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上の動画は、日本少林寺拳法の森道基先生の柔法の動画です。ここまでくると、柔法というよりは、むしろ合気技と言った方が正確なような気がします。通常の関節技であるはずの柔法を徹底的に極めると、こうなるんでしょうね。森先生の動きには、大東流合気柔術の影響は、全く見られません。先生独自の合気技です。
40年近く前に大東流の道場にお邪魔した時に、先生が「気」を相手から取ったり、相手に入れたりすることが重要だと仰ったので、中国拳法を修行していた私は、「合気技は、中国拳法の影響を受けて作られたものですか?」とお尋ねしました。内家拳では、気の運用を重視するからです。
すると、先生は、「合気は、日本で確立されたものです。」と仰いました。これも、正直言って、納得できませんでした。何故なら、私が習った中国人の老師も、同じような技をお使いになっていたからです。大東流合気柔術が、内家拳の影響を受けてなくても、合気技自体がもっと一般的なモノじゃないのかと言う疑問もありました。
もっとも、その合気柔術の先生も、お弟子さんたちと一緒にジャッキーチェンの映画をご覧になっていた時に、「今のは、合気だね。」と仰ったそうですから、「合気技が体系的に整理されたのは、日本においてだ。」と仰りたかったのかもしれません。
次の動画をご覧下さい。
この太極拳の使い手の技は、明らかに合気化してますよね。やはり、合気技は、大東流の専売特許ではなく、ある程度武術をやり込んで、少し工夫すれば、誰でも出来るようになるもののようです。
森先生にしても、この太極拳使いのご老人にしても、接触している部分ではなく、そこを通して相手の中心を動かしているという点は共通していますから、合気技は、極々一般的な技術だと言っても、過言ではないでしょう。
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