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岩手県教育委員長の言葉(『教育』2014年3月号インタビュー)
「岩手県では震災後1年の間、人事を凍結しました。そのつぎの年、被災地に希望するかどうかの人事異動のとき、機械的にやるのではなく、教員の意向を聞きながら実施しました。」
「異動の意向を聞きながらやったことが、教員の生きがい、働きがいを生み出し、教員の使命感が高まったのではないかと思います。」 「全国学力テストでいつも問題になるのは順位ですが、それだけではないよということを私はいつも言っています。勉強ももちろん大事ですが、避難所で高齢者の世話をする、病院の世話をする、漁師として海で生きていくと決意する子どもがいる。子どもたちも健全に育っているんじゃないかと思います。岩手の最大の課題は学力向上で、これは変わりませんが、それを根本に置きながら、それと同じように人の痛みを感じられることも重要です。 仮設住宅などでのインタビューで、子どもたちが「学校に行きたい」「本を読みたい」「友だちに会いたい」と言っているのを見ましたが、子どもたちは本来学校に期待し、勉強もしたいと思っている。勉強しろと言われなくても、勉強したいと思っているんだということを知ることができました。先生方にはそれに応えられるようにがんばってもらえばいいんじゃないか。私は訪問するとき、被災状況を見るだけでなく、子どもたちがどんな表情で勉強しているかをつぶさに見させてもらってきました。」 「県立高校の再編案については、震災前にある程度できていましたが、震災でしばらくは凍結せざるをえない。進学者、在籍者が減ったからといって一律に切るわけにはいかないと思っています。ブロックごと、地域ごとに懇談し、みなさんの意見を聞いていきますが、むしろ震災があったからこそ、町の中心となる施設として残さなければならないと思います。市町村の小中学校の統廃合は、市町村教委が判断することですが、コミュニティが崩壊しているなかで、財政面だけではなく、子どもを育てるという観点から考えるということがあってもいいのかもしれません。」 他の教育委員会も見習ってほしいです。
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