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続「怒り」と「希望」

 昨日は、大田元知事の「怒り」に「希望」を見いだしたと思ったのだが、今日は、サッカーの日本対ウルグアイを見て、4対2で負けたのだけれど、パフォーマンス的には、そんなに「希望」のない試合ではないなと思った後、そのサッカーのスタジアムの大画面に、ちょっと前の映画「20世紀少年」の主人公を思わせるような扮装を施した、お笑い芸人風の男が現れ、その「希望」をすべて打ち砕くような、そんな感じの「ゲーム」を「これから始めます」、みたいな宣言をした。 せっかくの「希望」が、たちまち「怒り」に変わった。 どうやら、サッカーの試合の後の番組の宣伝らしいのだが、こんな嫌な感じの「流れ」が受ける世の中のなのだろうかといささか憮然とし、すぐにチャンネルをNHKのニュースに変えたら、また嫌な感じの鬱々とするような映画の場面が流れていて、どうも吉田修一の原作の映画らしい。 吉田修一の原作の映画というと、2、3年前に「悪人」という、「復習するは我にあり」をちょっと思わせる映画で、「ふーん」と思ったことを覚えているが、今度の映画は小笠原諸島を舞台にした戦争を描いた映画のようで、主演の女優が「救いのない話だけれど、最後に希望が見えた」みたいな、曖昧だけれど、肯定する感想を述べ、それを聞いた原作者の吉田が「そう言ってもらえると私も救われます」みたいなことを語っていた。 私が言う「希望」とは、例えば、日本語をしゃべる沖縄人が、日本語をしゃべりながら、まったくの「他者」として日本人に対峙することに「希望」を見るという「希望」なので、まあ、誰とも共有し得ぬ「希望」だと思うけれど、それでも、やはり希望にはちがいないと思うのだ。 西川口なんかに住んでいると、ひげを生やした熱心なイスラム教徒が、実は日本国籍を有する日本人だったり、という状況の方が、実現しやすそうに思うけれど。

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