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「あなたは障がい者なんだから、家があるなら戻って下さい」 東日本大震災、未曾有の大災害の中、障害を持つ人々に何が起きたのか? 障害ゆえに、地震や津波から身を守れず、また必要な情報も得られない・・・。 「ここではとても生活できない」「周囲に迷惑をかけるから」と、多くの方が避難をあきらめざるを得なかった。 そうしたなかで避難所に入り待ち構えていたのは・・・。 福島県を中心に、被災した障害を持つ方々と、そこに関わる人々の証言をまとめたドキュメンタリー映画です。 映画「逃げ遅れる人々 東日本大震災と障がい者」 3月20日(水)、文京区シビックセンターにて、上映会が行われました。 <避難所と障がい> 障がいを持っていると、皆さんに迷惑をかけてはいけないと常に思っている。 避難所へ行くと、迷惑になるから行ってはいけないと思っている。足を踏んではいけない。 避難所はバリアフリーではないので、段差があるとトイレに入れない。 発達障がいの子どもを抱えていると、避難所で歩き回ったりするから、皆さんの迷惑になると親は思っている。 避難して心が疲れているのに、疲れさせてはいけない。 避難所に早くたどり着けるのは元気な人。避難所の壁側から人でうまってゆく。 最後に着くのはお年寄り、障がいを持った方。避難所の真ん中しか空いていない。 避難所の真ん中からトイレに行く場合、最初のうちは人が通る道ができていない。 夜中にトイレに行く場合は、寝ている人に、すみませんと言って車椅子を通してもらわねばならない。 そういう事が毎日、毎日続くと人間は苛立ってゆく・・・ <車椅子の上で眠れず2週間を過ごしたAさん> 2週間、車椅子の上で過ごしたAさん。 避難所の真ん中のスペースで過ごす。人の道がなく、避難所はぐちゃぐちゃ。 トイレに行こうとすると迷惑をかけるから、水分をとらなくなる。すると脱水症状になる。難病の薬も切れている。 避難所には役所の職員やヘルパーがいたのに、誰も患者の異変に気付かない。 たまたま巡回に来た、患者の事を知っている医師が異変に気づいた。 Aさんは身体が動かないので避難所の床に寝る事ができない。
やっと、BEDが来た。が、Aさんは乗ろうとしない。なぜなら避難所は皆、床に寝ているから。 Aさんを受け入れてくれる避難先を探したら、4ヶ所から手が上がった。 足の悪いお母さんも一緒にと言うと、4ヶ所すべて手を下ろした。 お母さんには障がい手帳がないからだった・・・なぜ、手帳がないと受け入れられなかったかおわかりか・・・ <戻るしかなかった> 人に迷惑がかかるから、寒いロビーで毛布1枚で過ごした。 ある日、避難所で、同じ地域の人からこう言われた。 「お願いがあるんだけど。あなたは障がい者なんだから、家があるなら戻って下さい」 戻るしかなかった――――― 悔しかった。もう、しんでも家にいる。何があっても家から離れない。 福島県南相馬市 特定非営利活動法人 さぽーとセンターぴあ 代表理事 青田由幸さん 青田さんのお子さんも障がいを抱え、青田さんは南相馬市で障がい者支援活動を精力的にされています。 青田さんの貴重なお話を伺う事ができました。とても説得力のある、目からウロコのお話でした。 <青田さんの訴え> 「テレビでは、こんなに元気!ガンバロウ!ばかり。大変だったという話をしないと次に繋がらない」 <青田さんの被災準備> 東北に大きな地震が来ると想定していた。 娘に障がいがあるので、避難所は無理。自宅にある3つの部屋のうち、ひとつを避難所にと考えていた。 その部屋には、布団、食糧、水を備え、家族が3日間持つ準備をしていた。 風呂の水は抜かない。風呂の水はトイレを流す水に使ったりと、1週間はもつ。 ペットボトル30本に水道水を入れ、トイレのタンクの下に置いていた。これがとても役立った。 顔、食器を洗う、湯たんぽにする。カセットコンロが2台、ガスボンベ12本備蓄。 