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Dr.KIKKIE(KIKI) MSX DeuxLaque
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PASOPIA IQ研究(3)

■RS-232C
欧州のMSXでは珍しくないといわれるRS-232Cであるが、日本で装備している機種は少ない。
「MSXマガジン1986年7月号」の特集「パソコン通信パーフェクトブック」によると、この時点でRS-232C内蔵機種は、HX-22及びHC-95のわずか2機種。内部コネクタに接続するカードが用意されているのは、HX-20、32、33、34とML-G30model1の計5機種。このラインアップを見ても、東芝のRS-232Cを重視する姿勢は際立っている。
ちなみに、HX-20、32用のカードはHX-R701、HX-33用はHX-R702、HX34用はHX-R703、いずれも18,800円。二つしかないスロットが占有されなくていい。
2007年6月1日付け「PASOPIAの謎」で「トランス近くの空き地も何だろう?」と書いたが、あの空き地はRS-232Cカードの設置場所だったわけだ。ただし、HX-10DPNはRS-232Cカードには対応していない。
RS-232Cに関する拡張BASICは、MSXの規格と同じなので省略する。

■ワープロ
HX-20シリーズでは、「日本語ワードプロセッサ 漢字君」(ROM版は14,800円)を内蔵。太っ腹と思いきや、「HX-M200 漢字ROMカートリッジ」(29,800円)を別途購入しないと起動すらしない。漢字ROMのない場合も英文ワープロとして起動すればいいのに。むしろケチと思えてくる。
最大40字×200行。ファンクションキーを多用する使い心地は、黎明期のワープロを感じさせる。そう言えば、日本初の商用ワープロは東芝製だった。ワープロへのこだわりは先駆者の矜持なのかもしれない。
JIS第一水準対応。基本的に単漢字変換で、熟語登録もできるがカセットテープに保存。外字もカセットテープ保存。もちろん作った文書もカセットテープ保存で、FDDには対応しない。
それでは作った文書の使い回しができないようだが、通信機能を利用して他のパソコンに転送することができる。このあたりにRS-232Cへのこだわりが垣間見える。
繰り返しになるが、この機能がエディタ代わりに使えて、FDDにも対応していれば、もう少し別の使い方もできようが、本来のパソコン機能とは無関係で、漢字ROMがなければ起動もしない、無用のオマケ機能となっているのが残念である。
内蔵ワープロの起動は、「CALL JWP」。終了は「スイッチを切る」。
ROM版「漢字君」を試用しているサイト

■まとめ
PASOPIA IQは、汎用性のないヘンなRGB端子とか、機能はあっても使えないワープロとか、ツッコミどころの多いユニークなシリーズであるが、ステレオ出力とRS-232Cを備える機種については注目に値する。

  • 顔アイコン

    こんにちは。HX-20ユーザーです。
    内蔵ソフト「漢字君」ですが、アスキー[MSX-WriteII]を挿したところ[CALL JWP]で起動しました!
    東芝専用の漢字ROMでなくとも動きましたので、他の漢字ROMカートリッジでも使える可能性があります。ただしソニー[HBI-J1]では動かないというクチコミがあったので全部とは限らないようですが。
    あと[RS-232C 通信機能]は本体内蔵のものでないと使えないようです。手持ちのアスキー[MSX-SERIAL232]を挿しても「通信機能:使えません」と出ただけですので。
    …やっぱり使えないワープロソフトだと思いました。

    またいろんなことが判りましたらコメントするかもしれませんのでヨロシクです。ではでは。

    [ hir*ta*8 ]

    2016/12/30(金) 午後 7:36

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