神田のガリレオ

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みなさん こんにちは

 9月に入りましたが、日本各地で猛暑が続いています。しかし、私も猛暑に体が慣れてしまったのか、朝や夕方の30℃くらいの気温が涼しく感じるようになってきました。また、私の会社や自宅のある東京・秋葉原でも、朝夕の吹く風に秋を感じています。

 この暑さの中で外に出ると、普段はアブラゼミやミンミンゼミの声が聞こえるという体で覚えた夏の印象があるのですが、すでにセミたちの声も、夏が長すぎて聞こえなくなりました。高崎市に住んでいる友達からは、セミの声は聞こえなくなったけれど、カエルの声は、まだ聞こえる。夕方には秋の虫の声が聞こえるようになってきたとのこと。この猛暑はまだ続くようですが。本当に秋が待ち遠しいですね。

 8月末の BS-Japan 「世の中進歩堂 第100回特別番組」で、私の研究が紹介されました。私はこの番組「世の中進歩堂」では、第3回放送の時にスタジオゲストで出演させていただき、「人体通信」のご紹介をしました。今回の第100回の番組では、過去99回の放送の中で印象に残ったもを司会の伊藤洋一さんとアシスタントの梶原麻莉子さんが選んだいくつかのご紹介をされていましたが、今回、人体通信も取り上げていただきました。今回の番組の人体通信について、司会の伊藤洋一さんが、「第100回という回数は、まだ最初の番組が始まったころから、たいして時間がたっていない。しかし、人体通信技術はこんなに短期間で進歩していることに驚いた。世の中進歩堂では、あるテーマに注目し、そのテクノロジーがどのように進化しているかを番組で紹介するのも良いかもしれない。」という趣旨のコメントをされました。これは、技術者や研究者にとってとても嬉しいコメントでした。

 科学番組は、大きく二つに分けられると思います。

・ 限られた番組時間の中で、多くのテクノロジーを広く視聴者に紹介する番組(1テーマは1回しか紹介しないで、できるだけ多くのテーマを紹介する)

・ 今回の特別番組のように、過去に取り上げたテクノロジーを再度、取り上げて、改めて紹介すると同時に、そのテクノロジーが、前回の放送から今までに、どのように進化しているかを時系列で紹介する番組

 今回の「世の中進歩堂」のように、特別番組として過去のテクノロジーを紹介されるときは、その進化(進歩)を的確に伝えていただけることが、私たち技術者にとっては嬉しいことですし、それが過去のテーマを取り上げる再放送や科学番組の価値そのものと思います。伊藤洋一さんの今回のコメントは本当に嬉しかったです。

 私はテレビ番組は、過去はほとんど出たくなく、お断りをしていた時期がありましたが、一方では、講演の依頼は好んで受けていました。その理由は、

・ 講演は聴講されている方の顔色を見ることができ、また、質疑応答をしたりコメントがいただける正にライブ感覚がある。

・ テレビ番組は、情報の伝達が一方通行であり、また収録から放送までの時間的に月単位の遅れがあるので、その間に進化している科学のテクノロジーを、リアルタイムで伝えられない。

などでした。この月単位の遅れは、私の会社のように、お客様から設計業務を受託すると、大体、ご依頼を頂いた紙レベルの仕様書から、その試作機ができ、機能の評価が終わるときまでの期間に相当します。

 一方、テレビ番組の大きなメリットは、一度に、多くの方に私たちのテクノロジーを知っていただける「反響」という魅力があることもあり、2年前からテレビ番組にも出るようになった私は感じました。先週の私の講演会は、350名募集が満席になり多くの方に聞いていただけましたが、会場に入れる人数以上の多くの方に、テレビ番組は情報を伝えてくれます。

 話は飛びますが、テレビ番組の収録時に感じたのは、私の想像に反し、番組を作る現場の方々のマインドは、私たち製造業のモノ作りの技術者に妙に共鳴することがあります。また、番組でご一緒した俗にいう著名人の伊藤洋一さんや、NHKの科学番組の顔である山田賢治アナウンサーは、決して上から目線で私に接しない、私にとって「良い人」でした。数年前までは、「講演会 > テレビ番組」という私の認識の中での不等式がありましたが、最近は、「講演会 ≒ テレビ番組」になってきています。

 ただ、テレビ番組にも講演会にも、私は将来は安泰なのか?と不安に思うのは、やはりインターネットの存在です。現時点では、講演とテレビ番組(ラジオ番組も同様)にそれぞれの良さがありますが、本当に近い将来、講演とテレビ番組、双方の良さを取り込んだインターネットの放送は、リアルタイムで多くの人に情報を配信でき、また、双方向通信で反響も聞けます(顔色も見れると良いですが)ので、これからの講演やテレビ番組、ラジオ番組にも多少なりとも影響を与える競合になると思います。

 以前、私はテクノロジーを人に知っていただくために、多くの単行本を書きました。この秋にも、一つの単行本の原稿にも着手しますが、技術本(あえて一般書籍と区別して技術本とします)の良さは、本のページに読者がいろいろ書き込んで、自分にカスタマイズされた本ができることです。テクノロジーの本は、こういう点では、紙の印刷物になれた技術者には、当面は重宝されると思います。
 
・ 近々の私の公開講演

 東京電機大学 ME講座 ・・・ 9/29

http://www.dendai.com/me/schedule_list.html

・ 近々の私のTV番組(今回はスタジオゲストではなく研究のご紹介)

 NHK教育テレビ「サイエンス ZERO スペシャル」 ・・・ 9/11、9/17、9/18

http://www.nhk.or.jp/zero/schedule/index.html

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