ペットボトルの水をカセットコンロで沸かし、またペットボトルに戻し、寝る時に湯たんぽとして重宝した。 <災害時のライフライン> 何百人が暮らす避難所のトイレは凄い。トイレの水は避難所になっている小学校のプールの水を使う。 プールの水がなくなったら、川に汲みに行く。東京だったら川はあるか。 食糧は早く着く。電気が切れたら水道も止まる。ガス、水道の復旧は地に埋まっているから困難。 医療行為のある人は1週間は持たない。駆け込めた人はセーフ。病院の補助電源は3日しか持たない。 地震が起きて、病院は緊急体制を敷いた。が、1時間経っても電話が鳴らない。電話が不通だからだ。 そのうちに、自家用車でどんどん津波の被害者が運ばれてくる。 津波に遭い、泥を飲んだ人を吐き出す機械が必要だった。その器械は3台しかなかった――― <行政> 一番、国が響いてくれて、県におりてくれればいい。課題をぶつけた。すると・・・ 「見直します」と言ってくれたのは1ヶ所だけ。他は、それは○○課です。それは○○県です。との答え。 当事者の声は届いていない――― <スロープ> 障がいを持った方が暮らす仮設住宅入口のスロープ。再三、お願いしても、1年経っても動かない。 NHKに来てもらって、困難な状況を流してもらったら、2週間後にスロープがついた。 仮設住宅に住むAさんは、週に1回のデイサービス、月に1回の通院以外は、部屋にいるしかない。 「楽しみは、動物のテレビと、たまに遊びに来てくれるスズメ。あとはない」と。 お手伝いしようとすると、患者に触れてはいけない、車椅子を押すのはヘルパーの仕事と止められる。
<福島> 一番の悲しみを開かずの間に入れている。涙を出しきらなかったら、立ち上がる事はできない。 怒りもあるが、こうなる前に無関心でいた自分を悔いる・・・
子どもが卒業する小学校、中学校の名前は福島でなく転校した避難先にと母。そして子どもの痛み・・・ <自助が大事> 自分の身は自分で守る。 制度ができるまで待っていられない。 自分が納得いく方法で生きていくしかない。 教訓を生かす。 備えを作る。 東北だけの問題じゃない。 命を守って欲しい。 〜映画を見て、青田さんのお話を伺って〜
人に迷惑をかけたくないから避難所へは行かない。 え?何で?全然、迷惑じゃないのに。と思っていましたが、この映画を見て驚きました。 登場される、障がいを持った方すべてがそう思っているのです。 うちのお父さんは、車椅子や杖で、遠くへ旅行に行ったり、人が多い所へ行くのを嫌がります。 人に迷惑をかけたくないという気持ちが働いていたのかもと思うとやるせないです。 この苦しみを訴え続ける人が必要なのです。運動は続ける事に意味があると青田さん。 青田さんの説得力のあるお話を聞き、私にもし能力や力があったら、絶対に政治家になりたいと思いました。 どんどん訴える事ができたらどんなにいいでしょう・・・ 映画の中のお話、青田さんのお話はまだまだ書ききれないほどあります。 これはほんの一部です。 映画といってもドキュメンタリーです。事実です。 見ながら、悔しくて涙が出ました・・・ 福島の方の苦悩がとても苦しかったです・・・ 福島の方「震災はまだまだ続いている。終わらない震災」 家庭に、身内に障がいを持った人はいないから、ではないのです。 青田さんは、ひとりでも多くの人に助かって欲しいとおっしゃっています。 地震は来ない想定にしていませんか。備え、あるでしょうか・・・ この映画の意義、青田さんのお話が、少しでも響いてくれたら・・・ 「逃げ遅れる人々」 タイトルの詳細は、映画で描かれています・・・
「あの危機を乗り切ったから強くなった」
3月30日(土)は八王子で上映会が行われますし、グループでの上映会の申し込みや、 映画のDVDを3千円で購入もできるようです。 |
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心に響く記事でした。
tubeで奈々さん見て寝ます。
お休み野菜〜!!!
