|
ライラック、ランペット、陸王、ラビット、ライナー……。
『ラリルレロ』で始まる名前のバイクはいっぱい消えた。
ライラックで僕が実際に見たのはこの125だけだったかも知れない。
2011年だからもう8年前の話。
モノクロの記憶。
昔持っていたカタログのことを思い返して見てもどうしようもない。そんなこと分かってはいるのだが。
今回アップしたカタログ以前に持っていた、同じくヨコ開き短冊型のカタログ2種類。そのモデルは僕の好きだったメッキで下方に張り出したタンクだった。
それだけは確かなのだけど、肝心のエンジンが水平対抗かV型かは覚えていない。
|
過去の投稿月別表示
[ リスト | 詳細 ]
|
カワサキ90
90シリーズは名前に何も付かない、このビジネスバイクから始まる。
荷台付きシングルシートで売りは「性能はスーパースポーツ90シリーズ並み」ということらしい。
これに乗るとモテます。モテるに決まってるじゃないですか。なぜなら表紙には「女の子にモテるスマートな実用車」とちゃんと明記されてるからです。
最高速は100km/h、登坂能力は29°、燃費は75/Lだそうです。
90S
90Sはシートがスポーティで格好よくなったというだけでしょうか。
エンジン性能も走行曲線も同じ。ともに4速ロータリーで同じスペック、同じ車重。そしてなんと同じ値段の76000円!!
おそらく90Sが先にでき、ビジネスタイプがこれから作られたのでしょう。
90SS
出力、車重は変わらず最高速が10km上がって110km/h!!
0〜200mは11.6から11.3secにアップ。そうミッションが5速リターンになったのだ。
リヤサスがグレードアップし、フェンダーがステンになった。
驚くべきは90Sの価格にたった3000円プラスでこの性能が買えるってこと。
90ccクラスでパイプ(フレーム)、5段は90SSだけだそうです。
90SSデラックスというカラフルタンクの機種もあります。
90SSS
オフロードモデルは最高機種なのだ。
値段はさらに3000円アップ。本格的な大径タイヤとアップマフラー、ブリッジ付きハンドルを装備。
SSSは「スリーエス」とお呼びくださいとのこと。
スーパーストリートスクランブラーなので90SSの2番目の「S」の意味が違う。
車重がちょっとだけ重くなったせいか最高速がSSより5km/h遅くなった。 |
|
フルカバードというとCBR400Rを思い浮かべます。
これって、そうだっけ。ギヤ駆動のカムシャフト。
VFやCBR250がそうだったのは知ってたのですが。
CBR400Rの時代はこの手のバイクにあまり興味がなかったので、ラインナップも詳しくない。
興味が出てきたのはもっと後でした。CBRの600、750、1000とバリエーションカタログもいくつか持っています。
フルカバードバイクは大昔からあった。
旧ビンセントの「ブラックプリンス」1955年製
2輪のベントレーと呼ばれていたそうだ。
この頃スーツを汚さず、移動できる画期的なバイクだと。
さすがにカタログは持ってない。
国産にも50年代、フルカバードはあった。マーチンとかフィッシュテールの似合うやつ。おっと、そうそう「スクーター」っていうものは最初っからフルカバードそのものじゃないですか。
誰が言いだしたか分からないが、フルカバードのバイクは営業的に失敗するといわれていた。
ビモータDB−1、テージ、ドゥカティPASO。イタリアのフルカバードバイクを知って、こういうカタチが好きなんだなと思った。
フルカバードCBR系にちょっと近い感じのGSX600/750F。
ヘッドライトも丸系2連、さらに丸みが増した。ハヤブサのデザインに連続する位置にいるような。
思い起こすとスズキのフルカバードはここから始まった。
スズキSW-1。これはかなり好きだな。
|
|
自動二輪は都心だと停める場所探しに苦労します。
駐車場付きのコンビニなんてモノはあまり見かけないからです。
とくにナナハンですとどこに停めるかを常に考えながら走ります。「ひょっとして、このまま走り続けなければならないのでは」というヘルメット越し強迫観念が側頭部からずっと囁きかけてくるのです。
ここでいう「小さいCB」とは交通の流れについていける「ちょうどいい小ささ」125ccのことです。
エクスポート。ツートンカラーのやつ。可愛いさではCB125のタンクではコレがいちばんだったです。ニーグリップラバーが付いてるもの付いていないものがあることにたったいま気づきました。
先週、MVの125ccで甲州街道を東へ東へと走り続けた。あらためて思ったのですが、街中では125ccってやつはなかなか使いやすいのです。道を間違えても楽にUターンできるし、道路脇に停めてもあまり通行の邪魔にはならない。 僕自身詳しくないのではっきりと言えないのですが、CB125の輸出タイプにはタンクのカタチが違うもう一種類のモデルがあります。
こっちのほうがサイドカバーなどやや大きいようです。タイプも違いもよく分かりません。
|
|
100ccですから、まあプラス10ccの海外仕様みたいなもんです。
当時の高校生という現実世界では、生活の全てをまかなえる車格なのですが、対するこの表紙のなんともカジュアルな使われ方。
陽焼けした男女は荷物もなく軽装で、まだ子供だった頃夢見たお兄さんお姉さんたちの青春。なんとまあ羨ましい、映画やポップスのバカンスイメージそのまんまじゃないですか。
表4には田んぼやあぜ道、舟、ラフロードを走破するの図があるのですが、表紙写真の異国感からここはニッポンではない。フィリピンやマレーシアなどのアジアンリゾートに違いないと強く思い込まされるのであります。
(下)CLのさりげなさ。
CLにはこの実用性をレジャー方向にさらに振った贅沢が盛り込まれています。真夏の避暑地を走り回る「サンダル」代わりとしてこれほどふさわしい素敵な道具はありません。分かってます。
60年代のホンダSやトライアンフのオープンカーの横に停めるのは重い450ccや650ccのツインではありません。こいつです。
…………。
あーあ、こういう夢は夢みるもの。
手の届かない夢を見つめながら、いつのまにかあれから何十年も経っちまった事も忘れちまった。
眠ればいまだに過去の単位と仕事の夢にうなされ、目覚めた時は出力された中性脂肪と尿酸値の数字とにらめっこしている。
ああ、そんなカタログハンターの夢であった。
|




