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著者は医師であるので、その医師がご自身で糖質制限を試しているということで驚きました。
私にとって糖質制限という言葉自体、聞いたことがなく、ダイエットも試したことは
なかったのですが、この本との出会いが糖質制限を始めるきっかけとなりました。
この本をきっかけに、体の仕組みに興味がわき、色々なダイエットの本や、栄養学や整体の
本なども読み始めました。
なくなったと書かれていて、私も睡眠時無呼吸みたいだよと妻に心配されていたので、興味を持ちました。
私自身実際にやってみると、いびきが静かになり、睡眠時無呼吸もほとんど注意されなくなりました。
妻も、私と一緒に糖質制限やるようになってからは熟睡できるようになったと言っています。
糖質制限でも制限度合いが色々ありますが、著者も徐々に白米の量を減らしていったようです。
唐揚げや、フライは食べても大丈夫なようなので、私も真似ました。白米がないお弁当はあまり
売っていないので、普通のお弁当の白米を半分残すとか、総菜だけにするとか、
意外と居酒屋のメニューは糖質が少ないなどと書かれています。
このあと、糖質と歴史について論じられています。
「食事と糖質、労働と糖質の関係」の章では、江戸時代の労働が、一日2回の食事を3回に変えた、
これは米飯の食事では満腹感が持続しないので3回に増えたのではないかと考察されている。
私も実際に糖質制限を始めて、米飯を食べた時の方がおなかがすくのが早いと感じています。
「ブドウ糖から見えてくる生命体の進化と諸相」「糖質から見た農耕の起源」では
生命誕生からブドウ糖代謝の仕組み、糖質を摂取しなくとも血糖値は維持できていること、
「狩猟採集+遊動生活」から「狩猟採集+定住生活」、灌漑農法の確立により
肉食中心の食生活から、炭水化物中心の食生活に変化したのではないかと考察されています。
参考文献もたくさん記載されているので、生命進化、人類の食の歴史などを専門的に
深めたい方には役立ちます。
過去に同じ著者の『傷はぜったい消毒するな』という本を読んだことがあったのですが
皮膚と傷と細菌の関係や、生物進化の話があり、引き込まれるように
読んだ覚えがあります。本書も、生物進化の深い専門知識に裏付けされた 深い考察・仮説が知的刺激を与えてくれると思います。
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