バイクのカタログハンター日記

バイクのカタログハンターと禁断の物欲世界。紙の猟人日記」101夜

スズキカタログ

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おそらく函館の人からいただいたと思うチラシ発見。
お尻がずっしりハマる安定シートにアップハン。スポーク仕様のスタンダードGSよりさらにパワーアップし、なんと39馬力!! 
GS400Lはツインカムでキャストホイールなど当時の最新メカ、流行のアメリカンバイク要素、そのぜーんぶを1台に凝縮したこれぞ「時代」バイクの神髄だ。ここにはスペックに車重が記されてないが、パワーと引き換えに10kg以上重くなった。
車両の背景写真はアメリカのモニュメントバレーちゅうとこです。
赤い荒野の一本道というのがそのまんまベタなアメリカ公式イメージです。

原型はこれ。

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「E」がついてキャストホイール化されて、37から39馬力になった。
ヤマハのGX系ツインよりさらに癖のないスッキリとしたデザイン。ヤマハ4ストツインのGXは角型タンクでデビューし、その後涙滴型丸っこいタンクに進化した。逆にGSはこの後4バルブ化され、タンクは角型になる。
ミュルサンヌサーキットでの「走り」イメージ。
同じキャスト仕様でも39馬力バージョンはGS400E-2というらしいです。
ルーツのスポークGSのカタログはあんまり持っていません。
一種類だけ画像が残っていたのでご紹介します。

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スズキ2011、2012

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2010年頃のラインナップ。
カタログコレクターの自分にとって一番苦手な時代です。
ブログ見ていただいてる方にとってもそうじゃないかと勝手に考えています。
2012の総合カタログのスズキのロゴ。メタル感が非常に奇麗です。
中身よりこの表紙を見ていただきたかったので……、中身は省略。
スズキの総合カタログには表紙、見せかた、テーマ、構成で3年に一度くらいひどく出来の良い年があります。
2011の総合カタログはずば抜けてこそないまでもまあまあの出来です。
表紙も色もレイアウトもわりと好みです。
まずはその「ロードスター」カタログ。

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最近カメラを変えました。
リコーのGXRというコンパクトカメラ。なぜかレンズを変えられます。
ズームレンズが意外に便利です。
さてカタログの方は2011カスタムです。

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この表紙写真にやられちまいました。4バルブ2気筒ツインカムトラッド。
スズキも気合いが入ったカタログを制作するのです。まったく侮れません。
後の棚にはガンマのものらしいエンジンブロックが見えています。

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他社、たとえばホンダでいうとCB400ラグジェリーカスタムがこのバイクの立ち位置ですか。ごく平均的なホースバックライディング。
レーサーレプリカの対極にアメリカンスタイルとして括られる流行がありました。極端なアップハンに段付きシート。これらが落ち着いた時、各社からオーソドックスな、悪く言えば中途半端なモデルが出てきました。

ネットで調べるとこのGSX、そこそこ速かったそうです。

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本当の本音なんですが、カタログが良いからってそのまま実車が売れるはずはありません。
迷う心を後ろから押す、ただその程度の力技は発揮します。
広告は「このバイクを選ぶ理由」を学ばせてくれなければなりません。

トラディッショナル。充分すぎる魅力じゃないですか。
今。今現在ならならそう思えます。

DF、ジェベルです。

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ジェベルはひと言でまとめますと、90年初頭DRから派生して、ジェベロ250から200ccが出てきて、125ccやDFも登場してきて、DRのトロージャンを最後に終わったという。これで合ってるかな。ちょうど一年前の一月半ばにDF/ジェベルについて書きました。そろそろ忘れられる頃だと。

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その間、DF仲間のカタログはどんどん増えました。
いやあこんなにカタログの種類があるのか、と感心しました。
それでも「シロヤギ」さん仕様最終モデルのカタログまでには到達してないのです。実感しました。「DF」道は奥が深いです。
上のDF200は都会走りのイメージ。まさに例外的です。
他のカタログは旅や自然、林道やオフロード走破をイメージするモノが圧倒的に多い。

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こんなモデルもあった。
ジェベルのGPSバージョン。最初表紙のこのピンクの線はいったいなんなんだろうと思った。すぐに納得。
ナビが標準装備されているようなものでしょうか。よく分かりません。

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200と250は軽さは変わらないのにパワーが違う。
250が先だけど、ほぼ同時期に登場して廉価版の200のほうがよく売れた。こんなところでしょうか。
セルモーターがついたゆるいオフ車、っていうのがこの手のクルマのウリなのです。週末の過ごし方、方法は尽きません。まさにオールラウンドプレーヤー。このカタログの作り手さんはかなり「カヌー」にこだわっています。

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こいつはスズキの「デスペラード」。カタチはヤマハ「ロードスター」で馬力パワーが自慢のスズキ版アメリカンマッチョ。
ひと昔前僕は毛虫のように嫌っていたアメリカンバイク。最近は好みの車種が出てきたり、ラインナップや車種名を覚えたりと少しずつ気になってきます。

今どきの言い方ではアメリカンとはいわず、「クルーザー」だそうです。
デスペラードは「ならず者」って意味です。
ロバートロドリゲス監督の同名の映画タイトルを思い出しました。
主演のマリアッチにはアントニオバンデラスが扮し、まあ、銃を撃ちまくること撃ちまくる事……。メキシコに行くのが怖くなるような、酒場に行くには短機関銃が必要なんだと誤解させる映画でした。
音楽もよかったです。

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スバル「フォレスタ」の広告に出ていたアントニオバンデラスには映画でバイクに乗るシーンがあります。その2本、アメリカ映画「ストレンジャー」とスペイン映画「欲望の法則」、実際は彼はあまりバイクの運転がうまくなさそうです。欲望の法則ではたしかBMWのKシリーズに乗っていましたが、発進で足がばたついていました。

もう一人あまりバイクの運転がうまくないと思ったのはウィリアムデフォー。ハーレーが似合いすぎるかっこいい俳優さんです。「ラブレス」でも「ストリートオブファイヤー」でもちょっとふらついていました。もっとも彼は上手いはずだという先入観に問題があるかもしれません。

運転の下手な僕には言われたくはないでしょうが、実は下手な人間ほど、他人の下手が分かるものです。

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XがついてVZ400XとなったデスペラードXはドラッグレーサーイメージ。
エルミネーター対抗のビキニカウル、アンダーカウル装着。

カタナにしろデスペラードにしろ1999年あるいは2000年に生産が終了してしまいました。これら「20世紀バイク」がなんとなく心に引っ掛ります。
自分たちが「いい時代」を過ごした事だけは確実です。内燃機関っていうのはいずれ廃れちまうんですよね。
金属の質感やらメッキの輝きやらが「メカニズム」時代を象徴してなのか最近妙に愛おしいのですよ。

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