小林泰三『方丈記的ブログ』

デジタル復元で、美術はもっとたのしく身近になる

とことこと「海床」へ。

「海床」プロジェクトの会場に行ってきました。

イベントが開催された10月8日の「木の日」には、あいにく私は法事で行けませんでした。さらに翌日の体育の日に行く予定でしたが、どうしても屏風復元の作業がキリが悪くて出られませんでした。
9日に行くとSNSで公言していたので、もし会場で会えるかな、と思っていた方がいらっしゃったらすみません。
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12日は二件の打ち合わせがあったので外出する必要があり、ならば午前中に行ってしまえ! と新木場へ。
初めからイベントのある日には行けませんでしたから、だとしたら休日でなくウィークデーに行って正解でした。
というのも、新木場の日常の姿を見ることができたからです。

新木場からバスに乗って会場へ行くようにHPに案内がありました。でも、いい天気でしたしので(しかし暑い)、歩いていきます。
品川の湾岸のように、トラックが多く行き交う、いかにも”現場”というがいいのですが、でもどこかのんびりしている雰囲気があるのがまたいい。

地図を見ると昔木材を浮かべていた海面、「貯木場」が近いはずなんだけど、なぜか見えない。
どうも、貯木場の手前に作業工場があって、その建物の後ろにあるようです。作業工場が軒を連ねているので、近くにあるはずなのに見えないのです。
つまりは、この建物の裏手で、貯木場に浮いている木材をすぐに工場に取って来ることができるような構造になっている!
こういうところが、歩いてみないと分からないところなんですよね〜。
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さて、会場につきました。

ウィークデーの午前中なので、私ひとり。
でも、私に新木場の航空写真のカラー化を依頼して下さった、瀧口さんが偶然いらっしゃっていて、ご挨拶ができました。
イベントでずっと外で活躍されていたのですっかり日に焼け、その充実した表情に、イベント成功の手ごたえを感じました。念願の夢が実現して、本当によかったですね。
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実際に展示作品を見ると、イベントが充実していたことが分かります。
ときに水面が揺れて、木が触れ合う「コンコン」という心地いい音が響きます。
作品の中に入って、四角く切り取られた真っ青な空を見上げます。
ああ、リラックス…
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何か、私にとっては却って静かなのが心に響きました。
何もしなくても、船が渡ったり、鵜が飛んで行ったり、魚が跳ねたり・・・。
残念ながら肝心の海床には上がれませんでしたが、海床がすばらしいことは十分に分かりました。
今度からは、係りの人を常駐してくれると嬉しいな(;^_^A
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最後、放置されていた茶室に座ってみて、ふとある夢想が浮かびました。
きっと、秀吉の主催した北野の大茶会には、こういう造作の簡易茶室もあっただろうな、って。
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ほんの短い滞在時間でしたが、充実していました。
出入口脇に「うみねこ食堂」とあり、イベント中美味しい食事もできそうですので、お昼を食べに歩きながらいらっしゃるには、十分楽しめると思います。日曜日15日まで。
お勧めです(^_-)-☆

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