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■MSXView PageBOOK(4)
若干の補足。 衣装ケース二箱分のフロッピーディスクから、1991年7月6日付けASCII-NETにおけるLLP氏の書込みログを発掘。一連のPageBOOK作品に関する説明文の一節である。これによると、PageBOOK(1)及び(3)と、(2)とでは色塗りの方法が(たぶん)異なる。 以下の説明は(1)及び(3)に係るものである。 LLP氏は、MSX Viewのほか、HAL研のスキャナとHALNOTEを使用。また、スキャンした画像修正はグラフサウルスを使用。 手順は、次のとおり。(LLP氏の説明文から再構成。) (1) スキャナで原画をSCREEN7(BSAVE形式)で取込む。 (2) スキャンしたデータをグラフサウルスで読込み、所要の修正を加えてセーブ。 (3) セーブしたファイルの拡張子を「.SC7」にリネーム。 (4) リネームしたファイルをスキャナ付属のソフトである「グラフィック・エディター」で読込む。 (5) セットアップメニューで、「ロード」又は「セーブ」を選び、「圧縮フォーマット」(G-Editerと表示のある方)を選択して一旦セーブ。 (6) セットアップメニューで、「スクリーンモード変更」を選び、「スクリーン6」に変更。改めてセーブしたファイルを読込む。なお、このとき、パレット0で描画されている場合は、パレット1に変更すること。 (7) セットアップメニューで、「ロード」又は「セーブ」を選び、「BASIC」を選択してセーブ。ディスク上には「*.SC6」のファイルができる。 (8) HALNOTEから「SCAN」を起動。「BASIC読込」を選び、セーブしたファイルを読込む。 (9) 必要な範囲を指定して「登録」。これでMSX-ViewのpageEDITで扱えるファイルができる。なお、このとき指定する範囲は必要最小限にすること。そうしないとファイルが大きくなるだけでなく、編集時の「前出し」「後送り」の作業時に困ることになる。 (10) pageEDITで、セーブしたファイルを「組込」により読込む。 (11) 読込んだグラフィック(原画)の上に色を載せていき、最後に原画を「前出し」すれば完成。 PageBOOK(1)で紹介した女の子のイラストの線画部分は、このような手順で作成されたものと思われる。(9)までの手順は、白黒2値の画像について、1つのピクセルを1ビットに圧縮する作業である。例えば、1バイトのデータが「11000000B」であったとき、「画像あり」のピクセルが2個、「画像なし」のピクセルが6個連続していることを意味する。MSX Viewの共通画像データはこのような構造になっているものと推測される。 PageBOOKでビットマップデータが扱えるようになって、表現力が向上するのはありがたいが、上述の作業はやはり面倒っぽい。だけでなく、MSX ViewのほかにHAL研のスキャナとHALNOTEを用意するのは、いささかハードルが高い。 そこで登場するのが、PageBOOK(2)で紹介されていたNOAS氏作の「GSVSTD.COM」というツールである。GSVSTD.COMを使えば、グラフサウルスで描いた画像ファイルを直接、PageEDITで使える形式に変換することができる。(つづく) ※おまけのトリビア:LABレターには「BOOK」というツールが掲載され、のちのPageBOOKに近い機能が提供されていたらしい。 |
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2010年02月14日
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