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小池誠マイクロ波研究所 伝説の弁理士 博士 小池誠

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オープンサイエンス

オープンイノベーションという潮流があるが、別途、オープンサイエンスという潮流が生まれつつある。

オープンサイエンスについては私もまだキチンと理解できていないなので、誤解している部分があるかもしれないのだが、オープンサイエンスの一面としては、各種研究データを一般に公表して、インターネットなどで誰でもアクセスできるようにしようという試みのようである。例えば、論文を専門雑誌に発表するときに、その研究結果そのものであるデータも同時に公表するということのようである。

ところで、最近、stap細胞事件など生命科学の研究において不正が発覚したが、論文とともに研究データをオープンにすることにより、不正が容易に露顕することになるのだが、研究不正の摘発がオープンサイエンスの隠れた意図なのかもしれない。


また、オープンサイエンスの他の側面は、研究データや研究成果についてアクセスする費用負担の問題のようである。

従来、論文は査読などを経て紙媒体の専門雑誌に掲載されていた。ところが、最近、専門雑誌は紙媒体からウェブサイトからのダウンロードに移行してきている。例えば、一部の学会では紙媒体の専門雑誌の発行を取りやめ、インターネットによるアクセスのみにしている。ある学会では、紙媒体とインターネットアクセスの双方を採用している。さらにarXivのような論文アーカイブも発達してきている。

すると、インターネットの普及に伴って、紙媒体の専門雑誌を発行する費用は大学図書館など読者サイドのみが負担すべきなのかという問題が発生する。

一部のインターネット専門雑誌は、読者サイドが費用を負担せず、著者のみが費用を負担している場合もあるので。このような新しい慣行を一般化して、論文著者も応分の負担をすべきではないかという議論もある。

インターネットを経由してアクセスできる専門文献は、通常、pdfファイルでダウンロードでき、頒布、複製がきわめて容易である。著作権法の問題がないわけではないのだが、やはり学術の発展は現代文明の基盤となっているので、著作権法の保護が過剰になって、学術の発展を阻害するわけにもいかない。

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