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■テクガイ 2008年6月7日付「パドル(15)」に関し、わたなべNさんからコメントをいただいた。 turboRの新設BIOS「CHGCPU」のパラメータについて、「MM=11」は何を意味する?と書いた。その答えをいただいたのである。 「Z80・DRAMモード」。 そしてさらに重要なサジェスチョンをいただいた。 ASCATさんの「テクニカルガイドブック」。 不覚にも、ずいぶん以前に入手したまま、すっかり忘れていた。 テクガイ・オンライン版及びテクガイ・ディスク編は絶えず参照していたが、上記の疑問の答えは製品版テクガイに記載されていたのである。 (ASCAT home page) http://fetish-jp.org/ascat/ 数日にわたる家宅捜査のうえ、ようやく発見。 「MSXテクニカルガイドブック」(ASACAT編集部1992年7月第四版)。 60頁に「Z80 DRAMモードというあまり役に立たないモード」に切り替える方法が記載されている。 読むことしばし。う〜む。濃ゆい。 そこかしこにインスパイアのシードが。後日、改めて紹介したい。 ■ホクロ、その後 2008年5月5日付「パドル(3)」で、MSX版アルカノイドIIのコントローラのツマミの横の小さな黒いフタ(個人的に「ホクロ」と命名)について、基板を見ても該当箇所に何もなく、なんだろう?と疑問を書いた。(右写真上ふたつ) その後、通りすがりさんから「ファミコン用コントローラの調整用VRの名残りでは?」とのご教示をいただいた。 さて、広大なネットの海を漂流していると、「SVX日記」なるブログでファミコン用アルカノイドのコントローラが基板写真とともに紹介されていた。(右写真下ふたつ) http://itline.jp/~svx/diary/?date=20060903 MSX版とは若干形態や基板が異なるが、大同小異の範囲であろう。 筐体のツマミの横に長円形のフタがあり、基板上には半固定抵抗がふたつ並んでいる。 通りすがりさんご指摘のとおりと確信する。 さて、この「SVX日記」ブログ、筆者については「オイラ」とされているだけで特段の言及はないが、モノへのこだわりはなかなかである。 それにしても、「またもや、そこそこ手ごたえのありそうなプロジェクトが増えてしまった。あー、困った♪ ホント、困ったなぁ♪」との文。 本ブログの2008年6月7日付け「パドル(15)」の末尾、「あー面倒だー。面倒だから楽しいなー。」と似たノリしてはりますなあ。 ■まとめ というわけで、ほったらかしていたturboR版パドルを完成させないとバチが当たるような気がしてきた。 先に言っておくと、turboR版パドルの処理部分はZ80モードで動作するため、turboRのウリである高速性はかなり減殺されることになる。 しかし、人は何かの犠牲なしに何も得ることはできない。何かを得るためには同等の代価が必要になる。(十日交換の原則だっけ?) |
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いつの間にやら12月に突入してたんやねえ。 ■サイフとMIDI さて、先日来、サイフをいじり続けているわけだが、性能は貧弱、表示も弱い、キー入力もしにくい。そのくせ、タッチスクリーン装備と、とんがり過ぎて実用性が見出せない。 で、ふと思いついたのがMIDI機器との接続である。 演奏と同時録音といった重い処理でない限り、MIDI信号の処理は速度を要求されない。MSXでも可能なぐらいである。いくら非力なサイフでも余裕で対応可能であろう。 もうひとつ理由がある。音楽関連ソフトは、ツマミなどをマウスで操作するといった実際の機器っぽい操作性のものが多い。右写真で使っているBEHRINGERのバーチャルアンプV-AMP 2もそうである。 本体にもツマミが付いているが、画面のほうが細かく調整できる。マウスでクリック・ドラッグするよりもスタイラスペンのほうがより直感的に調整できる。タッチスクリーンならではの操作性である。 ■実験 音源は、学研の大人の科学シリーズの「アナログシンセSX-150」。カーボンリボンを金属棒でこすって電気抵抗を変えて音程を奏でる。 ギターのボトルネック奏法と似ているが、いかんせん音色がチープである。これをV-AMP 2に通して、歪み系やら空間系やらエフェクトかけて多少なりともリッチにする魂胆である。 SX-150の出力をV-AMP 2に通して聞く。V-AMP 2とサイフは、YAMAHAのMIDI・USBインターフェースUX16で接続。サイフから音色をいじる。 結論から言って、なかなかよろしい。 もともとポルタメントが得意なシンセなので空間系のエフェクトと相性が良く、簡単にドラッギーなスペイシーサウンドが作れる。また、太く歪ませて強くトレモロをかけると、PINK FLOYDの「One of These Days」を(ちょっとだけ)思わせるような音になった。 あるいはキース・エマーソンがぶち壊したハモンドL-100のような音にもなり、サイケ世代やらプログレ世代の感性に合うかもしれない。 ■まとめ V-AMP 2を使っているのだから音色はそれなり。操作性はタッチスクリーンのおかげで快適。正解である。 肝心の音源であるが、SX-150で音程を正確に表すのは至難の業である。ボトルネック奏法を行うには小さ過ぎる指版がボトルネックと思われる。 ちなみに今回のセッティングでは、横山ホットブラザーズの「お〜ま〜え〜は〜ア〜ホ〜か〜」が最も好適であったことを付記しておく。 |
