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川下大洋の「ドナ禁」 ♪
川下大洋(aka Dr.Doneinstein)のブログ ♪

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アメリカのアクション映画など見ていると、
爆弾に気づいた主人公が、そばにいる仲間に
「逃げろーーーっ!」と叫ぶシーンなどがよくある。

これは英語で「Run!!」と言っている。

    

runは学校で「走る」と習うし、もちろんそういう意味なのだが
「runaway」となると Bon Jovi では「家出少女」、
シャネルズなら「駆け落ち」となるし、
他動詞なら「経営する」と訳す。
別にrunに色んな意味があるわけじゃなく、
示す範囲が広いわけで、
逆に言えば日本語が細かい、ということにもなる。
向こうから見れば「なんで区別するの?」ということかも。

そういうボキャブラリーの話はまた別のときにするとして、
きょう書きたいのは日本語の語尾とか活用の話。

    

爆弾から逃げて欲しいときに、日本語の場合
男なら「逃げろ!」だが
女性なら「逃げて!」かもしれないし、
相手が目上ならやはり「逃げて!」あるいは「逃げてください!」かもしれない。

いずれにしろ、「逃げる!」ではない。
‥‥‥ピンと来ない?
「run」は命令するときも「run」で、変化しないのだ。
英語では「逃げろ」どころか「逃げる!」と言っているわけだ。

つまり英語は原形をそのまま言えばそれが命令形になるが
日本では言い方が変わる。
爆弾が今にも爆発するときに「逃げる!」とは言わない。

    

まあ特殊部隊の教官が、爆弾処理シミュレーションで
何度言ってもわからない訓練生に言うときは
ああまたか、という口調で
「はい、逃げるー! ‥‥‥ほらまた死んだ。次!」
みたいな言い方はありだろう。

だから終止形(原形)がそのまま命令形になるという英語のつくりは
実は日本人もわからないことはないはずなのだ。

    

それでも日本人は
ふだんから複雑な語尾をつけることになれてしまっているので
言葉を並べるだけで成立している英語のシンプルさが理解しづらい。

片言のガイジンが「ワタシ、スキ、ソレ」と言うのを聞くと
アクセントがおかしいのも相まって
「ああ、この人は会話能力が乏しいのだ」という印象を持ちがちだ。

しかしこれは「I like it.」をそのまま言っているのであって、
英語なら立派に会話として成立する。

    

日本人なら
「私それ好きなんですよー」とか「あたしそれ好きー」とか
「俺それ好きだよ」とかそのつど最もふさわしい言い方を選んで
ニュアンスを付加するはずだ。
だからそれをしないガイジンに対して
会話能力のなさを感じてしまうのだ。

    

しかしそのガイジンは恐らく「ワタシ、スキ、ソレ」というときに
何らかのジェスチャーなり声の抑揚をつけることによって
充分すぎるほどのニュアンスをつけているはずだ。

だからその人の会話能力は劣っていないばかりか
受け取る側の我々に、それを感じ取るセンスが
欠如しているともいえる。

    

英語は単語を並べるだけで成立する言葉なのだ。
彼らは「私、好き、それ」と本気で言っているし
爆弾から「逃げるーーっ!」と叫ぶ。
そのことをもっと理解した方が、英語の心がわかるはずだと、思う。

    
    


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