出師の表

日本は、真に独立した国なのでしょうか?

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グローバリゼーション(globalization)という言葉が花盛りである。

ニュースでも、新聞でも、グローバリゼーションと言う。
私は、この言葉を聞くたびに不思議な気持ちにならざるをえない。

まず、なぜ、グローバリゼーションと言うのであろうか?
この言葉は、英語である。この言葉を使うニュースや新聞は、日本国内のものである。
なぜ、国際化と言わないのであろうか?

ほんの一部の人を除いて多くの日本人は、英語よりも日本語が得意であろう。
それをあえて英語を使っている理由は、二つあるのではと推測している。

一つは、「格好いい」からである。
潜在的に、多くの日本人は日本語よりも英語が
格好いいと思っているふしがある。
半端に英語ができるのだろうか、日本語が不得意なのだろうか、
日本語のスピーチであるにも関わらず、
英語の単語をやたらと盛り込む人がいる。
宮沢喜一元首相などが典型的な例である。
多くの場合、英語を扱えるということ自体が、
「格好いい!」という気持ちからではなかろうか。

私は、言語に対する思いと、文化に対する思いとには
非常に高い共通性があると感じている。
上記したように、日本語よりも英語が格好いいという気持ちがあるとすれば、
それは日本の文化よりもアメリカの文化(イギリスでもよいが)の方が、
勝っているという気持ちからではなかろうか?
ちなみに、フランス語が話せるとなれば、「超格好いいー」となるのは、
フランス文化への憧憬が強いからであろう。

約150年前に、徳川幕府が、薩長を中心とした討幕運動により倒れ、
明治維新となった。
それこそ、急激な国際化に晒された明治政府は、
急激な欧化の道をだどる。
日本の文化よりも、欧米諸国の文化の方が優れているとの考えが、
日本の隅々に広がっていたと考えられる。
しかし、日清、日露戦争の勝利により、欧米に対する劣等感が克服されかかった時に、
第二次世界大戦の敗北とGHQによる占領地政策の効果により、
その劣等感は、私たちの遺伝子に刷り込まれるように
深層心理に根ざしてしまったと思われる。

さて、グローバリゼーションという言葉を使う二つ目の理由は、
日本人にとって目的なき国際化を推し進めたい人々が、
その言葉の曖昧さを増幅させたいからではなかろうか?

日本語でも国際化という言葉は、意味的に曖昧さが強い。
外人と話ができれば、国際化なのか?
それとも、海外旅行に皆で出かけることが、国際化なのか?
それとも車をどしどしアメリカに売ることが、国際化なのか?
国内の農産物を食べずに輸入食品に頼ることが、国際化なのか?

なぜ、国際化しなくてはならないのか?

しかも、声高に、グローバリゼーションという「日本語」の国際化よりも、
一般の人たちが、その真意を取りにくい言葉を使ってまで。

何となく格好良く、曖昧模糊な言葉で、しかも意味はなくとも力強く
国会で小泉首相が
「グローバリゼーション!」
と言われれば、
「そうだよね、そうだよね」
と、頷きたくなる日本人の心理状況が、確かに私たちにはある。

私の敬愛する国会議員の方が、やはり国会の答弁中に
小泉首相から言われた言葉がある。
「島国根性」と。
この場合、グローバリゼーションと島国根性は、完全な反対語であろうし、
小泉首相は、島国根性を卑下する言葉として使ったであろう。
格好悪く、意味も明確に取れる日本語で、しかも恣意的に力強く
「島国根性」
と言われれば、
「そうだよね、そうだよね」
と、頷きたくなる日本人の心理状況も、確かに私たちにはある。

しかし、私は、ここで強く言いたい。
「島国根性」で何が悪い!
私たちは、この島国で、2000年間生きてきて、忘れがちではあるが、
世界に誇れる文化を幾つも幾つも生み出してきた民族である。

日本が、真の独立国家を目指すとき、もう一度、島国であることから、
考えていかなくてはいけない。

閉じる コメント(2)

またコアなテーマですこと!今までそんなにこの日本という国について考えたことなんてなかったです。べとは職業上、農家さんとふれあう日常ですので食料については考えますけど。ごはんを外交に使うのは良くないです。世界的不作になったら、他人の胃袋よりも自分の胃袋ですものね。日本には「売りたいけど、今年は不作だから」ってやられた日にはたまったもんじゃないです。

2006/3/21(火) 午前 9:43 べと

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食糧問題は、最も重要なテーマの一つです。国家の礎です。それにもまして大切なことは、食糧問題が国家の礎であることを認識してもらうこと。それには、日本がいかなる国であったのか、また現在あるのかを知ってもらうことだと思っています。だからこそ、この国が「島国」であること、そして、その島国がいかにして成り立ってきたのかを再確認する必要があるのです。

2006/3/21(火) 午前 10:48 [ 石山敬貴 ]


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