ドクター大島の紬物語り

100,000反の大島紬を検査した男の着物裏話

過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

全1ページ

[1]

泥染め・・・自然の掟

イメージ 1

紹介の本の中に『職人の三つの掟と紬』のタイトルで寄稿していますが、
その一説を紹介いたしましょう。

「生まれ育った、風土の中で、限られた資源を、神から与えられたものとして、
人間の叡智を集めて、大事に、大事にして、最大限に生かすより外、道はなかったのである。

『大島紬は、三代持つ。』と言うのは、
全てを大事に扱わなければならない背景が織り込まれているからである。

大事に着なければ、大事に扱わなければ、
大島紬を着こなすことが出来ないよ。と、無言に、語りかけて来るからではないだろうか。

限られた資源。泥田とて同じ。
鉄分を、絹糸に吸い上げられると、自然、泥田の鉄分の含有量は少なくなる。
少なくなった、泥田は、染めつきが悪くなり、肺病田といわれ敬遠される。

蘇鉄の葉を、小さく刻み、泥田に、埋め込み、2〜3年於いて、ゆっくりと泥田の回復を待つ。
一方、利に敏き人は、人知れず、鉄槳水をまく。
急速に、化学変化を起こし、糸は、黒色に染まる。
手間と、時間が省け、超合理化。生産性抜群。

誰も知らない、その人だけの秘め事。
お客様も、勿論知らない。
はやる気持ちを抑えて、喜び勇んで着る。

着物を脱いだ時、帯に、裏地に、泥落ちが・・・・
自然を相手にする仕事は、人間の浅はかな利、理では、抑えられない。
速く、性急に染め上がったものは、速く、落ち、速く退化するのが、自然の掟。

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

画像容量が足りなかったので、画像アップいたします。
帯小物は、家内が運営しているアンテナショップのもので、コーディネイトしました。
ご感想を、コメントしていただければ、家内も喜ぶと思います。

バケツと、ムツゴロウの画像は、猫の帯の前の柄になります。
泥の縞大島が、今回プレゼントした物です。

開く トラックバック(1)

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

何回めの結婚記念日でしょう。
私たちの仕事は、妻の支えにより成り立っている、と言っても過言ではありません。
日頃の苦労に対して、何かお礼を、
もう着こなせるかなと、いやそろそろ着こなしてもらいたいな、
そんな思いで、大島を創り、家内にプレゼント。
『母ちゃん、有難う』・・・・・

帯、小物は、別ですよ。自分で買ってもらわないとネ。
実は、照れくさくて、大きい声で言えないのですが、
私も同じ柄で作って、誕生日に、ペアーで着ようと思っているのですが?
皆さんどう思われますか、ご意見、ご投稿をお待ちしています。

兎の帯は、家内と、息子が、兎年ですので、
私が、原画を描いて、西陣の帯屋さんに掬いで織ってもらったものです。
日本に1本しかない物です。

帯揚げは、卵色の地に絞りをポイントにあしらった物。
帯締めは、シンプルですが、組み方が、チョット工夫されており
ありそでない、しゃれっ気のあるものを合わせてみました。

もう一組は、先日京都に行ったとき仕入れて来た帯。
自分も楽しむのも着物、人を楽しませるのも着物
洋服と違う装いの楽しみ、着こなす、奥ゆかしさ。

皆さんどちらがお好きですか?
私たちの感性、感覚は如何でしょうか?
コメントいただければ、物つくりに役立ちます。お待ち申し上げます。

全1ページ

[1]


[PR]お得情報

CMで話題のふるさと納税サイトさとふる
毎日お礼品ランキング更新中!
2019年のふるさと納税は≪12/31まで≫

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事