 7
 
 
 
 
 
 
 
 
右端のブルーの海は、宮古島から数キロ先にある伊良部島の港のもの。
フェリーで渡り港に接岸する直前船に擦り寄ってきた縦長の魚、立ち魚か何かと思うがこの写真では分からないが、不思議な光を発しながらくるくると回りながらズーット船から離れなかった魚で、驚いたのは、そのフェリーが一端宮古島に戻り、二時間ほどして伊良部島に戻ってきて私が宮古に戻るために乗船してみたら、同じ場所にその魚がいたのだ。他の乗客にも声をかけて写真や動画を撮ってもらい、投稿してと頼んだのでもしかしたら何処かに紹介されているかもしれないが、不思議な伊良部島の経験だった。
その他にも滞在中の出来事は、書くのが惜しまれるほど感動の連続だった。神々の島というのが実感で、そこに生まれながら3歳までしかいられなかった人生の不思議さとにも拘らず多くの人たちに歓迎されていることを有り難く感じて戻ってきた。

4月4日に

先日の4月4日、首相官邸とアメリカ大使館への抗議行動が223回目となった。桜満開、毎週金曜日の脱原発行動と同時に、首相官邸職員に抗議の意思を表明し、アメリカ大使館前を封鎖している警察官にも4月4日の歴史的意義を教えてあげた。
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イメージ 2イメージ 3これらの桜は、組合のそばに咲き誇っていたもの。
その周辺には、古い、古い家や仏様たちが祀られている。
時々、散歩がてら手を合わせると仕事と現実政治のストレスに多少の安らぎを感じてバランスを取ることが出来る。
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明日から、今年3回目の沖縄となる。朝6時10分発のジェエトスターにのる為に今日の夜は空港に泊まる。14日の昼に組合に戻る予定で、全てに感謝、感謝の心で行動してくる。
 
ということで行く前に、スティグマに投稿する原稿を書いた。
その内、4月4日に関する部分だけを抜粋して残しておきたい。実は、意外な人たちからこのブログを読んでいると言われていて、正直躊躇する時もあるが、当初の予定通り、アルチュウハイマーが進んでいる折から備忘録として自分自身の為に残しておくことにしている。
ということで、スティグマ原稿の抜粋。
奇しくも4月4日という日は、琉球と日本の支配と抵抗の歴史に大きな出来事が重なって来た日だ。最初の出来事は、1609年に起こった。薩摩藩による琉球国への武力侵略の結果、当時の尚寧王が首里城から鹿児島へと強制拉致された。その時一緒に拉致された三司官の一人謝名親方は、起請文(謝罪契約書)に署名を拒否して殺された。恐怖に陥った尚寧王は署名をして三年後帰国を許された。そこから所謂日支両属といわれる植民地時代が始まった。19世紀の帝国主義時代の幕開けに、米英に先導された日本国が、琉球国を武力併合して最後の王となった尚泰を日本国の華族に列し沖縄県を設置したのが1879年の4月4日、尚寧王の拉致から丁度270年後のことだった。」
 
その後、米軍の直接支配下に切り捨てられて27年後の4月4日に起こったことが、最近の日米密約で明らかになった沖縄返還交渉の日米機密電報を漏洩した容疑で、当時の西山太吉毎日新聞記者と外務省事務官の逮捕だった。その「復帰」も、私は若い20代に経験しているが、明らかにアメリカ帝国主義の戦略に日本支配層が加担した沖縄に対する巧妙な軍事植民地支配の再編強化だと反対運動に参加した。そのことが正しかったのは、復帰から42年の経過と受難の歴史が如実に語っている。」
こうした4月4日にまつわる歴史的な負の連鎖を断ち切ったのが、高校野球の若者たち。復帰前から甲子園大会に出場しては負け続けてきた沖縄の高校生を見て、昔は沖縄から米軍基地がなくなるのが先か高校野球での全国優勝が先かと揶揄されるほど、どちらも絶望的な状況があった時代が長かった。そうした中で、今年の春、夏連続出場した沖縄尚学が何と1999年と2008年の二度も優勝した日が4月4日だったのである。」
 