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前回の11月5日付け「サイフいろいろ」は、同シリーズの機種をお持ちの方から「画面をタテ位置にする方法は分かったが、カーソルがうまく動かせない。」とのご質問への回答であった。 本体のポインティング・デバイスは、画面回転には対応していないので使用が困難である。そこで、「外付けポインティング・デバイスを接続する」というのがソリューションであった。 実はもうひとつ質問があって、「パソコン教育の際、先生が横からパソコンを横取りせずに画面の文章を修正するには、どうすればいいか?」というものである。 1対多数だとネットワークを経由になるのだろうが、1対1なら難しくないかもしれない。 ■写真1 要するにもう1セット、キーボードとマウスを接続し、生徒はパソコン本体の、先生は外付けキーボードから操作すればいい。 生徒が入力した文章を見ながら、「こうしたほうがいいでしょう?」と修正する。 ■写真2 これを応用すれば、画面上でチャットしながら指導ができる。例えば聴覚障害者向け教育で役立つかもしれない。 ■写真3 さらに応用である。一台のパソコンに何セットもキーボードを接続すれば、一人の生徒をみんなで寄ってたかって教えることができる。 ■写真4 これもチャット風に指導することができる。新人教育において、オッサンが取り囲んで一斉にあれやこれやと指示すれば、たちまちノイローゼに追い込むことも可能かもしれない。 ■まとめ これでお答えになっているのか分からない。先生と生徒が個別のパソコンを使って指導するには、やはり本格的に「リモートアクセス」ということになるのでしょうな。 専用ソフトもあるらしいので、とりあえず一度、ググってみてほしい。 |
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今さらながら、SA1Fのレビュー。 なんだかんだ言いながら、いじり回しているのは、この機種が気に入っているからだと言われても仕方がない。 オモチャパソコンとして楽しい。不出来ゆえに、逆に手をかけたくなるところがMSXに通じるものがある。と言われても、SA1F、MSXの双方にとって面白くはないだろうな。 なお、取り上げているのはSAシリーズでも少し前の機種。現行機種は各自確認のこと。 ■1 基本形 ポインティング・デバイスが盛り沢山。キーボード手前のタッチパッド、液晶左側のスティックポインタ、それに液晶タッチパネル。 ■2 首を捻る こういうちょっとしたギミックが楽しい。 メーカーのHPにもちょいと首を捻った姿が、誇らしげに掲載されている。が、その中途半端な首の捻り方が実用的なのか、少し首を捻る。 ■3 ブラインドタッチ キーボードを見ないで入力することをよく「ブラインドタッチ」と言うが、正しくは「タッチタイピング」。 液晶パネルを裏返して画面を見ないで入力することこそ、正しいブラインドタッチである。ホントかね。 ■4 タブレットPCもどき タッチパネル搭載の機種なら、タブレットPCスタイルにしたいのが人情。しかし、タブレットPC用のOSではないので限界がある。 特に困るのが文字入力。そこで、OS付属のスクリーンキーボードとMS-IME2002の「手書き入力」を使い分けている。 寝転んだままスタイラスペンで入力できるので、寝たきりになったときに便利であろう。 ■5 外付けキーボード(1) 本体のキーボードは使いづらさに定評がある。深いキーストロークは好みではない。また、変則的なキー配列も慣れる前にいやになる。 そこで、普段使っているIBMのキーボードを接続してみた。 現在はレノボから発売されているが、写真のはIBM製で、使い込まれたテカリが時代を感じさせる。 好き嫌いの分かれるキーボードと思うが、最初に手にしたノートパソコンがIBMのシンクパッドだったこともあり、手には馴染んでいる。 ■6 外付けキーボード(2) とはいえ、IBMのキーボードはデカい。小さなSA1Fと一緒に持って歩くのはナンセンスである。 というわけで、小さなキーボードを探してきた。サンワサプライのSKB-SL10BK。幅225mmと、SA1Fの218mmとあまり変わらない。 浅く軽いキータッチとしっかりしたクリック感は、自分好みである。 ■7、8 ペン型マウス キーボードは改善されたが、タッチバッドが隠れてポイントしにくい。そこでワイヤレスペン型マウスVM-201BBをチョイス。 小さなマウスパッドで済む。コードがからまらない。充電電源はUSBから取れる。最初は慣れが要るが、慣れればどうってことはない。 