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8月も2回更新しただけで、早や9月となってしまった。 Miiやらパドルやら、どの続きかよく分からなくなっている今日この頃である。 ■パドル以外の入力デバイス 相変わらず、ブロック崩しのパドル以外の入力デバイスを考えているところである。 とりあえず思いついたのが、音楽用キーボード。 以前にもPDL関数をつかった「テルミンっぽいど」を作ったことがあったが、今回は、ちゃんと音階を入力できるデバイスである。 といっても、0〜255の入力データをプログラムで音楽に仕立てる仕掛けだが。 PDL関数を使ってデータを1刻みで入力すると、浮遊容量か何かの理由でデータが微妙にプルプル震える。それではまともに演奏できない。 そこで10刻みに入力することにする。10以上20未満なら音階「A」という具合である。 右表は抵抗値とPDL関数値の関係を実測したものである。10と20の中間値の「15」を入力したいときは11kΩにすればいい。概ね7kΩずつ抵抗値が増えるごとにPDL関数値は10ずつ増えていく。ただし、これは自分が作ったインターフェースの数字であり、74LS123を74HC123に変えただけで、この抵抗値は異なるであろう。各自で測定が必要である。 ■キーボード試作(写真) なんか太陽電池みたいだが、ユニバーサル基盤にタクトスイッチを並べたものである。鍵盤状に切れ込みをいれた透明プラ板を被せている。プラ板はタクトスイッチに軽く触れており、指先で押さえるとスイッチが入る。放すとプラ板の弾力性で元に戻る。 今のところ白鍵12鍵だけであるが、いずれ黒鍵も並べたい。 まだ抵抗等の配線も行っておらず、プラ板の弾力性を使って鍵盤が作れるか試してみたに過ぎない。 近日中にはちゃんと配線し、PDLインターフェースに接続する予定である。 どんなプログラムで音を出すかはまだ考えていない。 とりあえず決まっているのは、最初に弾くのは「かえるのうた」である、ということだけである。 そうか、「かえるのうた(2)」でもよかったわけだ。 |
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■ガジェット ガジェットが好きである。 例:工人舎「SA1F」、シャープ「MT-AV1」、TAKARA「ザ・昭和テレビジョン」、YAMAHA「EZ-EG」・・・。 「コンパクト」を旨としているものの、さすがにこれだけ収集すると収拾がつかない。と言いつつ、人が面白そうなことをやっていると、ついつい自分もマネしたくなる。かくして、ガジェットがまたひとつ増える。 今回増えたのは、シャープのポケコンPC-G850V。 何を今さらと言うなかれ。このブログは、21世紀に入ってなおCASIO MX-10をいじっているような人間が書いている。同じZ80のポケコンに興味を示して何の不思議があろう。そして実際、これが面白いのである。 ■G850Vをいじる まず、言語てんこ盛りなところが楽しい。BASICのほか、アセンブラ、C言語も入っている。教育用途の機種らしくCASLまで載っている。 7月27日付け「サイフと出張」でSA1Fに関して、「旅先でもZ80アセンブラをいじりたい人には好適」と書いたが、よりストイックにZ80アセンブラに迫りたい人にはいっそう好適であろう。 また、PICへの書き込みにも対応しているという。おそらく多くの工業高校の生徒たちが強制的にポケコンを買わされ、さらに「これからはPICの時代だ。」と言われて、泣きながらソースを書かされていたのであろう。 「教育とは根性だ!」といった香りがする一品である。 それはさておき、ハードウエアも興味深い。 本体右側に両面カードエッジ40ピンのシステムバス端子、左側に11ピン横一列の接続端子が装備されている。前者はMSXのカートリッジスロット的なもの、後者はジョイスティックポートよりさらに汎用入出力ポートっぽい。後者はとりあえずピンヘッダを接続すれば容易に使える。 というわけで拡張ボードを作ってみる。と言っても11ピンを単純に並列接続できるようにしただけ。圧電スピーカを接続。外付けスピーカを接続しないとBEEP音すら鳴らせないなんて、ストイックなことよ。 岡本敏明作詞、mosakuさん編曲(さっそく使わせていただきました。)、ドイツ民謡「かえるのうた」を演奏してみる。俄然、遊び心をくすぐってくれるのである。 ■まとめ 何ができるのか一通り試しただけで、まだよく分からないところが多い。 いじっているうちに、何か出来るかもしれない。 |