2013/3/22(金) 午前 0:50
いろいろな視点から、事件をいろいろな見方をいろいろな立場ですると
普段の問題に還元されるのですね(^^)
[ シオ北海道のエチオピアへ ]
2013/3/22(金) 午前 0:50
おつかれサンマタベタサ
でした〜
[ ☆ひろてぃっく ]
2013/3/22(金) 午前 1:01
ただいまです
[ ☆ひろてぃっく ]
2013/3/22(金) 午前 1:11
チラッ(*ノ▽ノ)
2013/3/22(金) 午前 1:14
おかえりなさい(。^。^。)
2013/3/22(金) 午前 1:15
おつかれサマンサタバサ((o(^∇^)o))
2013/3/22(金) 午前 1:16
こういう災害時には〜まず
弱い立場の人を助けやな
アカンと思うんやけどね…
[ ☆ひろてぃっく ]
2013/3/22(金) 午前 1:25
うんうん
2013/3/22(金) 午前 1:27
奈々しゃん〜〜♪

こんばんは(*^_^*)❤
こんな時間になっちゃった…
お疲れ様です…雪が舞い散り…日中でも寒い日でした〜〜
おやすみなさい〜<m(__)m>
2013/3/22(金) 午前 1:59
昨夜は風がビュンビュン
やったけど‥
[ ☆ひろてぃっく ]
2013/3/22(金) 午前 3:37
今夜は静かっすね〜
[ ☆ひろてぃっく ]
2013/3/22(金) 午前 3:40
奈々さんおはようございます
障がい者の方が
皆さんこのように思われてるのは
環境がそうさせるのでしょうね。
[ ドメニカーナ ]
2013/3/22(金) 午前 7:22
おはようございます。
健常者にとっては出来て当たり前のことが出来ない
何故そんなこと思うの?ってことを考えてる
人に迷惑をかけて嫌がられるのが怖いのかもしれません。
人に疎まれる自分が嫌なのかもしれません。
かつては健康で動けた人なら尚更プライドもあるでしょうし。
周りの人がいち早く気付いてあげて手を差し伸べて
あげられる世の中になることが一番いいのでしょうね。
動けないんだから黙ってろ的な行政の後手後手の対応が
とても腹が立ちます。 もっと沢山の人に現実を
知ってもらえるようお手伝いが出来ればと思いました。
2013/3/22(金) 午前 9:07
一人でも多くの方が気付かれることを祈って、
奈々さんの記事をご紹介させていただきました。
UPするのが一日遅れてしまいましたが、
よろしくお願いいたします。
大切なことを教えていただきありがとうございました。
<(_ _)>
2013/3/22(金) 午前 11:41
おひさし



障害者夫婦です。あまりのも悲しい事です。多くの人似、、知ってもらいたい、転載します。身体は癌で障害は辛いけど、、多くの人の、手助けをして来て今もしています。差別は障害がある人でないと理解されない事が多いです。命は誰にも生きる権利は同じです。亡くなられた人が、、可愛そうです。
[ 可愛い花 ]
2013/3/22(金) 午前 11:44
悲しい現実ですね。
何とかならないものか…。
そういえば、「草原の椅子」という宮本輝の小説を映画化(公開中)していてそれも見たいと思っているんですよ〜。
小説は元々阪神大震災を題材にしているのですが、映画化に当たって東日本大震災に設定を変えてあるようで…。
[ makoto ]
2013/3/23(土) 午前 2:16
転載させてください
2013/3/24(日) 午前 10:33
私も転載します。
2013/3/24(日) 午後 10:51
転載させていただきました。
2年経って知るなんて恥ずかしい・・・知ることは大事です。
[ ANNA ]
2013/3/27(水) 午前 9:47