マウスパッドのコーナーに磁石プレートが付いており、使わないときはここにペン型マウスを立てておける。 販売元の(株)テックのHPでは、「ゴロゴロした環境」でも使えると紹介しており、やはり寝たきりになったときに便利かもしれない。 ■9、10 外付けタッチパッド マウスを装備したものの、普段のキーボードにウルトラナビ付きを選んでいるように、マウス派ではなくタッチパッド派である。はやりタッチパッドがほしい。 というわけで、FILCOのATP-400UBをチョイス。 ボタンのクリック音が安っぽいので、スポンジを噛ませて静かにさせた。 また、ゴム足がすぐに取れてしまう。そのためか、交換用ゴム足が「サービス添付品」として付属していた。初めから付けとけよ。 ■11 豪華スタンドセット(1) よく分からないけど、SA1Fを購入したときにスタンドをオマケに付けてくれた。 ので、スタンドに飾り付けてみる。 妙に場所を取るうえ、SA1Fを機能アップさせるわけでもない。特段、使いやすくなったとも思えず、要らんなあ。 ■12 豪華スタンドセット(2) SA1Fには付属していないが、某所でドライバをダウンロード、インストールすると、画面の回転ができる。 スタンドに縦置きしてみた。普通、社用文はA4タテだから、このほうが合理的である。 しかし、本体のポインティング・デバイスは画面回転に対応していない。 外付けのポインティング・デバイスを使用してこそ、画面回転が活かせるのである。 長々書いてきたが、要するにこれを言いたかったわけやね。 ■13 セット一式 なるべくコンパクトな製品を選んだので、一式でも倍の容積にはならない。 ただ、車中の膝の上で入力しようと思ったら、こんなにモノを広げる場所がないわけよ。 SA1Fのキーボードがもう少しまともなら、こんなにアレコレ無駄遣いする必要はなかったのだった。とさ。 |
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■テストプログラム(その3) 「続いたためしがない」と言いつつ続けるわけだが、MIDI IN受信データのチャンネル1のノート番号を表示するプログラムを書いてみた。 右図がアセンブラリスト。本文下がBASICリスト。 「MSX-DOSスーパーハンドブック」掲載のASM.COMで、「/B」オプション付でアセンブル。BASICで読み込んで実行する。 アセンブラリストを簡単に説明する。 やっていることは、基本的には前回の「テストプログラム(その2)」の延長線。 受信バッファをチェックし、ノートオンのステータスバイトが来たら、次のノートナンバーを掴まえて、16進表示。 16進表示ルーチンは、「ポケットバンク」シリーズの「マシン語入門PART2」掲載ルーチンをほぼそのまま使用。 手持ちのMIDIキーボードは、ノートオフのステータスバイトを送出せず、ベロシティ00Hによって発声を止めている。このため、一度の打鍵で2回、ノートオンとノートナンバーのデータが送出される。そこで、「NTOFF」のところで、指を離したときのノートナンバーを拾って捨てている。 マシン語のループから抜けるには、Ctrl+STOP。 100 '=============== 110 ' TEST MID3.BAS 120 '=============== 130 SAVE "TESTMID3.BAS" 140 CLEAR 200,&HCFFF 150 BLOAD"TESTMIDI.OBJ" 160 DEFUSR=&HD000 170 CLS:KEY OFF 180 '--INIT 8154 TIMER#0 190 OUT &HEF,&B00010110 200 OUT &HEC,&B00001000 210 '--INIT 8151 220 OUT &HE9,0 230 OUT &HE9,0 240 OUT &HE9,0 250 OUT &HE9,&B01000000 260 OUT &HE9,&B01001110 270 OUT &HE9,&B00000101 280 D=INP(&HE8)'RESET FLAG 290 '--MAIN (Ctrl+STOP) 300 D=USR(0) ■実験結果 右図下の小さい図が、実行したところ。 キーボードの37鍵をひとつずつ打鍵して往復した。小さくてよく分からないかもしれないが、30Hから54Hまで往復する数字が返っている。 一応の目的は果たせているようだが、第一に、和音が正確に拾えない。第二に、データ表示タイミングが鍵盤から指を離したときにズレてしまうことがある(つまり、1回目のノートナンバーを捨てて2回目を拾っている)。 MIDI割込みに対応し、きちんと解釈していけば、もうちっとは正確に表示できるかもしれないが、あー面倒だ。 ■まとめ マシン語によるデータ取得及び表示まで出来たので、これぐらいで善しとしよう。 MSXによるMIDI IN のコントロールはいい勉強にはなるが、実用的に使おうとすると大変な苦労を伴う。GTは、BASICのMMLでチャチャッと手軽にMIDI遊びできるところに最大のメリットがあろう。 しょせんおもちゃパソコン。無理せず気楽に楽しめばよろしいと思う今日この頃である。 |



