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御大没後40年の日を迎えた。
クレンペラーはインテンポの指揮者として知られている。
インテンポとは、一般的に『テンポを動かさず一定の速さで演奏すること』を意味する。
しかし、そのクレンペラーでも極めてロマン的なアプローチで名盤を残した。
それはブラームスの第4交響曲である。
特に第1楽章は、コーダに入るとアッチェレランドをかけてテンポをぐんぐん上げてゆき、壮絶な響きで章を終わる。
この曲を最初に聴いたのはカール=ベーム指揮ヴィーンフィルのLPで、ベームのファンには申し訳ないが「この曲はつまらない」と感じてしまった。
実はベームの演奏こそインテンポの王道をゆくものであったが、フルヴェンも真っ青なロマン的アプローチに私は参ってしまった。
クレンペラーが深い共感をこめてドイツ的情感を謳った名盤といえよう。
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