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■赤外線リモコン・フォーマット 家電品などの赤外線リモコンは、「NECファーマット」と「家製協フォーマット」がシェアを占めている。これらに属さないリモコンもあるらしいが、とりあえずNECフォーマットを題材に見ていく。 ■NECフォーマット(右図) データ全体は、「リーダ・コード」「カスタム・コード」「データ・コード」「フレーム・スペース」に大別され、フォーマット全体では108msとされている。右図のビット最小単位(=0.5625ms)をtとして換算で考えたほうがわかりやすく、192tに相当する。 (1)リーダ・コード データ送信開始を受信側に報せる部分で、LEDが9ms光り続けたあと、4.5msの間offとなる。計13.5ms、24tに相当する。連続した発光を受信側は察知して、受信の準備をするわけだ。 (2)カスタム・コード ここは、メーカーなどの固有番号が内容である。かつては8ビットで、後続の8ビットは反転させたものであった。従って、その当時のカスタム・コードは固定長だったが、参入メーカー数が増えてきたり、割り当てたメーカーが無くなって空番になったりといった事情があったのかもしれない。現在は16ビットとなっており、固定長でなくなっている。 (3)データ・コード 通例、受信側に対するコマンドなどが内容である。8ビットのままでは不定長であるが、8ビットを反転させたデータが続くため、結果的に固定長となる。例えば「00000000」のデータは、2t×8=16t。反転した「11111111」は、4t×8=32t。両者を足して48tとなる。データがどう変わろうと48tは変化しない。前半と後半が一致するか調べることにより、正しくコマンドが送られているか知ることができる。 (4)フレーム・スペース ここでは、最後に付加されるストップ・ビットも含めてフレーム・スペースとして扱う。 カスタム・コードの長さが不定であるが、データ・フォーマット全体では192t(108ms)と定められているため、この部分で調整するわけであろう。リモコンのボタンを押し続けていると、発信をリピートすることが多いが、リピートの際のリーダ・コードも初回とは若干短くなっている。この差もフレーム・スペースで調整することになろう。 ちなみに、LEDの発光が連続しているイメージで書いてきたが、実際には38kHz(誤差プラスマイナス5%程度)のキャリアが用いられており、発光時には細かく点滅を繰り返している。これは、身の回りにあふれる赤外線と区別して誤動作を防ぐとともに、省電力にも役立っているらしい。専用の受光素子を使えば、キャリア成分を取り除き、信号成分だけ取り出してくれるので心配しなくていいようだ。 ■受信方法を考える。 フォーマット全体で192t分のデータ長がありながら、実際にはずいぶんスカスカな気がする。実効データ長の最大値を考えてみよう。 リーダ・コードは24t固定であることは既に見た。カスタム・コードは不定長ながら、仮に最大値の「1111111111111111」であった場合、4t×16=64tである。データ・コードは48t固定である。最後にストップピットが1tである。合計すると、24t+64t+48t+1t=137t。約77msが実効データ長で、残りの55t(約31ms)がアイドリング・タイムである。 フォーマット全体の30%近くが調整幅とは、なかなか太っ腹じゃのう。 というわけで、リーダ・コードを受信したら、とりあえず80msほどバッファに溜めたうえ、後ろからストップビットをサーチして、データ・コードを算出していけば、不定長のカスタム・コードも自ずと知れるのではなかろうか? ま、細かい計算は苦手な上に、NECフォーマットの理解も怪しいモンじゃて、この先スンナリ行くとも限らんがな。ほっほっほ。 |
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■バスに乗る。
フランスに行きたしと思わず、フランスにあまり用もなし。 せめて新しきミニノートを連れて出張にいでてみん。 「新しき」とはいえ、もう1年近く前に入手した工人舎のSA1F。型番から「サイフ」とよく称される。 例によって店頭処分品を衝動買い。性能は大したことないが、割切った使い方なら十分。1kg弱の重量と4時間程度は保つバッテリーで持ち歩きには便利。 乗った長距離バスはシート横に100Vコンセントがあり、バッテリー切れを心配しなくていい。 新幹線のようなテーブルは無いので、片手で本体を支えスタイラスペンでMS‐IMEパッドの手書き入力を試みる。 変換精度は予想以上だが十分でもない。特定の場面(例えば狭いバスの中)に重宝するかも。 バスが揺れるたびにペンが滑ってヘンな入力になるのはご愛嬌。 