自己の解析・何故、僕はこうなのか

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全1ページ

[1]

僕は、あまりにも気の毒な人々のことを知ってしまった。メールで会話してしまった。些か、関わりを持ってしまった。現代日本の田舎に住んでいる最底辺の人々。僕には、彼ら、彼女らを助けることなどできはしない。しかし、幾らかでも慰めることはできるだろうと思ってしまった。

僕は、あまりにも甘く、お人好しであった。そうした無残な「現実」に触れて、僕の心は、最初は同感と同情に満たされた。だが、どうにもならない「現実」。日本の田舎には、信じられないほど封建的で、粗野な男や、無知で、頑迷な女が、実際にいるのである。

今や、彼らから手を引くべきだろうか?僕自身も貧しい。しかし、彼らは「絶望的に貧しい」のだ。このままでは、僕は、そうした人たちと共に、奈落へと引き込まれそうだ。僕自身、次第に貧しくなっているのだから。その上、癌という病に蝕まれている。

ある人は、もっと明るい方を見よ、と忠告してくれた。彼らとは、すっぱりと手を切り、目を背けるべきだろうか?しかし、何故か「健康的な人」とは縁がない。孤独な僕は、勢い、そうした人々を関わりを持ってしまうのだ。

健康的な、明るい世界と人々・・・だが、僕の生活の中で、健康的と言えるものは,ストレッチだけだ。僕は、闇と絶望とを、自ら好んでいるのだろうか?

昼日中、買い物をしに、安売りスーパーに行った。そこには、ぞんざいで、不潔な服装、惨めな顔つきをした、中高年の田舎者が溢れていた。それでも、彼らは食品を好きなだけ買えるのだから、まだ極貧ではない。

我が家の空き地は、背の高い雑草に覆われてしまった。中でも、棘を持った、木々に纏わりつくつる草(?)は、もっとも始末に負えない。雑草の中の一軒家。それは、衰滅の印だ。

すっかり気力を失って、ついつい涼しい寝室で横になりたくなる。無力な逃避行動。何も見ない。何もしない。しかし、目を背けていても、結局、僕は衰亡に向かって堕ちているのだ。

しかし、僕は、日中は、少なくとも起きていようと努めている。無意味な抵抗・・・?

もう起きてはいられなくなりそうだ。

全1ページ

[1]



プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事