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佐世保の女子高校生の事件、「人を殺してみたかった」「遺体をバラバラにしてみたかった」などの言葉からは、行為障害の疑いが感じられます。1997年の神戸幼児連続殺傷事件の少年との共通性が感じられます。
行為障害とは、WHOの精神疾患診断基準(ICD-10)などで分類されている診断症状の一つですが、攻撃性や残虐性、虚言癖などの歪んだ傾向を持つ、一般的には「非行少年」と重なる層の多い子どもたちへの診断です。
警察の流す選別された断片的な情報で判断することは危険で、慎重であるべきですが、このような悲劇(被害者は当然のこととして、このような事件を起こすに至ってしまった加害者も含めてになると思います)を防ぐための真剣な論議が必要だと思います。
神戸の少年は、医療少年院の治療・教育により、被害児童家族も納得できるだけの治癒・更生をしています。神戸の少年は、かわいがってもらっていた祖母の死のストレスが契機になったのではないかと言われています。今回の少女の場合は、母親の死とすぐ後の父親の再婚のストレスがきっかけになった可能性もあります。
深刻なストレスによって、興味関心の歪み(特異な偏在)が生じ、今回の「人を殺す」ことへと行為が向かってしまった可能性があります。
行為障害の要因は様々で定まっていません。多感な少年期の育ちに丁寧な視点・関心を向け、ケアをしていくことこそが最良の対応だと思います。
子どもの心と生活を、大人(社会)が優しく丁寧に見つめること。そのことこそが、今の日本社会に求められているのではないでしょうか。
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