SA1Fも手書き入力も、あまり期待せずに使うと案外いいよ、みたいな感じである。 ■SA1Fを玩ぶ。 今回連れて行ったSA1Fは、タッチパネルの後期タイプ。120GBの大容量HDDで売り抜けようという戦略にきっちりハマッた気がする。 店頭品だったせいか、保証期間ギリギリでタッチパネルが動作不良に。初期不良として交換、ついでにキーボードも交換、販売店のミスでACアダプターも新品に。結果的に当方にとってはラッキーとなったが、こんなに無償で交換していてショーバイやっていけるのか工人舎。他人事ながら心配になる。 何といっても、パネル部分が可動式なのが楽しい。 普通のノートPC風にもできるし、タブレットPC風にもできる。 ノートPC状態でパネルを裏返すと、入力結果が全然分からなくなって、本物のブラインドタッが楽しめる。楽しいかどうかは知らんが。 キーボードは交換したが、不満は残る。自分のように、軽くて浅いストロークを好む者にとって、このキーボードは重く深い。変則的なキー配置とあいまって、ストレスが溜まる。手書き入力+ソフトウェアキーボードのほうが、慣れれば快適かもしれない。テキスト入カにはあまり向いていないようだ。Webブラウズなら問題ない。 MSXPlayer各種もだいたい使えるようだが、「保存版3」版とは相性が悪い。起動後、なかなか安定動作しない。画面モードによっては起動すらしない。 また、タッチパネルを活かして「保存版1」版グラフサウルスでお絵描きしたかったが、スタイラスペンに合わせてカーソルがうまく動いてくれない。残念。描画スクリーンモード、CPU速度、フレームレート等との組合せ次第でフリーズしやすくなったり、安定動作させるのはなかなか難しい。 MS‐IMEパッドの手書き入力にも対応していないようで、普通のノートPCスタイルに落ち着く。 いろいろと不満もあるものの、小型軽量でどこにでも持ち運ベる気軽さはMSXにフィットしている。旅先でもZ80アセンブラをいじりたい人には好適であろう。もちろん、MSXPlayerのソフトキーボードをスタイラスペンで突いて入力するのが正しい作法である。「あたたた…」と叫びつつ入力すれば、アルゴリズムの秘孔を突けるかもしれない。 目的地が近づいて、いささか疲れてきた気がする。 ■到着、そして延々たる会議。 ムルソーが殺人を犯したのも、こんな日射しの眩しい暑い日だったかもしれない。 バスは出張先のほぼ正面に停まったが、玄関にたどりつくまでの数十mで汗ダクになる。 会議録をリアルタイムに入力しようとしたが、すぐに断念。手書き入力が追いつかない。 帰途は報告書作成で終わってしまいそうである。 (この時点では、帰途、ガキ共の喚き声に悩まされながら、西日に炙られることになろうとは、知る由もなかったのであった。) |
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■リスタートする。 「犬は飼い主に似る」というが、機械も使用者に似るのかもしれない。 暑くなったとたんに、パソコン、クーラーと機械たちが次々とダウン。 パソコンは代替機があるが、クーラーは痛い。 この暑い中、クーラーなしで過ごして自分もダウン寸前であった。 事実上、機能停止していたが、とりあえず仕事だけは脊髄反射でしのいだ。セーフモードで起動していたような感じである。 ひょっとしたら、使用者が機械に似てきているのかもしれない。 ちなみに、「代替機」(だいたいき)と入力したら「抱いた息」と変換されてドキッとした。 「脊髄反射」(せいずいはんしゃ)も「脊髄販社」と変換されて、ヲイヲイそんなモン売るなよと突っ込みを入れてしまった。この漢字変換は一体誰に似たのであろうか。(普通は使用者に似るんだけどね。) ■ロゴを作る。 今さらながらであるが、何をするにせよ、プロジェクトの立ち上げに当たり、第一に必要なのはコンセプトである。 詳細仕様は、コンセプトを具現化する中で固まってくる。 しかし、コンセプトを理解するためには何らかの具体化が必要である。 一般には、ロゴやキャラクタによってイメージをビジュアライズして、直感的な把握を狙うのが常套手段である。 というわけで、ロゴを作ってみた。 「MSX」と「Wii」を彷彿とさせつつ、「M」はアナログな三角波、「ii」はデジタルな矩形波をイメージしている。 アナログとデジタルのドッキングとはすなわち、コンピュータ・センシングである。 各種センサーから得たアナログデータをデジタル化してコンピュータに取り込むコンセプトが、見事に表現されている。 だいたい広告代理店の営業が言いそうなことやね。 よしっ、次はイメージキャラクタを作るぞ。 って、一体、何やってんでしょうね。 この暑さで、脳ミソに不可逆的な熱変性喰らったかな? やっぱし。 まあいいや。 |



