|
彼女の妹が車を買おうとしている。
車選びは難しい。。。
僕の場合は簡単だった。
ほんとに欲しい車以外はなんでもいいと思っているから。
ほんとに欲しい車はBENZやBMW、AudiやVWといったドイツ車。
今乗っているRUNXはそれまでのつなぎ。
だからといって適当には乗っていない。
体は人を表すように車は人を表すといって過言ではない。
飽きの来ないどことなくVW GOLFに見えなくもないデザイン、
上のクラスのプレミオやMARKllみたいな内装、
決してパワフルではないが手頃で経済性の高い1500ccのエンジン、
世界でバカ売れのカローラシリーズ、
少しくらい擦ってもちっとも惜しくないお値段、
乗り方次第で若々しくも大人しくもなれる車格、
同年代よりも高年齢世代に売れているという同世代の中での希少性、
などなど、購入当時の自分のライフスタイルにぴったりのつなぎ車だった。
僕の車選びは、もの選びと同じ視点で考える。
もの選びの視点は、親父譲りの本質重視の視点でもある。
医者であり国立大学教員であった親父にBENZを薦めたことがあるが、
親父の返事は単純明快であった。
「狭い日本を走るのにそんな高性能はいらない。まして医者がBENZやCROWNに乗るのはおかしい。」
つまり、BENZの高性能というものは、
ヨーロッパやアメリカのような大陸で、1000km(鹿児島〜東京)以上の距離を、
何時間も高速連続運転で移動するような場合に初めて発揮される性能であり、
日本のように狭い国土で、高速と言ってもたかだか100km/h程度の速度で走るなら、
2000ccのMARKllの性能は十分な性能なのである。
また、親父の医者や学者に対する視点は、「医は仁術なり」である。
幼少時に実母の命を奪った病気の根絶を目指して医学を志した親父にとっては、
「人を助けるのために医者を目指したのであり、高級車に乗るために医者になったのではない」
というプライドがある。(ように見受けられる。)
車にしてもモノにしても、
そのものが持つ価値の対価としてお金を払うのであり、
ネームバリューだけでブランドを選んでいるとすれば、
そのモノを持つ価値は半減するといってもよい。
BENZのほんとの価値は、
RUNXが到底追いつけない走行安定性にある。
値段が高いから高級車なのではない。
高い走行性能だから値段も相応なのである。
車の本質は、目的地まで人の足よりも速く移動することである。
デザインや装備は本質に付随する付加価値に過ぎない。
車の本質を考えれば、
TOYOTA COROLLA RUNX X G-Editionは、
必要十分な性能を持った「高級車」である。
車選びの基準は、車の本質を踏まえた上で、
使用目的=速く走りたいのか、人を多く乗せたいのか、荷物をたくさん載せたいのか、見栄を張りたいのか、
などを考えれば簡単である。
そもそもすべてを満たす車などどこにもないのだから。。。
|