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100ccですから、まあプラス10ccの海外仕様みたいなもんです。
当時の高校生という現実世界では、生活の全てをまかなえる車格なのですが、対するこの表紙のなんともカジュアルな使われ方。
陽焼けした男女は荷物もなく軽装で、まだ子供だった頃夢見たお兄さんお姉さんたちの青春。なんとまあ羨ましい、映画やポップスのバカンスイメージそのまんまじゃないですか。
表4には田んぼやあぜ道、舟、ラフロードを走破するの図があるのですが、表紙写真の異国感からここはニッポンではない。フィリピンやマレーシアなどのアジアンリゾートに違いないと強く思い込まされるのであります。
(下)CLのさりげなさ。
CLにはこの実用性をレジャー方向にさらに振った贅沢が盛り込まれています。真夏の避暑地を走り回る「サンダル」代わりとしてこれほどふさわしい素敵な道具はありません。分かってます。
60年代のホンダSやトライアンフのオープンカーの横に停めるのは重い450ccや650ccのツインではありません。こいつです。
…………。
あーあ、こういう夢は夢みるもの。
手の届かない夢を見つめながら、いつのまにかあれから何十年も経っちまった事も忘れちまった。
眠ればいまだに過去の単位と仕事の夢にうなされ、目覚めた時は出力された中性脂肪と尿酸値の数字とにらめっこしている。
ああ、そんなカタログハンターの夢であった。
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2019年06月14日
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