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Yahooのトップに出ていたニュース項目の中に、
目に余るものがあったので、つい記事に上げました。
万引現場にもモンスターペアレント 「捕まえる前に諭せ」「届く場所に置くな」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090927-00000009-san-soci
今から8年前、神奈川県川崎市の書店で中学生による万引きがあり、
それを見つけた店主が警察へ通報、管轄暑への任意同行を求めたところ、隙を見つけて逃走し、
遮断機の下りた踏切を横断しようとして京浜急行に撥ねられ死亡したもの。
問題はその後で、書店の店長への批難が続出した事。
「私は許せません! 何が何でもパトカーを呼んだりしたら子供が何を起こすかわからないと言った」
「子供相手の商売してるなら万引きはよくある。(書店は)配慮してくれないと」
「誰でもやっていることで、そんなことで警察を呼ぶなんてほんとうにひどい」
直接、店舗まで行き「人殺し!」となじった者もいたという。
そして逃走して事故死した中学生の父親のコメントが泣かせる。
「廃業していただければ本当にうれしい。あそこを通るのはつらいし」
「本屋さんの中でウチの子はどんなつらい思いをしたか。きっと一生懸命、謝ったと思うんですよ」
「しかし、あんな形で死んでしまって本当に悲しい死に方でした」
これまで散々と話題に上るこの系統のニュースを、敢えてこの時期にぶつけてきたというのは、
ある小説が映画化され、その公開が近くなって来た事が背景にあるのではないかと勘繰っています。
10月10日公開、東野圭吾の原作「さまよう刃」です。
その比較対象とするのは、内容そのものではなく、関係者の考え方。
ニュースの記述の中にある「親の認識」について、
『万引きはちょっとした出来心でやってしまうもの』
とありますが、出来心で済ませられるレベルをどこに置いているのかという一点でしょう。
さまよう刃に出てくる登場人物の中で、
個人的に異彩を放つ(というか人格的に好かない)者がいました。
主犯の二人、菅野快児、伴崎敦也でもなく、共犯の中井誠でもなく、中井誠の父、中井泰造。
作品の中におけるその中井泰造の姿と、今回のニュースに出てくるモンスターペアレントとが
何故か被って見えました。
とはいえ、主犯二人の親もなかなかの食わせ物ぶりではありましたが。
菅野快児の母、菅野路子の言葉。
「きっと遊び半分で、ちょっと羽目を外しすぎたんです」
伴崎敦也の母、伴崎幸代の言葉。
「もっとよく調べてください。あの子に罪はないはずです」
話は若干それましたが『万引き=窃盗罪』ということを、よく肝に銘じるべきでしょう。
※窃盗罪(刑法第235条)
他人の財物を窃取した者は、窃盗の罪とし、10年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する。
その場で代金を支払えば済むという軽い罪ではないのだ、バカ親ども。
それでは、また。どくでした。
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