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川下大洋の「ドナ禁」 ♪
川下大洋(aka Dr.Doneinstein)のブログ ♪

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「かんだら終了」というのに優勝した。
これは関西のナレーターが集まってやるイベントで、
その場で渡された原稿を初見で噛まずに1分間読めるか、というのを競うものだが、
実は「噛まなければいい」というものではなく、ちゃんと
内容に即した良いナレーションが読めるか、というのも採点される競技なのだ。

それに優勝したということは、
関西ナンバーワンのナレーターの座を手に入れたということなのだ!

  

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‥‥‥というのはウソだ。いや優勝したのはウソじゃないが。
参加したのは若手が多く、舞台で人前に立つことは滅多にない人たちで
皆ガチガチに緊張していたのと、
(私はそりゃね、舞台で何十年も役者やってるし。)
私がたまたま渡された原稿が苦手なものではなかったのが大きい。

2回戦では女性のベテランナレーターと対戦したが
我々が読んだのは外国種のクワガタの名前が延々と羅列された原稿だった。
昆虫大王・後藤ひろひとならそれこそどの名前もチラッと見るだけですらすら言えたのだろう。
私はそこまで知っているわけではないが、
それでも恐らく相手の彼女は私よりはるかにわけがわからなかったろうし
ひょっとすると極度の昆虫嫌いかもしれなかった。

もし私が最新のアニメキャラの羅列やファッション用語、
料理のレシピなどを延々読む原稿を読まされていたら結果は変わっていただろう。
さらに、その回は審判の判定で勝ちを拾ったが、
もしも同点になっていたら早口言葉対決になるはずだった。

私は2年前にもこの大会に出た。
その時は同点対決となり、私は
「超高速・増殖・小食・長足・緑色・草食恐竜型の車種3種類」
という早口言葉が言えずに敗退したのだった。

今回用意されていた早口言葉は
「ポニョの子 子ポニョ、ニョポの子 子ニョポ、ポコニョの子 子ポコニョ」
だった!
今回は同点対決とはならず、これを回避できたのも大きかった。

そういうわけでラッキーが重なった勝利だったが、
2年越しだったのでやっぱり嬉しい!
ありがとうございました ♪

 

  
  

成長する劇団 ♪ 

  
  
  

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古巣そとばこまちに呼ばれて出演した公演「おりょう」が終了して3日。
  
今回はふだんアトリエ(稽古場兼劇場)でしか公演の経験がない若い役者が多かった。
それどころか今回が初舞台というのもけっこういた。

  

今回は彼らの成長する姿を目の当たりにさせてもらった。
演出がセリフを「こんな風に言って」と何度も言うが、
どうもポカンとするばかりで一向にできそうにない。
「ああ、こいつはダメなんだ。もっと簡単なことをやらせないと」と思っていると
数日後、突然できるようになっている。
本人はポカンとしているようで、実は深く心に刻んでいるのだろう。
それでもすぐにはできない。
言われた通りに言っている気でいるが、聞く方にちっともそう聞こえない。
頭の中で描いているイメージと自分が口にしているトーンが違うのだ。
でも何度も練習するうちに、
心に刻んだ思いがいつのまにか頭と口の回路をつないで、
気がつけば要求通りに言えるようになっている。
自分もそうだった気がする。

そんな体験を何度もするうちに
回路がいくつもできあがり、
セリフや演出の要求をすぐさまどれかの回路にあてはめることが
できるようになっていく。
経験というのはどれもそういうものだろう。

  

その回路が準備できていないことを知っているので
大きな要求に答えられる自信がなく、未経験者は緊張する。
経験者は、経験を積むほど緊張しなくなっていく。
嬉しいことなのだが、淋しくもある。

もちろん今の自分だって新しいことにどんどんチャレンジしていかないと
いけないのだが、新人の彼らほどにはそのチャンスが転がっていない。
彼らがこの1〜2ヶ月の間に成し遂げたステップアップは計り知れない。

  

例えば今回は時代ものなので殺陣(たて)があった。
演出はふんだんに殺陣のシーンを盛り込もうとしている。
だが、経験者はほんの数人で、後はみな刀など握ったことのないへっぽこだ。
稽古が始まると同時に、
殺陣が苦手な私から見ても皆明らかにへたくそで
「ダメだこりゃ。間に合うのか?」と不安にかられた。

それがどうだ、本番を迎えてみると
アンケートには第一声「殺陣が素晴らしかった」と書いてある!
本当に素晴らしかったのである。
彼らは大きく成長し、誰が経験者かわからないほどに
かっこよく素早く豪快で綺麗な殺陣を見せてくれた。

これは第1に殺陣師ドヰタイジ氏の力量によるものだろう。
演出の要求に充分に応えながら、しかも美しい殺陣を実現する。
決して声を荒げることなく役者の力を引き出す。
殺陣師というのは怖い人たちばかりだと思い込んでいたが彼は本当に素晴らしい。
そして本番までにそれに応えた出演者も皆素晴らしい。

何よも、間に合うかどうかわからないことにチャレンジした
そとばこまちの「七代目」座長・坂田大地に拍手を送ろう。

  

(↓本番数日前の稽古で足を剥離骨折しながらも
見事に立ち回りの多い九の一役をつとめあげた柏木彩香と、打ち上げで)
イメージ 2
(彼女の骨折は観客にはまったくわからなかったようだ。
痛む足でよくがんばった!)  

  

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川下大洋
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