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ひと言でいうとカワサキ版セローであり、KLXを基本に水冷を空冷に変えたツインカムエンジンを載せている。
水冷から空冷に進化ってのもありなんだな。
カワサキの通称シェルパ。
だれもスーパーシェルパなんて呼ばない。
ホンダにはスーパーカブがあって、スーパー無しの原付「カブ号」もある。
カワサキにはスーパーシェルパはあって「シェルパ」はない。
だからってどーでもいい話。
両観音扉のこのカタログのテーマはオンとオフ。
ダウンフェンダーとアップフェンダーのモデルが左右のページにそれぞれ分かれていて非常に分かりやすい。
タンクグラフィックが左右対称ではないモデルもある。
カタログ端ページの左右にはそれぞれの仕様と左右非対称グラフィックが分かりやすく配置されている。 ある時友人が「引っ越しで要らなくなったんだけど、シェルパ要る?」と聞いてきた。こっちもガレージで悩んでいた頃なんでしかたなく断った。それもあるけど実はシェルパについてあまりにも知らなかったせいでもある。 いまは違う!!
なんせたったいま「ウィキペディア」を読んできたばかりなのだ。
だからそりゃ以前と違って、少しは詳しい。
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カワサキカタログ
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「アメリカン」には興味ない。バイクにもコーヒーにも。
アメリカモノっていえば小説、音楽、家具、オーディオ機器に限ります。
70年代「ブランデー、水で割ったらアメリカン」なんてTVCMがあった。
「あれはいかんです。そんな飲み方はしない」って言っていた人がいた。
有名な広告代理店の元社長さんです。ひょっとしてあのCMの制作会社の方だったかもしれません。
カワサキZ400リミテッドは乗りやすくていいバイクでした。だからといって欲しかったか、といったら話は別。
ヤマハXS650スペシャルは当時売れに売れ、乗り捨てられて錆だらけの車体が電柱横にあるのを何台も見た。なのに現実の車体は記憶とともに奇麗に消え去っていった。
友人MはXSスペシャルがTX650とフレーム共通なのを知り、安かった中古を購入。ホイールとタイヤを18インチに交換、シートもSR用のセミシングルに換え乗っていた。バトルオブザツインで走ったりもした。
もちろん今はもう無い。
1980年代のアメリカンは、「なんちゃってアメリカン」の色が濃い。
アップハンドルでぶ厚いシート。ツインカム4バルブ4気筒だろうが、味付けを変えりゃあいいといういい加減さ。しかし認めるぞ。あの時代はこの方法しかなかったのだ。きっちり覚えてる。
今見ると懐かしさで一杯になる。
仲間内ではアメリカンバイクは不人気でした。
今のアメリカンバイクは?
これは素直に認めます。なかなか格好いいじゃないですか。
とくにカワサキのアメリカンはいい。もちろんカタログも美しい。
80年代後半からは本格的なアメリカンスタイルのモデルが出てくるようになりました。スティード、ビラーゴ、ドラッグスターから今どきアメリカンへ、そのままちゃんとした進化を続けていたことが分かります。
これぞ日本製だなあ。
80年代物も現代物も
だから今欲しいかといえば、
やっぱりカタログで満足しておきます。
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「STINGER」という名前はカワサキファンでもあまり聞いたことないんじゃないでしょうか。
まあるい2つ目と掃除機のホースのついた1989年型ZXRの輸出仕様。初期型かどうかは不明。10500回転で117馬力、重さは201kg。最高速度はきっちり明記されていて245km/hだそうです。
「スティンガー」なるものが単なる愛称なのか、特別仕様車なのかは分からない。カタログはイタリア向けでカウルの下のほうにはちゃんと「STINGER」の表示がある。
ZXR関連のカタログはもってることは持っています。Tさんのおかげです。
持っていないのは最後にRがついたシングルシートのホモロゲ用マシン。
RC30やOW-01と違ってこのZXR750Rの存在は知らなかった。
このカタログはカタログは「ZXR-R」として750、400、250の総合カタログがヤフオクで出回っています。僕はまだ持っていません。 89年モデルと90年モデルがこれ。
ZXRのカタログはここからいきなり「平成」表示になる。
平成4年〜7年モデルがこれです。
足りないカタログを探すのはまあ楽しみだとしてこの年は西暦表示だったのか平成表記だったのか。カワサキの年号表示が変わったのはH3年かH4年か。
こんなつまらないことが気になって夜も眠れません。
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1980年代の「なんちゃってアメリカン」と違って、いまの国産アメリカンバイクは格好いい。
残念なのは、まだまだ排気音がハーレーには追いつかないってことでしょう。
カタチまではいけてるんですがねえ。音だけは……。日本人は真面目すぎちゃうんですかね。
ハーレー好きでないはずのカタログハンターも言っちゃいます。
音だけは好きです。
