ドクター大島の紬物語り

100,000反の大島紬を検査した男の着物裏話

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前回、大島紬の古典柄の一つ、「秋名バラ柄」の由来について書きました。
双璧をなす古典柄として、龍郷柄が御座います。
車の世界に例えますと、ワーゲンと言えば、ビートル(かぶとむし)と言われるように、
多くの方は、大島と言ったら、龍郷柄が思い浮かんでくるのではないでしょうか。
それくらい、今も昔も、人気がある、ロングセラーの、ヒット商品です。
大島に、龍郷村という部落が御座います。
昔ここに住んでいた、若い図案家が、デザインに行き詰まり、縁側に、フテ寝をしたそうです。
フテ寝から、目覚めた若い図案家が、ふと庭先を見ると、
庭先に植えられている、蘇鉄に、黄金のハブが、どくろを巻いて、若い図案家の方を、見ていたそうです。
「アッ、これだ」と、若い図案家は、膝を叩き、方眼紙に向かい、蘇鉄の葉っぱと黄金のハブの腹の模様を、デザイン化して、新しい大島の柄を、生み出したそうです。
これが、龍郷村で生まれた柄、龍郷村で主になり生産されていた事も、あいまって、龍郷柄と称されるようになつたようです。
この様な、考察を致しますと、『本場』と名前がつけられている物は、現地、風土に根ざした、息吹が感じられるように思うのは、私だけでしょうか。
参考になるかどうか解りませんが、以前、蘇鉄について、書いた記事をリンクいたします。http://blogs.yahoo.co.jp/dr_oosimatumugi/18383931.html
龍郷柄を、お持ちの方、より一層の、ご愛着を頂きたくて・・・

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龍郷町にいってきたばかりだけに、なんだか情景が浮かびます。柄の由来がわかると、本当に、より愛着が湧きますね。教えていただいてありがとうございます。

2006/7/25(火) 午後 4:08 miizuna

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MIZUNAさん、本場と言う名の付く物は、その地の、水、空気、風、生物、それらを含む、風土、その中で培われる、土着の人間性。それらの物のいずれかが、色に柄に、染めに、生地に、表れているように思います。そこに共鳴した人とのみが、物にたいする愛おしさを宿してくれるように思います。そんな方々の支えで、伝統は、維持されているように思いますがいかがでしょう。

2006/7/28(金) 午前 8:14 [ dr_**simatu*ugi ]

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