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思えば今夏、
8月1日にカワセミを初めて撮影して以来、
3カ月半にわたって鳥撮街道をまっしぐら、ひた走ってきました。
これが最初の画像です。
本物の美しいカワセミを見た感動と、
初めて自然のままの野生のカワセミを画像に収めた感激。
やがて水面を滑空する飛翔シーンや、
獲物をめがけて水中にとび込むショットを撮ってみたいと思うようになるのは必然でした
カメラは愛用のニコンD90、
レンズはタムロンの望遠ズーム200−500ミリ。
手持ち撮影の簡単な装備でした。
枝止まりの簡単なショットならこれでもなんとかなったかもしれません。
ただ、飛ぶ宝石の姿を収めるには、
あまりにも小さくてスピードが速すぎました。とても手に負えません。
なんとかならないかと思っていたら
鳥撮の先輩さんが使っていたのがなんと照準器でした。
カメラ屋さんでは扱っていません。ネット検索で早速、買い求めました。
カメラの手前側に取り付けたのが照準器です。
左目で照準器、右目でカメラのファインダーをのぞくので
カメラの焦点と照準器の焦点が一致するように設定します。
高速で飛ぶカワセミを望遠のファインダーで追い続けるのは無理がありますが、
照準器は視野が広いため捕捉することが可能となります。
おかげで被写体をなんとかファインダーにとらえることができるようになりました。
次なる課題は三脚です。
カメラが乗ればいい、と簡単に考えていた三脚でしたが、
実はクリアで鮮明な画像を得るためには頑丈な三脚が不可欠だということを初めて知らされました。
重くて頑丈な三脚を調達したあとのハードルは雲台でした。
左右、上下にスムーズにレンズを動かすことができ、
シーソーのようにレンズの重さのバランスがとれていて、手を離しても上下にレンズが動かないような仕組みがついた雲台。
その一つがこのフォーク型雲台(ケンコーKDSジンバル雲台)です。
本来はデジスコ用で、カメラをサイドに装着するタイプです。
このままでは装着でないので、カメラと雲台の間にクイックシュー(装着金具、写真左下)が必要となります。
取り寄せたクイックシューが大きすぎたため、やすりで削る作業を続け本日、完成しました。
もう一つハードルがありました。
三脚と雲台のネジが合いません。
途方ににくれていたところ、先輩さんのアドバイスをいただき、
ネットでアダプターを特注されている業者さんの存在が分かり、注文して取り寄せたのが写真の右側にある丸い円筒形の金具(写真右端)です。一度装着するとはずれなくなる恐れがあるので、穴が一カ所開けられ、補助棒のような差し込み金具を使います。
ここまで取りそろえるのに3カ月を要しました。
1人でやっていたのでは、とても対応しきれません。
この機材を入れて、撮影したのが次のカットです。
止まりもののカワセミ写真。
最初のころとあまり変わりがないように見えますが、
そこは未熟のなせるわざで、撮った写真の締まり具合が違ってきました。
次のステップをいえば
大口径の単焦点レンズ、カメラのグレードアップ、技術の習得となるのでしょう。
こちらはそう簡単にいきません。
まだまだ、道半ばです。
101114記
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