もちろんビンテージハーレーも好きです。
あるメタルバンドのギタリストのヒデ君、20年前はまだ可愛いボーヤだった彼は本気でハーレーのエンジンのタトゥーを入れたいと言っていた。
僕と同じ会社の営業だった男、名前忘れちゃったあいつは「カタログハンターさん、ヤマハドラッグスター(400)の改造申請ってどうやるんですか」真面目な顔をして聞いてきた。本当は「おまえなあ、ハーレーが好きなんだろう?だったら限定解除が先だろう」って本音を言いたかった。言わなかった。
つまりどうでもいいことだったのだ。
国産ハーレーのカタログはカワサキがずば抜けていい。
ハーレーのカタログも(最近のは)いい。
さてヨーロッパにも時々アメリカンタイプが走っています。
フランスの漫画、「ジョーズバー」にも集団で走り回るエンジェルス型のアメリカン乗りが描かれています。
垢抜けすぎていてちょっと違和感を感じますが、それもヨーロッパ流。
看板を背負ったブルーデニムのベストって、やはり外人体系に似合います。
東本漫画に出てくるような、コレを着こなしている人物にはなかなか巡り会えません。
ヨーロッパで流行ったアメリカン(西部劇)ポップス。
「bang bang」(you shot me down)という曲があります。
確かシェールがオリジナルでナンシーシナトラも唄っていた。
カバー曲がイタリア語スペイン語フランス語で作られた。これが名曲なのだ。
「子供の頃、幼友達とピストルごっこをして、いつも私が死ぬ役だった。彼はいつも私を撃ち倒した『バンッバンッ』と……」
この曲は女が男にピストルで撃たれ死んでいく、その瞬間に思い出す記憶を辿る曲と聞いていた。
しかしそうではないらしい。
ピストルごっこをした幼友達とその後付き合い、結婚することになった。
しかし結婚式には彼は現れなかった。
拳銃で撃たれる以上の残酷な仕打ちをされた、そう解釈した。
タランティーノはこの曲のほんの一部をもとに上下巻の映画「キルビル」を作った。ここではテーマ曲に(歌手は違いますが)イントロがギターのナンシーシナトラ版が使われた。
Nico Begaはボニーとクライドを背景に唄っている。(上)
この曲は昔ヨーロッパでももの凄く流行ったらしい。
フランソワーズオゾン監督は映画「ブルードレス」でフレンチ版、
グザビエドラン監督は「胸騒ぎの恋人」でイタリア語版のこの曲を使った。
上の2枚はアメリカンタイプの総合カタログ。英語版とフランス語版でタイトルがそれぞれクルーザー、カスタムになっています。
スズキはVan Van。スパイダースのは「バンバンバン」
「チキ・チキ・バンバン」はイアンフレミング原作の子供映画
「キスキスバンバン」は映画だった(LA的殺人事件)。
似たようなタイトルの英国映画「キス☆キス☆バン☆バン」の方が絶対面白かった。
カタログは北のtetsuさんからもらったものです。
おかげさまでアメリカンのコレクションも充実しました。
これ以外にもカワサキアメリカンのカタログにはサイズが大きいものもあって、持っていることを忘れていました。
ここに紹介していないものも3〜4冊さっき発見しました。 |
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僕はコレクターですから、ゼファーカタログの和風広告展開の魅力に関して非常に熱く語れるのですが、実車のことはぜんぜん無知なのです。
先日そのゼファーが生産中止になり、空冷バイクが無くなるってんで高値を呼んでいるという噂を聞きました。
ふうん、という思いで流していたのですが最近ではなく、もうすでに5〜6年前の話だったんですね。
なるほど実車の話にゃ疎いわけです。
人気なのは400なのか750なのか1100なのかも聞き逃してしまいました。
僕は空冷ゼファーより水冷ZRXの方が好みです。
まるでローソンレプリカのようなZRX。しかし繰り返して書きます。
ローソンレプリカのカタログについては熱く語れるのですが、実車についてはぜんぜんなのです。
「乗る」より「見る」。実物より写真、立体に弱く平面に強いカタログ男ですから。なおかつローソンレプリカが好きなんでそりゃあZRXも好きに決まっています。
同世代のオヤジ共は空冷にこだわるひとが多いです。
僕は水冷はRZしか持ったことがなくて、その印象もとても良かったのでこだわりなんてないです。
ただ残念なことに好きなバイクはみんなRZ以前のものだったので必然的に空冷ってことになってしまうだけなのです。 ZRXは水冷。しかしシリンダー部分にはフィンがついているし外見上格好よければいいじゃないかというのが僕の考え方。Z400FXに乗っていたので、似たような格好で何十年後かの進化形のZXRを僕が好きなのは当然として、Z400FX より軽いし馬力もあるし。
それに集合だのコンチハンだのオイルクーラー(この場合水冷のラジエター)だのあの頃流行の改造箇所が最初からついてるわけだからさあ。 たった今知りました。ZRXって排気量表示がなければ400をいうそうです。 カタログタイトルに併記されたZRX-ⅡというのはZ1000MK2みたいな立場のものでしょうか。こっちはカウルレス丸目で、野性味たっぷりです。
カタログ提供/ kawasaki garage
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