最後に余談かもしれないが、4月4日に関して忘れてはならない日を付け加えるとすれば、1968年のこの日に暗殺されたアメリカの黒人解放運動の指導者マーチンルーサーキング牧師のことだろう。アメリカにおける奴隷制度から続いていた(今も根強く残る)アフリカ系アメリカ人への差別撤廃運動のリーダーで、非暴力を貫いた解放運動により公民権法制定に貢献し、ノーベル平和賞も受賞した。彼の「私には夢がある。」の演説は、人種差別に対する長い闘いが今も続いていることに対する怒りと同時に闘い続ける決意と希望を表現したものとして有名。その彼の闘いが、人種差別反対からベトナム反戦運動へ展開し影響力が拡大するのを恐れた支配者の手先によって暗殺されたのである。沖縄では、伊江島の阿波根昌鴻さんが沖縄のガンジーとして、米軍政下から今日まで続く暴力的弾圧に対する非暴力直接抵抗運動の師と仰がれている。今年の春の甲子園では、ベスト8にとどまった沖縄尚学の高校生は元より、音楽、芸術、その他の分野で活躍する琉球の遺伝子を引き継ぐ若者たちと共に「私には夢がある。」の平和と人権、環境の確立に向けて行動し続けて生きたいと思う。」
 
 
 
 
 
 
 
 
ソチオリンピックの開催期間を前後して、国際政治で大きな変動が相次いで起こった。一つは、ウクライナの政変とそれに連動したクリミヤ共和国の独立からロシアへの編入だ。オリンピックがらみでは、8年前の北京で開催中にグルジア共和国が南オセチアに軍事行動を起こしロシア軍が介入したことが記憶に新しい。いずれもロシアを焦点とする民族問題で、背後にアメリカやヨーロッパ各国の利害が絡んでいることが明らかだ。そして、もう一つが、北京行きマレーシア航空の失踪事件。最近では南インド洋に墜落したのではという報道が確実な情報のようになっているが、不思議なことに最初の10日間ぐらいは、全く情報がないといわれていた。このときに注目されていたのは、北京で開かれていた「全人代」という中国の指導者全員が集まる国会にあたる会議が開かれていたど真ん中の8日に消息を絶ったことと偽造旅券で登場した2名の人物がいたことで、単なる事故ではないという報道が飛び交った。
この両方ともアメリカの軍産複合体が何らかの関わりを持っていたことは間違いないと思う。クリミア共和国の住民投票から独立の過程で、米軍はF16戦闘機12機と兵員300人をポーランドに派遣し、NATOの合同軍事演習を密かにか大々的にかは分からないが実施しているという。そして、マレーシア航空機の件では、マレーシア政府が13日、詳しい飛行データを米国家運輸安全委員会(NTSB)や米連邦航空局(FAA)に開示したという。そして外部の専門家の分析も取り入れ、この物体が航空機の飛行を示すものかを検証しているというが、米軍の衛星監視体制の記録を使えば直ちに確認できるだけの能力があるはずで、それを公開しないままでいること自身怪しいと思わざるを得ない。このマレーシア航空に関しては、何らかの理由でインド洋のディエゴガルシア島の米軍基地に着陸した後で、墜落を装う工作が為されたのではないかという観測も流れている。不可解極まりない事態がその内もっともらしい事故解明が為されるに違いない。
もう一つ冒頭のクリミアを巡る紛争について、当方の機関紙のコラムに次のように書いた。「クリミア半島といえば、帝政ロシア時代から歴代支配層たちの保養地であり、北方領土問題の起点となった「ヤルタ会談」が開かれたことで有名。◎第二次世界大戦後の冷戦は、米・英・ソの三大国首脳が集まったヤルタで始まり1989年米・ソ首脳会談が開かれたマルタで終わったという。◎そのクリミア半島のクリミア自治共和国がウクライナからの独立、ロシアへの帰属を巡ってロシアと米・欧間の新たな冷戦が始まろうとしている。◎ことの始まりはウクライナにおける親ロシア派大統領からEUとの連携を強める政権への選挙なしの政変で、ソチオリンピック期間中から始まったことだった。◎実は、クリミアは元々ソ連時代にロシアからウクライナに移管され、ソ連崩壊後の92年と94年にクリミア自治共和国として独立を宣言したが、当時のロシアは、軍事介入もクリミア共和国の承認もしなかった。◎更に歴史を遡ると、160年前クリミア半島を巡ってロシアとイギリス・フランス連合軍との大規模な戦争があり、ロシア対西欧の対立という構造が今日まで続いているということだ。◎それにしてもソ連邦時代の構成国を巡る紛争が後を絶たない。それもオリンピックがらみでいえば、8年前の北京で開催中、グルジア共和国が南オセチアに軍事行動を起こしロシア軍が介入したことが記憶に新しい。」と。
要するに、19世紀以来続くロシアとヨーロッパ(米国)の支配階級同士との根深い対立が今日的な様相を呈して現れているということだろう。

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