作年はデビュー40周年を迎え、
今年64歳となる達郎氏の50枚目のシングルとなる今作は、
全世界累計800万部を突破し、
著者の作品史上、最も泣ける感動作と
高い支持を受けている
”東野圭吾”原作の実写映画
「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の主題歌です。
小説内に出てくる『再生』と言う曲を、
一ヶ月半の歳月を掛けて、
具現化しています。
今回は主要キャストでシンガーソングライターの
”水原セリ”を演じた”門脇 麦”がドラマ内で歌ったバージョン、
このミニアルバムに納められた
もう一曲の『REBORN』を紹介しましょう。
この小説は過去にミュージカルとして3度舞台化され、
2016年版のキャストには雑貨店主の浪矢役に、
テレビ朝日の人気刑事ドラマ「相棒」のレギュラー
捜査一課の伊丹でお馴染みの”川原和久”が演じていて、
そちらもご覧になった方もいらっしゃるかと思います。
ある夜、ある理由から一軒の屋敷に強盗に入った若者たち
敦也、翔太、幸平の3人は、
車の故障の為に商店街を抜けた先の公園脇に建っている、
既に空き家になっていた「ナミヤ雑貨店」に忍び込んだ。
朝が来るまで隠れている積りの3人の前に
締め切られたシャッターの郵便受けに手紙が投函される。
その手紙は初老の店主の浪矢が生前当時に行っていた、
人生相談への悩み相談であり、
内容から30年前の時代からだと分かった。
店のスクラップブックから、
当時の新聞記事を見つけた3人は、
真夜中に郵便受けに投函された相談は、
朝には店に備え付けてある牛乳配達用の箱に
入れられた返事が受け取れるという事を知る。
誰かのイタズラだと冷ややかに笑う敦也を余所に、
他の2人が浪矢の代わりに返事を書き始める。
そこから、一夜の内に様々な人たちからの
時間と空間を越えた手紙のやりとりが始まり、
相談者たちの人生模様と、若者達3人と、
浪矢老人との不思議な縁のドラマがつむぎ出されて行きます。
相談者のひとりで、プロ歌手への道を諦め、
人の為に死んでいった松岡が作曲した曲に、
彼の思いを受けてシンガーソングライターになった
孤児の”セリ”が作詞した曲の、
歌声とアレンジが映画の雰囲気にとても合っていて、
このドラマのハイライトのひとつになっています。
『REBORN』
作詞・作曲 ”山下達郎”
生きることを教えてくれたあなたを忘れないよ
かけがえのない愛の形見にさみしさは似合わない
そっと微笑む、にじむ夜を抱きしめ
あなたはいつだってわたしのそばにいる
目に見えぬ力で心を奮わせる
いつかまた きっとまためぐり会う時まで
少しだけのさよなら
触れることはもうかなわない、でも いつも感じてる
わたしたちが生きた証しをくちびるに言葉を乗せ
あなたの代わりに歌おう、 声の限りに
わたしたちはみんな、どこから来たのだろう
命の船に乗り、どこへと行くのだろう
あなたからわたしへと、
わたしは誰かへと想いを繋ぐために
悲しまないで
うなだれないで
振り向かないで
怖がらないで
止(とど)まらないで
あきらめないで
生きて行きたい、あなたのように
あなたはいつの日かふたたびよみがえり
永遠のどこかでわたしを待っている
たましいは決して滅びることはない
いつかまた きっとまためぐり会う時まで
少しだけのさよなら
たくさんのありがとう
少しだけのさよなら・・・・・
昔は、歌詞を他の作詞家に任せ、
サウンドを聴かせるライブを魅せてくれていた達郎氏ですが、
齢を重ねる毎に味わいのある歌詞を描かれていますね?
せっかくなのでエンディングで流れる達郎氏のバージョンも
お聴きいただきましょうか。
”セリ”を演じた”門脇 麦”が
イメージ映像として出演しています。
『REBORN』
(ショート・バージョン)