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日本国憲法

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96条の会

 憲法改正の発議用件を緩和する憲法96条改正に反対する憲法学者や政治学者が、「96条の会」を結成しました。
 発起人には、護憲学者も、改憲学者もいます。
 政治家の暴走を抑止するための憲法96条を、その政治家たちが変えてしまう。外国では考えられないことです。 「憲法をどう変えるか」ではなく、政治家の思いつきでいつでも憲法を変えられるようにしてしまおうというのですから、改憲派学者が怒るのは当然です。
 しかし、激しい言葉は報道されるのに、少しの思考を必要とすることは報道されないというマスコミ状況。
 映画 「相棒 X Day」の中の台詞に、「国民は、難しい真実より、わかりやすい嘘を喜ぶんだ」というものがありましたが、まさにそのような状況になりつつあるようです。
 

違憲状態

選挙制度の違憲判決が続いています。
民主国家なのかどうか、根本が問われています。

 2006〜7年、前任校の卒業生(大学生)たちと、卒業生の大学の先生に講師をお願いして、憲法の学習会を行っていました。
 会は、「憲法を見つめ直そうの会」。護憲の会ということではなく、まず憲法を理解し、考えようという趣旨での活動でした。
 今春からまた、同じような会を創っていく必要がありそうです、市民として。

テストと学力

テスト問題は、日本のような巨大な[受験産業]のある国ではその独自の力学で大きな影響を教育全体に与えてしまいます。
先日の公立高校入試は、学校現場の独自性*創造性を剥奪する政策の実施により、北海道の教育全てを支配することになった教育委員会が繰り広げる実験の1つに入れられしまい、中学校教育で培われることが求められている教育内容からずれた出題がされるというとんでもないことになってしまいました。
憲法の三大原理にほとんど触れない社会科、言語活動に傾斜しすぎ、教科の学力実態の把握を難しくした理科、教育委員会が、支配権を持ち、[改革]ゲームに走る状況は道民の学力や未来にとって憂慮されるものです。
中学校校長会、各教科研究団体からの抗議*申し入れもあり得るかもしれません。
教育委員会内の良識ある方の

憲法と立憲主義

 憲法は何のために存在しているのでしょうか?
 一つは、国家権力の暴走の抑止のためです。
 そして、最近、新たに国際的に言われるようになってきているのは、民意の一時の暴走の抑止のためです。
 冷静に時間をかけて実現した合意=憲法を、権力や民意の一時の暴走による破局を防ぐために活かしていく。この立憲主義という民主政治の原則から考えると、憲法を次々と変えるということは危険きわまりないということになります。
 米国のように憲法を頻繁に変えている国があるではないかという意見もあると思います。その改憲部分は、細かい規定(数値)の変更であって、憲法原理の変更ではありません。
 そして、米国には、司法による違憲判決が頻繁に出され、民意と議会の暴走は厳しくチェック・抑止されています。違憲判決がほとんどだされない日本の司法の弱さとは大違いなのです。
 冷静に判断し、過ちを防ぐための憲法、大事ではないでしょうか。昨年、NHKが放送した、民意の暴走による戦争勃発・拡大という歴史経過を追ったシリーズもそのことを、過去の過ちを示していたと思います。
 そのような<憲法の正確な意味・意図=立憲主義>を、他の先進国のように時間をかけて教育の場で説明していくことが大事だと思います。


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