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■MSX View PageBOOK(2)
今回も LLP 氏作の「Fighter」。 PageBOOK で図形に「色塗り」するときは、大まかに二通りの方法がある。 第一は、ベクトル図形を用いる方法で、前回の紹介した「LET'S C.G.」の彩色部分でとられていた方法である。線色及び塗色を指定し、色を塗る領域を多角形ツールで描画する。 第二は、ビットマップを用いる方法で、前回の「LET'S C.G.」では、最後にオーバーレイされる黒の線画でとられていた方法である。PageBOOKではひとつひとつの文字や図形は「セル」と総称され、セルがレイヤ状に重なった構造になっている。ひとつのビットマップセルには二色しか使えない。 どちらの方法も一長一短があり、特に何色も使うイラストの場合には大きなネックとなる。 そこで開発されたのが、NOAS氏作の「GSVSTD」というツールである。これは、MSXでは最も一般的な「グラフサウルス」というお絵かきソフトで書いたデータをPageBOOK形式に変換するツールである。これを用いると、元のデータが色別にビットマップセル化され、PageBOOKで多色のイラストが簡単に表示できるようになる。 この「GSVSTD」を用いて試作されたのが、今回の「Fighter」である。 イラストを見ていただくと、同じ色の部分が順番に塗り重ねられていくのが分かる。これをMSX Viewだけで作成するのは非常に困難である。グラフサウルスで描画→GSVSTDで変換→PageBOOKに取り込み、といった手順を経れば、手間はかかるが普通のお絵かきソフトで作画できるメリットがある。 写真なども、デジタイズ→SCREEN7形式に変換→グラフサウルス形式に変換→PageBOOKに取り込み、という手順で使えるはずである。 「GSVSTD」のウイークポイントは、データが大きくなり、場合によっては読み込めなくなる点がある。 今回の「Fighter」では、機体が収まるサイズのビットマップセルにすることで、この制限をうまく回避している。最後に背景を星空を描画することで全画面のイラストに仕上げている。 また、SCREEN7の色パレットを用いた色を変える機能も使っている。画面下部のボタンを選択すると、機体の色を変更することができる。このあたりはアイデアの勝ち!という気がする。 なお、今回も個人情報に関係するおそれがあったため、ドキュメントの後半は割愛した。 |
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2010年02月12日
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