|
安倍首相が今国会への提出断念を表明したそうですが
とりあえずほっとしました。
もしかしたら選挙対策で断念したのかもしれませんが
今後、選挙後にどういう動きになるのかも見ていきたいと思います。
前回は感情的な発言をしましたが
今日改めて立場を含めて発言しておきたい。
首相は『国民に誤解されたまま提出できない』と
言っていましたが
当方としては経団連WEBサイトに掲げられている
『ホワイトカラーエグゼンプションに関する提言』(2005年6月21日)
http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2005/042.html
にきちんと目を通しており、誤解しているつもりはありません。
首相は『国民が誤解している』とするならば
どんな情報が欠けているのか明確にし開示すべきです。
本当に多様な働き方を推進したいのであれば、
一部のホワイトカラーだけを論議するのではなく
総合的にさまざまな働き方を検証し分類したうえで、
国民が選べるような労基法の見直しを行うべきです。
ホワイトカラーエグゼンプションだけが突出して
法案提出されるのは間違っています。
そういう点で、今回は経団連の残業不払い金逃れ法案と
いわれても仕方が無いし、国会提出見送りは当然です。
年収400万以上のホワイトカラーというと
かなりの30代以上の会社員・公務員が当てはまります。
この世代の3人に1人が月80時間以上の残業をしている。
80時間以上は判例で過労死と直接関係があるとされています。
仮に80時間以下であっても月40〜50時間はあたりまえです。
さらには02年〜03年には労働基準監督局による
残業代未払いが全国で摘発されました。
こういう現実を前に経団連と厚生労働省の提案は説得力を持ちません。
本当に仕事が好きだからやっているひとはどの程度いるのでしょう?
厚労省は(1)時間を自己管理でき、
ワークライフバランス(仕事と家庭生活の両立)に寄与する
と言っていますが、果たして自己管理できる業務量なのでしょうか。
管理職は部下の人事権と予算のような職務権限を持ち、
残業代がないかわりに報酬として成果に見合った収入が得られます。
ほんとうに働きたければ管理職を目指せばよい。
プロジェクト責任を任せたければ管理職にすべきです。
一般職員にはいろいろチャレンジをさせてもいいが
労働時間の上限をはずしてはいけない。
しかし一般職員は、職務権限はなく、
業務量は管理職によって決められます。
どうやって自己管理できるのですか???
収入は一番少なければ400万円そこそこしかありません。
少ない収入で無制限に働かされて
いったい何がライフワークバランスなのでしょうか?
私は仕事が嫌いでこんなことを書いているのではありません。
現在の日本社会ではライフワークバランスが崩れており
仕事が家庭生活を奪い少子化を招きうつ病を引き起こし
過労死を生んでいるから、そんな状態をやめさせたいのです。
その点で日本版ホワイトカラーエグゼンプション法案は
間違った制度であり、今後も絶対に法制化させてはいけません。
一方で、厚生労働省は総合的な見地に立って
本当にライフワークバランスを実現させる
労働基準法改正案を提示すべきです。
このままでは本当に日本の家庭が滅びます。
それは少子化によって国民がいなくなり、
国も滅びることを意味しています。
|
とりあえずよかった。でも問題は全然解消されませんね。。。テレビでフランスの少子化が改善されてるニュースやってましたね。日本のお偉いさん方はすこし見習って、真剣に取り組むべき!このままでは日本は借金まみれの老人社会になることは確実。老後が不安です。
2007/1/18(木) 午前 11:59
ハイジさん、こんばんは。フランスの少子化改善方法はシングルマザーの支援なんで、いかにも自由恋愛が旺盛なフランスに合った方法。日本ではどうかな… とにかくホワイトカラーエグゼンプションだけを取り出して法制化するのは間違いで、家庭と仕事のバランスを臨機応変に変化できるような厚生労働制度を総合的に考えて、3年以内に制度化すべきだと思います。ほんと、今後が心配ですね。
2007/1/18(木) 午後 11:26
そうですねぇ、フランス人は結婚しない人が多いみたいなので、比べられないところがありますね。ふむふむ。
2007/1/19(金) 午前 9:27