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Dr.KIKKIE(KIKI) MSX DeuxLaque
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MSX View 概観(1)

■イントロ

かつて「MSXでカラーのMacを目指す」という、大それた目標のもとに開発されたソフトがあった。
それがHAL NOTEであり、その後継のMSX Viewである。(と思う。)
前者は、このような大それたソフトをMSX2をターゲットに開発したということ自体が驚きであるが、いかんせん、動作が非常に遅かった。
後者は、turboRに移植したものであり、なんとか我慢できる程度の動作速度となった。
Panasonic A1シリーズ最後の、やけくそてんこ盛り機種A1 GTにMSX Viewが搭載されたのは意外であったが、turboRの機能をアピールするには、これ以外にソフトがなかったのかもしれない。
とりあえずは、同機に搭載されたMSX View上で動作するPageVIEWという機能を使って、A1 GTの特長をアピールするDEMOを紹介する。



MSX-DOS2のプロンプトから「view」とコマンドを入力するとMSX VIEWが起動する。
最初の画面は、「VSHELL」と呼ばれるビジュアルシェルである。カレントフォルダにあるファイルがアイコンで表示される。
拡張子によってファイルの属性は判断され、属性によってアイコンが決まる。そして、例えば拡張子が「.TXT」であればエディタが起動する仕組みになっている。「.COM」であればDOSプロンプトから当該コマンドが実行される。
VSHELLでは、拡張子を隠したアイコンだけの表示が基本だが、表示設定を変えることによってファイル名を表示させることもできる。
さて、上の例では何らかのツール上で動作することを示す「トンカチ?」の横に「デモ」と書いてあるアイコンをクリックすると、PageVIEWというツールが起動し実行される。

ここでPageVIEWとは何か?の説明が要るだろう。
MSX Viewでは、「PageBOOK」という機能が提供されており、これはMSX View上で「本」を実現するプログラム群の総称である。
PageBOOKは、紙媒体の書籍のように順番にページをめくっていくこともできるが、ある部分をクリックすると別のページにジャンプしたり、何らかのイベント(例えば、音が鳴る)を起こすといったことができる。
こうった機能を実現するために、「PageEDIT」「PageLINK」「PageVIEW」という三つのソフトが連携している。
「PageEDIT」は、画面に表示される文字や図形等を描画するとともに、一定の動作を行うスクリプトを埋め込むソフトである。
「PageLINK」は、各ページに番号を振り表示順に並べる、いわば製本ソフトである。
「PageVIEW」は、できあがったBOOKを閲覧するソフトである。
なんとなく、Macでいうところのハイパーカードを思い出した諸兄もおられるにちがいない。

そのほか、MSX Viewには、テキストエディタや描画ソフトといったツールを備えているが、それは追々紹介していきたい。

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